東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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GWに菖蒲湯。

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こんばんは。二神です。(^0^)v

 

 

GW、皆さんはどのようにお過ごしでしょうか。

 

 

休みになると何をしようか考えるだけでワクワクしますね。

 

 

私も普段、あまり家族サービスができていないので、この機会に少しぐらいは家族の為に

 

 

時間を当てたいと思います。

 

 

往診事業部でも5月4日から3日間お休みを頂くため、数日前から妻と子供の為にどこかに

 

 

出かけようかといろいろと調べてみましたが、この時期は5月5日の子供の日もあることから、

 

 

動物園や水族館などいろいろなところで、イベントをやっていたり、場合によっては

 

 

無料で開放している施設もあるようです。

 

 

ただ、この時期はどこに行っても混みますね。(笑)

 

 

皆さんもせっかくのGWなので体調管理に十分に気を付けながら、GWを楽しんでください。

 

 

 

さて、5月5日は端午の節句ともいわれます。

 

 

この風習は、もともとどこから伝わってきたのかというと、考察の一つとしては

 

 

中国から伝わってきたと言われているそうです。

 

 

この時期、中国では心身に不調をきたしやすく、災いに見舞われやすいとされていたそうです。

 

 

確かに節句ですから、季節の変わり目ですし、天候不順などの影響により心身に影響を

 

 

与えやすい時期ですね。

 

 

そのような中で、人々は山に出かけて薬草を取り、その薬草でお茶を煎じたり、お風呂に

 

 

入れたり、お酒をつくったり、さまざまな方法で健康に気を付けていたと言われています。

 

 

その中の一つが菖蒲です。

 

 

古代人は菖蒲が香りが高く虫や蛇を寄せ付けないという部分に着目し、菖蒲で災いに

 

 

対抗しようとしたと言われています。

 

 

この風習が後に日本にもやってきて、お酒にしたり、枕に詰めて寝たり、または、

 

 

菖蒲自体を束にしてあちこちを叩くことで、邪気を払ってくれることを人々は願ったようです。

 

 

実際に菖蒲には殺菌作用があるとされており、血行促進などの効果もある為、

 

 

今でもいろいろなところで使用されています。

 

 

この時期でいえば、端午の節句に菖蒲湯という習慣は有名で、銭湯などでも菖蒲湯が楽しめる

 

 

ところが多いようです。

 

 

皆さんも、菖蒲湯に浸かり、日々の疲れをを癒してみればどうでしょうか。

 

 

私もGWは家族サービスを行いつつ、お風呂は好きなので、機会があれば菖蒲湯を

 

 

堪能してみようと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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こんばんは。齋藤です。

 

 

 

前回の続きです。

 

 

 

肉食について

肉食について②

肉食について③

肉食について④

肉食について⑤

肉食について⑥

肉食について⑦

肉食について⑧

肉食について⑨

肉食について⑩

 

 

 

牛肉、鳥肉、豚肉、羊肉と書いてきました。

 

 

 

今回は馬肉になります。

 

 

 

まずは歴史から。

 

 

 

もともと日本に馬は存在せず、弥生時代末期ごろに大陸から連れてこられたのではないかと考えられているようです。

 

 

 

早く走る能力や持久力が着目され、移動の手段や農耕などに利用されるようになりました。

 

 

 

675年に天武天皇によって牛・馬・ニホンザル・ニワトリ・犬を食べることを禁ずる「肉食禁止令」が出されました。

 

 

 

ちなみに、この肉食禁止令ですが、全く食べては駄目ということではなかったようです。

 

 

 

毎年、4月~9月までの農耕期間に限り食用と狩猟が禁止されていたようです。

 

 

 

対象となっていたのは、牛、馬、猿、犬、鶏で、鹿と猪(イノシシではなくブタ)はこれに含まれていなかったようです。

 

 

牛や馬は農耕や重い荷物の運搬には欠かすことが出来ず、鶏は神の使いとする神道に配慮したからと考えられています。

 

 

 

また鹿は新芽を食べ、猪は夜間に農作物を掘り起こして食べてしまうし、共に農耕の妨げとなります。

 

 

 

ちなみに、このころ日本でも犬は食べていたようですが、猿は食べていなかったようですね。

 

 

 

このことから、675年頃には、馬肉は食べられていたことがわかりますね。

 

 

 

日本の肉食禁止令は仏教の考えがもとになっているようで、過去にこのような令を出した天皇や将軍はたくさんいるようですね。

 

 

 

馬肉を庶民が食べ始めたのは江戸時代ごろからといわれています。

 

 

 

馬肉・馬刺しを食べる文化が広まったのは、肥後熊本藩初代藩主の加藤清正にルーツであるという熊本県の俗説が有力です。

 

 

 

400年前の文禄・慶長の役当時に豊臣秀吉との朝鮮出兵で大陸に渡った際、食糧が底をつき、やむを得ず軍馬を食した事が発端となりました。

 

 

 

帰国後も好んで馬刺しを食べたことから領地である熊本で馬刺しを食べる文化が根付き、全国へと広まったと考えられているようです。

 

 

 

こんな事がきっかけなのですね。

 

 

 

さすが「地震加藤」です!

 

 

 

江戸時代には、食料としてだけでなく、滋養と強壮によい「薬膳料理」として扱われていました。

 

 

 

また民間療法として湿布のように火傷に貼ると、患部を冷やす役割を果たしていたようです。

 

 

 

身体を冷やしてしまうことから、「妊婦が食べてはいけないもの」などといわれていますが、実際のところは「リステリア菌とトキソプラズマ」に感染する可能性が高いためだそうです。

 

 

 

では、なぜ馬肉は「さくら」と呼ばれるようになったのでしょうか。

 

 

 

説がたくさんありすぎるため、以下羅列します。(笑)

 

 

 

ちょうど桜が咲く季節の馬肉が脂のバランスが良くて、美味しいからと桜肉と呼ばれるようになった説。

 

 

 

坂本龍馬が高杉晋作とお酒を飲んだ時に歌った、「咲いた桜になぜ駒つなぐ 駒が騒げば花が散る」という都々逸から、「駒=馬に桜」が一対の言葉となり桜肉と呼ばれるようになった説。

 

 

 

高村光太郎の詩「夏の夜の食欲」の、「浅草の洋食屋は・・・・・(中略)ビフテキの皿に馬肉(ばにく)を盛る。泡の浮いた馬肉(さくら)の繊維(後略)」の一節が元となり広まった説。

 

 

 

江戸時代には獣肉を食べる事が禁じられていた為に、役人にバレないように「猪=ぼたん」「鹿=もみじ」「馬=さくら」と、隠語で呼ばれるようになった説。 

 

 

 

千葉の佐倉に江戸幕府の牧場地があり、立派で良い馬が揃っていたことから、「馬といえばサクラ(佐倉)」と呼ばれるようになった説。

 

 

 

色々とありますね~。

 

 

 

個人的には、役人にばれないように使用していた隠語説好きですね。

 

 

 

続く

 

 

 

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