東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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小暑

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こんばんは。齋藤です。
 
 
 
関東では梅雨があけましたね。
 
 
 
あまり雨が降らないと水不足が心配ですね。
 
 
 
あっという間に7月に入り、5日後に七夕を迎えますが、二十四節気では「小暑」を迎えます。
 
 
 
小暑は11番目の節気で、期間は7月7日~7月22日です。
 
 
 
「大暑来たれる前なればなり」と暦便覧に書いてある通り、だんだん暑さが増していくという意味で、梅雨明けも近くなり、湿っぽさの中にも夏の熱気が感じられるようになります。
 
 
 
今年は明けちゃってますが、、、、笑
 
 
 
海や山に出かけるのにもいい時期です。
 
 
 
また、小暑と大暑を合わせたおよそ1か月を「暑中」といい、「暑中見舞い」を出す期間とされています。
 
 
 
では、七十二候で見てみるとどのように記されているのでしょうか。
 
 
 
初候:温風至(あつかぜいたる)
 
 
 
7月7日頃で熱い風が吹き始める頃。
 
 
 
温風は梅雨明けの頃に吹く南風のことです。
 
 
 
日に日に暑さが増します。
 
 
 
次候:蓮始開(はすはじめてひらく)
 
 
 
7月12日頃で蓮の花が咲き始める頃。
 
 
 
優美で清らかな蓮は、天上の花にたとえられています。
 
 
 
蓮の実は生食できるらしいのですが、食べたことありますか?
 
 
 
滋養強壮や婦人病などに効果があるとされ、古くから生薬として用いられてきたみたいです。
 
 
 
全く知りませんでした。。。
 
 
 
末候:鷹乃学習(たかすなわちがくしゅうす)
 
 
 
7月17日頃で、鷹の子が飛ぶ技を覚え、巣立ちを迎える頃。
 
 
 
獲物をとらえ一人前になっていきます。
 
 
 
ちなみに、江戸時代に流行った鷹狩の歴史は古く、日本では西暦355年、仁徳天皇の時代に大陸から鷹が輸入され、朝廷を中心に公家の遊びとして親しまれていたそうです。
 
 
 
先ほども書きましたが、これから徐々に気温が上がっていきます。
 
 
 
脱水などには十分気を付けていきましょう!
 
 
 

 

 

 
 

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こんばんは。齋藤です。

 

 

 

あっという間に1年の半分が過ぎてしまいましたね。

 

 

 

そんな事を感じる頃に迎えるのが、二十四節気でいう「夏至」です。

 

 

 

夏至は10番目の節気で、期間は6月21日~7月6日です。

 

 

 

「陽熱至極しまた、日の長きのいたりなるを以て也」と暦便覧に書かれている通り、北半球では、昼が最も長く、夜が最も短い日です。

 

 

 

この日を境に次第に日脚が短くなって行きます。

 

 

 

また、梅雨に入っている為、農家の方達は田植えなどの農作業で忙しい毎日を迎えている頃です。

 

 

 

では、七十二候ではどのように記されているのでしょうか。

 

 

 

初候:乃東枯(なつかれくさかるる)

 

 

 

6月21日頃 で夏枯草の花が黒ずみ枯れたように見える頃。

 

 

 

「夏枯草」(かごそう)はうつぼ草の異名です。

 

 

 

うつぼ草わかりますか?検索してみてくださーい笑

 

 

 

次候:菖蒲華(あやめはなさく)

 

 

 

6月26日頃であやめの花が咲き始める頃。

 

 

 

端午の節供に用いる菖蒲(しょうぶ)ではなく、花菖蒲のことです。

 

 

 

花菖蒲の種類はいろいろあって、江戸系、伊勢系、肥後系など変わった名前で、それぞれ歴史があっておもしろいですよ!

 

 

 

末候:半夏生(はんげしょうず)

 

 

 

7月1日頃 で半夏が生え始める頃。

 

 

 

田植えを終える目安とされました。

 

 

 

「半夏」は「烏柄杓」(からすびしゃく)の異名。

 

 

 

半夏は漢方薬でも使用されていますね。

 

 

 

身体を温めつつ、発散する働きがあって、特に胃腸に溜まってしまった余分な水分に対して有効です。

 

 

 

夏至は梅雨時期の為、陽が1年で1番長いことをあまり実感しにくいですが、陽の気が一番極まっている時です。

 

 

 

陰陽論でいう陽は「動」ですから、気持ち的に解放的になりやすいですし、行動も活発になります。

 

 

 

しかし、ここから徐々に陽も短くなってきて、陽から陰へ少しずつ転化していく時期でもあります。

 

 

 

陰陽論でいう陰は「静」ですから、気分的にも少しずつ落ち着いていき、行動も少し控えめになっていくと考えられています。

 

 

 

続く

 

 

 

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