東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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痰飲病機⑪

 

 

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こんばんは。齋藤です。

 

 

 

前回の続きです。

 

 

 

前回の話はコチラ

 

 

 

前回まで、水液代謝における、腎の働きに関して、書いてきました。

 

 

 

今回から、三焦の働きに関して、書いていこうと思います。

 

 

 

三焦は「名ありて形なし」と言われており、形状が特定しがたいと言われています。

 

 

 

胃や大腸は想像しやすいですけど、三焦っていまいち想像しにくいですよね。

 

 

 

三焦は、「臓腑の外、軀体の内、諸臓を包羅する一腔の大腑なり」とあるように、外は皮毛に内は臓腑器官を包み込み、臓腑器官の間隙を出入し、全身にくまなく分布した膜状の組織で、衛気・津液の通り道とされています。

 

 

 

なので、三焦は、水液などの流通と排泄の器官、流通と排泄の通路です。

 

 

 

また、「三焦は決瀆(けっとく)の官、水道出づ」とあるように、水液代謝との関りが強いです。

 

 

 

水液の運行・代謝は、肺・脾胃・腎・大腸・小腸が協同し、三焦を通じて行われ、「三焦気化」と呼ばれています。

 

 

 

 参考文献

『中医病因病機学』 主編:宋 鷺冰 訳:柴﨑 瑛子 (東洋学術出版社)

『鍼灸・漢方の名医になるための 気血弁証論治学』 編者:神野英明

『中医学ってなんだろう ①人間のしくみ』 著:小金井信宏(東洋学術出版)

『鍼灸臨床能力 北辰会方式 理論編』 監修:藤本蓮風 編著:一般社団法人 北辰会 学術部 (緑書房)

『基礎中医学』編著:神戸中医学研究会 (燎原)

 

 

 

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こんばんは!樫部です。
 
 
 
本日は「潮熱」の続きのお話で、「脾胃気虚と暑熱傷気の潮熱」について、お話していきたいと思います。
 
 
 
前回のお話はこちら!
 
 
 
共通点は、どちらも気虚の症候がみられ、潮熱は微熱がみられます。
 
 
 
脾胃気虚は成人に多くみられ、暑熱傷気は、夏期に小児にみられ、秋には自然に緩解する特徴をもちます。
 
 
 
脾胃気虚の潮熱は、過労、飲食の乱れなどにより中気が不足し、穀気が下流して陰火が生じて発症します。
 
 
 
『素問・調経論』に「労倦するところあり、形気衰少し、穀気は盛んならず、上焦は行らず、下脘は通ぜず、胃気は熱し、熱気は胸中に燻じ、ゆえに内熱す」とあります。
 
 
 
これは、『脾胃論・飲食労倦所傷始為熱中論』にて、「火と元気は両立せず、一勝れば一負る」と述べられている内容に相当します。
 
 
 
弁証のポイントは、午前に発熱して午後に解熱することが一般的であるが、午後にも発熱することがあり、
 
 
 
さらに息切れ、物を言うのが億劫、倦怠感、自汗といった気虚の症候がみられることです。
 
 
 
暑熱傷気の潮熱は、小児の㾏夏の症状の一つであり、「夏季熱」とも呼ばれます。
 
 
 
小児は陰液、陽気ともに充実していないので、暑熱に耐えられず、気陰ともに消耗し、潮熱を発症します。(ときには、成人にも生じる症状です。)
 
 
 
『丹渓心法・中暑』に「㾏夏は陰虚に属し、元気不足し、なったら初春末、頭痛脚軟し、食少体熱するものこれなり」と記載されている通りです。
 
 
 
弁証のポイントは、朝に発熱して夕方解熱したり、夕方に発熱して朝に解熱する熱型をもつこと、
 
 
 
また、口渇、多飲、倦怠感、元気がない等の気陰両虚の症候がみられることです。
 
 
 
つづく
 
 
 
 
 
【参考文献】
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 理論篇 』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房
 
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 実践篇』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房
 
『症状による中医診断と治療 上』
神戸中医学研究会、燎原書店
 
『基礎中医学』
神戸中医学研究会、燎原書店
 
 
 
 
 
 
 

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