東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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麦茶③

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こんばんは。齋藤です。

 

 

 

あっという間に6月に入りましたね。

 

 

 

気温の上昇と共に、少しずつではありますが、ジメジメした日が増えてきていますね。

 

 

 

関東の梅雨入り時期が、平年であると68日頃なのですが、今年はどうでしょうか?

 

 

 

それでは、前回の続きです。

 

前回の続き

 

 

 

「肝陽亢盛」ですが、身体を冷やす機能が低下したために、身体を温める機能が相対的に温める機能が強くなってしまっているという病態です。

 

 

 

ストレスなどが原因で気の流れが悪くなり、徐々に熱が発生し、その熱が上半身を中心に襲うという状態です。

 

 

 

症状としては、火が燃え上がり上半身が熱されている為、眩暈、頭痛、目の充血などが起こります。

 

 

 

熱が上に偏ってしまっている為、下半身が冷え、腰や膝の怠さなどが起こります。

 

 

 

麦茶の主成分である大麦の苗の部分は、性質として「涼」の為、身体を冷やす作用があります。

 

 

 

上半身に偏ってしまった熱を冷やしてくれる作用が、青汁など原料になっている大麦の苗にはあるそうです。

 

 

 

続く

 

 

 

 

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こんばんは。齋藤です。

 

 

 

寒暖差の激しい日が多いですが、皆さん体調は崩されていないてしょうか?

 

 

 

また、冷房が使用され始めているところも増えてきていますので、十分お気を付けてくだい。

 

 

 

前回に引き続き、麦茶の効能について書いていきます。

 

 

 

前回の記事はこちら。

前回ブログ

 

 

 

今回は、麦茶の効能を東洋医学的にみるとどのような作用があるかをご紹介していきます。

 

 

 

麦茶には東洋医学的に大きく5つの効能があります。それらを簡単ではありますがご紹介していきます。

 

 

 

清熱消渇(せいねつしょうかつ)

体にこもった余分な熱を収めて、糖尿病を改善する。

 

 

 

益気調中(えっきちょうちゅう)

元気を高めて胃腸の機能を回復する。

 

 

 

涼血利水(りょうけつりすい)

血液循環を改善し、利尿する。

 

 

 

強身壮血(きょうしんそうけつ)

体を丈夫にして造血を助ける。

 

 

 

寛腸消積(かんちょうしょうせき)

整腸して食滞を解消する。

 

 

 

簡単にまとめますと、

 

 

 

胃腸の機能を改善し、エネルギー産生の効率を上げて、血液循環を良くし、利尿作用を良くします。

 

 

 

そうすることにより、身体に溜まっていた余分な熱を排泄します。

 

 

 

そして、胃腸の機能が良くなり、消化不良が改善する為、整腸に繋がっていきます。

 

 

 

また、発芽した大麦は、「麦芽」という漢方薬でも使われています。

 

 

 

大麦の性質として、「微温性」のため、少し体を温める作用があり、色々な体質の方に適していると言われています。

 

 

 

ただ、大麦の苗の部分は性質として「涼」となっているため、身体を冷やす作用があります。

 

 

 

青汁などの原料になっている部分で、「肝陽亢盛」の方や、「食積痰湿」の方には、適しているようです。

 

 

 

では、「肝陽亢盛」や「食積痰湿」とはどういったものなのでしょうか?

 

 

 

続く、、、、、

 

 

 

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