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こんばんは。齋藤です。
前回の続きです。
今回は、羊肉を西洋医学的と東洋医学的に見ていきたいと思います。
まずは、西洋医学的から。
羊肉は牛肉などに比べたんぱく質のアミノ酸スコアのバランスがよく、代謝に必要なビタミンB郡、アルギニンや女性が不足しがちな鉄分も豊富といわれています。
ただの鉄分ではなく、吸収しやすいヘム鉄なのがうれしいところで、現代人が不足している亜鉛も補えます。
そして羊肉は何といっても、一時期ブームになった「Lカルニチン」という脂肪を燃焼する酵素がほかのお肉に比べて断然多いようです。
ラムとマトンだとマトンのほうが多く、牛肉の3倍、豚肉の6倍の含有量です。
ただ、当たり前ですが、羊肉を食べれば食べるほど、痩せるわけではないのでそこは注意が必要です。
そしてお肉を食べるときに気になるのがコレステロール。
コレステロール値が高すぎると、血管壁に付着して、血流が悪くなり、生活習慣病の引き金になりかねません。
しかし羊肉にはコレステロール上昇を抑えるパルミチン酸・ステアリン酸、コレステロール値を下げるオレイン酸も含まれています。
羊肉って素晴らしいですね。
女性が喜びそうな成分がいっぱい入っていますね。
しかし、羊肉というとやっぱり気になるのが独特な臭いですね。
羊肉の脂肪が臭みの原因で、マトンは生後1年以上の羊肉の事を言い、脂肪が多くクセも強めです。
ラム肉は生後1年未満の子羊の肉の事を言い、クセが少ないようです。
手間がかかりますが、調理前にきちんと脂身を取り除くことと、ヨーグルト、ワイン、味噌、スパイスなどでクセを抑えられる事ができるそうです。
羊肉を料理したことはありませんが、、、、笑
続く
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こんばんは。齋藤です。
前回の続きです。
牛肉、豚肉、鶏肉と説明をしてきました。
今回から、羊肉を説明していきたいと思います。
まずは、歴史から。
羊肉は最も古くから食べられてきた食肉であり、その歴史はざっと1万年以上もさかのぼれると言います。
家畜化されたのもかなり早く、8000年前にさかのぼることができると言われ、その歴史は牛や豚よりも遙かに古いのです。
意外ですね。豚や牛より歴史が深いというのは。
特に、アラブ地方では頻繁に食べられ、彼らの間では「肉」と言えばこの羊肉を指します。トルコの代表的な肉料理カバブKabab(「シシ・カバブ」のカバブ)も、元は「羊肉」という意味です。
戒律に厳しいイスラム教やユダヤ教でも、この肉は容認されており、祝祭日ともなれば、多くの羊が屠(ほふ)られて人々に供される姿を見ることができます。
では、日本と羊肉との出会いはいつなのでしょうか?
羊は推古天皇7年(599年)に百済より2頭伝えられたという記録が最も古く、その後、江戸時代末に至るまでほぼ記録にないそうです。
あったとしても献上された数頭の記録だけで、その羊が日本に根付いたという記録も無いようです。
しかし、1805年に長崎奉行の成瀬正定が羊を輸入、中国人の牧夫を雇い、肥前の浦上で飼育していたとの記録もありますが、失敗したようです。
チャレンジはしていたらしいのですが、うまくいかなかったみたいですね(笑)
日本の気候があわなかったのでしょうか?
羊は暑さや湿度に弱いと言われているので、そういった環境が、繁殖を妨げる原因となったのでしょうか。
ともかく、羊は日本では親しみある動物でなかったことは確かなようで、干支に描かれている「羊」はほとんどが「山羊」らしいそうです。
これは羊を見たことがない画家が、中国の書物の「羊は山羊に似ている」という一文から想像して描いた説が有力で、当時の羊は、山羊という説があるほどです。
続く。
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