東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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久しぶり

 

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こんばんは。松田です☆″

 

 

 

雨が降ると一気に気温が下がり、寒くなりますね。

 

 

風邪を引いている学生も多かったですね。

 

 

 

 

 

 

 

先日、朝家の中で犬とボール遊びをしている時、変に体を捻ってしまい腰を痛めてしまいました。

 

 

 

 

出勤直前だったので、自分で鍼をする時間はなかったため、出勤後に学校の治療所で治療をしてもらいました。

 

 

 

 

普段自分で治療するか、授業でペアが足りず教員が患者役として呼ばれた時くらいしか治療される側になることはなく、また鍼治療を受ける機会は殆どないので、貴重な機会でした。

 

 

 

 

また、普段自分が行っている治療とは違い、緊張している筋肉に鍼をして緩めていくといういわゆる現代的な局所治療を受けました。

 

 

 

 

強い刺激はあまり得意ではありませんが、鍼を受けること自体は好きなので、心地よいひびきの感覚はとてもリラックスできましたね。

 

 

 

 

久しぶりに沢山の鍼を受けてみましたが、やっぱり鍼は良いですね。

 

 

 

 

腰の痛みもかなり良くなったので、効果もしっかり出て良かったなと思います。

 

 

 

 

基本的には自分で治療しますが、今回みたいな場合はまたお世話になるかもしれないので、その時はまたわくわくして受けたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

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こんばんは!樫部です。
 
 
 
本日は前回の続きで、「陽明熱盛と熱入営血の煩躁」について、お話していきたいと思います。
 
 
 
いずれも実熱の症候であり、外感熱病でみられますが、病因病理は異なります。
 
 
 
陽明熱盛の煩躁は、燥熱の邪が内外に充満するか、熱邪が燥屎と結して、腑気が不通となったために生じます。
 
 
 
弁証のポイントは、高熱、口渇、発汗、呼吸が荒い、脈が洪大を呈する、または、便秘、腹が硬く脹って痛む、圧痛が強い、舌苔が黄褐色で重篤になると黒苔や芒刺がみられ、脈が沈実で有力などがみられることがポイントとなります。
 
 
 
治法は、清熱生津、峻下熱結を用います。
 
 
 
次に熱入営血の煩躁についてです。
 
 
 
この場合は、気分証が治癒せず、熱邪が虚に乗じて心営に内陥して発生します。
 
 
 
弁証のポイントは、夜間の発熱がきつい、不眠、発疹、皮下出血、吐血、鼻出血、血尿、血便などの血熱妄行の症状や、手足の筋肉の引き攣りといった肝風内動の症状、口や咽の乾燥感といった傷陰の症状がみられ、舌質は深絳がみられ、脈は細数を呈することがポイントとなります。
 
 
 
治法は、透営転気、清熱涼血を用います。
 
 
 
つづく
 
 
 
 
【参考文献】
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 理論篇 』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房
 
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 実践篇』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房
 
『症状による中医診断と治療 上』
神戸中医学研究会、燎原書店
 
『基礎中医学』
神戸中医学研究会、燎原書店
 
 
 
 
 

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