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こんばんは、坂口です。
今回は最初に少し触れました乞巧奠(きこうでん)について書いていきます。
乞巧奠とはあまり聞きなれない言葉かと思います。
乞巧には巧みを乞う、
奠には祀る(神をあがめる)という意味があり、
奈良時代に中国から伝わってきた習慣です。
奈良時代には孝謙天皇という女性の天皇が、技巧や芸能の上達を願って乞巧奠を行い、
そこから乞巧奠の習慣が広まったと言われています。
この習慣は時代が変わる事に少しずつ形が変わっていき、
平安時代には宴や相撲大会が、
室町時代には織女祭りという名で宮中行事の一つになりました。
そして江戸時代頃には乞巧奠の作法は省略されてしまい、原型を留めなくなりましたが、
御供え物や願い事の習慣は庶民の間にも広く浸透し、現在まで残っているのです。
こうした乞巧奠の名残、棚機、織姫と彦星伝説が合わさり、
七夕の日に願い事をするようになったと考えられています。
以上、七夕についてでしたm(__)m
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こんばんは。齋藤です。
6月も中盤に差し掛かってきましたね。
そろそろ1年の半分が終わろうとしています。
あっという間ですねぇ。
梅雨入りはしましたが、東京ではそれほど雨は降っていませんね。
自転車で往診する立場として、農家の方々には申し訳ないのですが、雨が降らないと非常に助かります。笑
6月は、旧暦でいうと、「水無月」といわれます。
??????
梅雨時期なのに、水が無い月なんておかしくない?
と思いますよね。
この、「無」はいまの「の」にあたるものだそうで、「水の月」の意味があります。
私達が思う漢字の印象と由来が反対になっていて面白いですね。
由来は、「梅雨で天の水がなくなるから」や「田植えを終えて、田に水をはらなくてはいけない水張り月」など諸説あるようです。
その為か、6月は水神祭りなど、水にまつわる行事が多いです。
水は稲の生長と関連が深く、水神を田の神として祀り、稲の豊作祈願をするからだそうです。
また、関東ではあまり普及していないのですが、関西の人(特に京都)の人は、水無月というと、6月30日に食べる、お菓子の事を連想する方も多いと思います。
私も、今回水無月の事を調べていて初めて知り、関西の知人に確認したところ、すぐ「和菓子でしょ?」と返事がありました。
では、6月30日になぜ水無月を食べる習慣があるのでしょうか?
続く
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