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こんばんは。大竹です。
前回、私の地域のどんど焼きのお話をしました。
今回はどんど焼きの本来の意味と歴史について書きたいと思います。
本来は、「お正月に年神様をお迎えするために飾った門松や松飾りを正月の終わる小正月に焼いて年神様を空へお送りする」という意味があり、
その一年の「五穀豊穣/商売繫盛/家内安全/無病息災/子授け/子孫繁栄/厄払い」と言った願いを込めて行われる行事だそうです。
「どんど」の語源は、火祭りの間「尊や尊」と火が燃えるのを囃し立てていた、この言葉がなまったという説や
火が「どんどん」燃え盛る様子から「どんど」になったという説があります。
行われる日も、本来は「松の内」と呼ばれる、正月の期間中松飾りや門松を14日まで飾り、その次の日に歳神様をお見送りするどんど焼きを行なっておりました。
成人式が15日から1月の第2月曜に変わったことにより、どんど焼きも第2月曜日や第2日曜に行われているそうです。
どんど焼きの起源というと「左義長(さぎちょう)」と言う説があります。
左義長は、平安時代の宮中で正月15日に、毬杖(ぎっちょう)の上に扇子や短冊を添え、陰陽師が謡いはやしながらこれを焼いたという行事で、民間に伝わりどんど焼きになったという説です。
ここまでどんど焼きについて書かせていただきましたが、
今年のどんど焼きに参加できず家で正月飾りを処理しようと思ってる方は、
歳神様への目印として使う神聖なものですので、塩を降って感謝の気持ちとともにお祈りをしてから地域のゴミのルールに合わせて出しましょう。
正月飾りに関する記事はこちら
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こんばんは。二神です。(^0^)v
12月も後半に入り、本格的に年末が近づいてくるのを実感しています。
年末まで残り2週間程度ですが、終わりよければすべてよしという言葉もあるように
しっかり年末までやりきって、気持ちよく来年を迎えたいと思います。
さて、皆さんは年末を毎年どのように過ごしているのでしょうか。
私は毎年、家族で大晦日の夜を過ごし年越しそばを食べて、年が明けたら寒い中、
夜中に神社へ家族みんなで初詣に行くことが恒例行事となっております。
日本人は昔から年のはじめは一年のはじまりとしても非常に重要視しています。
私も小さい頃から、正月は必ず家族で過ごし、家族みんなで初詣に行くことを習慣としていたので、
初詣に行かないという選択肢はありません。(笑)
今となっては各々で好きな神社に行き初詣をしていますが、昔は自分の住んでいる地域の
氏神様にお参りに行っていたようです。
それも「年籠り」といって、家長が大晦日から元旦にかけて神社にこもって一心に
家族の一年の平穏を祈っていました。
その後、恵方参りの考え方も反映されるようになり、その年の恵方の方角の神社に初詣を
するようになり、交通網が発達してきた江戸時代の頃からは、各地の有名な神社に
お参りすることが定着してきて、現在の形となったと言われています。
それ以外にも、日本人は年の初めをいろいろなものと絡めて、少しでもいい一年に
しようと心がけます。
その代表例としては書き初めもその一つで、これは学校の冬休みの宿題として誰しも一度は
書いたことがあるのではないでしょうか。
年のはじめに今年一年の抱負を具体的に文字に起こすことで、一年を実りあるものにするという
習慣ですが、書き初めは1月2日に恵方の方角に身体を向けて心静かに気持ちを込めて書くと
よいとされています。
その後、書きあげたものは1月15日前後の左義長という火祭りの時にお正月に使った
門松や注連飾りなどと一緒に火にくべて、この炎でお餅を焼くことで、その一年が病気や
災いもなく平穏に過ごせるとされています。
他にも、初夢もその一つで、「一富士二鷹三茄子」という言葉は誰でも知っていると思いますが、
これは、初夢に出てくると縁起がいい物とされています。
富士=無事、鷹=高い、茄子=成すという縁起のいい言葉にかけていますが、
実はこれには続きがあり、四扇、五煙草、六座頭と続きます。
扇は祭りの時などの神事に使用するものであり、煙草もお祭りや人が集まるところには
欠かせないものとされていたため縁起がいいとされており、座頭とは髪の毛を剃った盲人の事を
指すようですが、毛がない事から怪我ないと表すとされ、家内安全を願うものとされていた
ようです。
なんか無理やり感は否めないですが、そうしてでも人は縁起が良く、一年を無事に過ごせるように
考えて日々を過ごしていたのだと思いいます。
これから、年末年始にかけては何かと忙しく大変ですが、普段やり慣れていないことに追われて
体調を崩さないように皆さんも十分に注意してください。
そして、新たないい一年を迎えられるように、今から準備をして気持ちよく新年を迎えましょう。
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