東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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瘀血③

 

 

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こんばんは。齋藤です。

 

 

 

暖かくなってきましたね。

 

 

 

まだまだ、寒暖差が激しいので、風邪を引かないよう、十分注意してください。

 

 

 

前回の続きです。

 

 

 

前回の話はコチラ

 

 

 

 

前回は、水穀の精微から生成される過程に関して書きました。

 

 

今回は二つ目の過程、腎精からの生成について書いていこうと思います。

 

 

 

まずは、腎の説明を簡単ではありますが、書いていきます。

 

 

 

腎には先天の精を含む、「精」を貯蔵する働きがあり、先天の本とも呼ばれています。

 

 

 

腎が蔵する精を「腎精」と呼び、生命の根として考えられ、その腎精は「先天の精」と「後天の精」で構成されています。

 

 

 

後天の精は、飲食物を消化した際に生成される、水穀の精微から化生した水穀の五臓六腑の精の余気により、腎中に絶え間なく補充されます。

 

 

 

先天の精とは、両親の腎精から受け継ぎ、人体の陰液の根本で先天的な体質の強弱を決定し、成長・発育・生殖などの生命活動の動力源とされています。

 

 

 

「先天の精」は、「後天の精」から補充を行い、「後天の精」が化生する為には、「先天の精」の動力援助が必要で、両者は相互資生・相互依存関係にあり、腎精を構成しています。

 

 

 

物凄く、簡単に考えると、人間の体力の根源みたいなものです。

 

 

 

腎精は余り過ぎる事はなく、基本的に足りなくなることが問題となります。

 

 

 

この腎精の働きの一つとして、血液の生成に関与することが挙げられます。

 

 

 

この腎精から血を生成する過程として大きく、二つ挙げられます。

 

 

 

続く

 

 

 

参考文献

『中医病因病機学』 主編:宋 鷺冰 訳:柴﨑 瑛子 (東洋学術出版社)

『鍼灸・漢方の名医になるための 気血弁証論治学』 編者:神野英明

『中医学ってなんだろう ①人間のしくみ』 著:小金井信宏(東洋学術出版)

『鍼灸臨床能力 北辰会方式 理論編』 監修:藤本蓮風 編著:一般社団法人 北辰会 学術部 (緑書房)

『基礎中医学』編著:神戸中医学研究会 (燎原)

 
 
 
 
 
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瘀血②

 

 

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こんばんは。齋藤です。

 

 

 

そろそろ二月も終わりますね。

 

 

 

早く、温かくなって欲しいものです。

 

 

 

それでは、前回の続きです。

 

 

 

前回の話はコチラ

 

 

 

まずは、瘀血の元である血の働きに関して、簡単ではありますが、書いていきます。

 

 

 

中医学でいう「血」は、皆さんが想像する血液と変わりなく、西洋医学の血液とほぼ同義です。

 

 

 

血はどのように生成されるのか、大きく分けて二つの過程があります。

 

 

 

一つ目は、『霊枢・営衛生会篇』に「ここ(中焦)に受くるところの気は、糟粕を泌し、津液を蒸し、その精微を化し、上り肺脈に注ぎ、すなわち化して血となし、もって生身に捧ぐ、これより貴きはなし、故に独り経隧を行うるを得る、命じて営気という」と記載されています。

 

 

 

飲食物が脾胃(消化器)の働きにより飲食物を消化し、水穀の精微を生成します。

 

 

 

水穀の精微により生成された営気によって、水穀の精微が血の流れる脈中に注がれ、肺によって上輸され、呼吸によって吸入された天空の清気と合するとともに、心の陽気(心火)の温煦作用によって、赤く変化し、血が生成されます。

 

 

 

ここに出てくる営気とはなんでしょうか。

 

 

 

営は営運と栄養の意味を持ちます。

 

 

 

『霊枢・営衛生会篇』に、「営は脈中にあり」と記載されています。

 

 

 

営は血液中の気を指し、切り離すことができない為、「営血」と併称されることが多いです。

 

 

 

血液中の営気を、脈管外を流れる衛気と相対させると、衛気は陽に属すので「衛陽」といい、営気は陰に属すので、「営陰」と称されます。

 

 

 

主な機能として、血液を作り出す機能と、全身を栄養する機能があります。

 

  

 

参考文献

『中医病因病機学』 主編:宋 鷺冰 訳:柴﨑 瑛子 (東洋学術出版社)

『鍼灸・漢方の名医になるための 気血弁証論治学』 編者:神野英明

『中医学ってなんだろう ①人間のしくみ』 著:小金井信宏(東洋学術出版)

『鍼灸臨床能力 北辰会方式 理論編』 監修:藤本蓮風 編著:一般社団法人 北辰会 学術部 (緑書房)

『基礎中医学』編著:神戸中医学研究会 (燎原)

 
 
 
 
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