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こんばんは。齋藤です。
前回の続きです。
前回の話はコチラ。
今回は、瘀血が発生した際の症状について書いていこうと思います。
何度も書いていますが、「瘀血」の定義は、血が停滞してできる病理産物です。
血の主な仕事は、全身を栄養し、各臓腑組織の機能維持と、成長・発育を促すことです。
様々な原因により、血液循環が阻害され、様々な症状が発生します。
主な症状や、体に現れる変化は、疼痛、発熱、咳喘、動悸、怔中、健忘、精神異常、肢体の痺れや痛みがあり悪化すれば麻痺、黄疸、癰瘡、癥積が塊になる、皮膚に赤い糸状の筋が出る、皮膚の荒れ、酷い時には鮫肌になる、などがあります。
また、舌の色が暗紫色になり、瘀点・瘀班が出て、脈は弦か渋などを呈します。
たくさんありますねぇ。
色々とある症状の中で、最も特徴的なものが、疼痛になります。
疼痛の部位が固定され、なかなか治らず、繰り返して発作を起こす事があります。
また、痛みの性質として、刺痛が挙げられ、触られるのを嫌がり、腫脹を伴い、夜間痛が発生するなどの特徴があります。
色々と他にも考慮しなくてはならない事があるのですが、痛みを伴う症状の場合、しっかりと上記の内容があるかないかを確認することが、瘀血が関与している可能性があるかどうかを判別する、一つの手段になると思います。
参考文献
『中医病因病機学』 主編:宋 鷺冰 訳:柴﨑 瑛子 (東洋学術出版社)
『鍼灸・漢方の名医になるための 気血弁証論治学』 編者:神野英明
『中医学ってなんだろう ①人間のしくみ』 著:小金井信宏(東洋学術出版)
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 理論編』 監修:藤本蓮風 編著:一般社団法人 北辰会 学術部 (緑書房)
『基礎中医学』編著:神戸中医学研究会 (燎原)
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こんばんは。齋藤です。
前回の続きです。
前回の話はコチラ。
今回は血の作用に関して書いていこうと思います。
血の働きとして、大きく二つあります。
一つ目は臓腑や経絡、組織、器官などを栄養、滋潤する働きです。
前回書いたように、気の推動作用の助けを得ながら、全身を循り、栄養滋潤を行っていきます。
その為、不足や停滞などは、様々な病気の原因となります。
二つ目は精神活動を支えます。
『霊枢・本神篇』に、「心は脈を蔵し、脈は神を舎す」とあるように、血には心神を濡養して、意識を清明にし、安定を図る作用があります。
血は「血を蔵す」肝や、「血を主る」心と密接な関係があります。
また、心は「神明を主る」ことから、神との関係性が非常に強いです。
その為、心血や肝血の不足は、不眠や多夢を起こす主要な要因の一つです。
また、熱邪が血に影響すれば、譫言や易怒、発狂するなどの精神の異常が起こると考えられていることから、血は精神活動と密接な関係があることが伺えます。
やっと、瘀血の話に戻れそうです。(笑)
参考文献
『中医病因病機学』 主編:宋 鷺冰 訳:柴﨑 瑛子 (東洋学術出版社)
『鍼灸・漢方の名医になるための 気血弁証論治学』 編者:神野英明
『中医学ってなんだろう ①人間のしくみ』 著:小金井信宏(東洋学術出版)
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 理論編』 監修:藤本蓮風 編著:一般社団法人 北辰会 学術部 (緑書房)
『基礎中医学』編著:神戸中医学研究会 (燎原)
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