東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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胸痛とは③

 

 

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こんばんは!樫部です。
 
 
 
本日は前回の続きで「痰濁の胸痛」について、お話していきたいと思います。
 
 
 
心血瘀阻と同じく、正虚邪実であり、正虚は心気あるいは胸陽の不振であり、邪実は痰濁あるいは瘀血による脈絡の閉塞によるものです。
 
 
 
『素問・痺論』に「心痺は、脈通ぜず」とあるように、脈絡が上記の理由で通じないために胸痛が生じます。
 
 
 
痰濁の胸痛では、胸痛に加えて、咳嗽、息切れまたは呼吸促迫、多痰、舌苔白潤、脈滑などの湿痰の症候がみられることが特徴です。
 
 
 
症状が重篤になると、疼痛が背部に放散して起坐呼吸がみれます。
 
 
 
治法は、化痰通陽を用います。
 
 
 
心血瘀阻では、固定性の刺すような胸痛がみられ、舌質紫、脈渋などの血瘀の症候がみられるため、鑑別のポイントとなります。
 
 
 
ただ、臨床的には痰濁と血瘀は同時に発生しやすく、「痰瘀」の胸痛もあるため、
 
 
 
その場合は、『柳選四家医案』に記載があるように、それぞれのウエイトをはっきりさせつつ、化痰・活血化瘀により心胃を同治します。
 
 
 
つづく
 
 
 
 
 
【参考文献】
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 理論篇 』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房
 
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 実践篇』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房
 
『症状による中医診断と治療 上』
神戸中医学研究会、燎原書店
 
『基礎中医学』
神戸中医学研究会、燎原書店
 
 
 
 
 
 
 

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こんばんは。齋藤です。

 

 

 

11月に突入しました。

 

 

 

今年も残り2ヵ月。

 

 

 

あっという間ですね。

 

 

 

前回の続きです。

 

 

 

前回の話はコチラ

 

 

 

前回は陰陽互根に関して書きました。

 

 

 

今回は、やっと気と血の関係性に関して書いていけると思います。笑

 

 

 

「気行れば則ち血行り、気滞れば則ち血瘀す」という説があるように、気が病めば、血も病むと言われています。

 

 

 

これは、以前にも書いたように、気は全身を休むことなく巡っています。

 

 

 

何かしらの原因で、気の流れが阻害され気滞ができた場合、一緒に流れている、血も停滞を起こし、血瘀を形成しますよという説になります。

 

 

 

血瘀とは、血の循環障害により、停滞が起き、血の機能を発揮できなくなっている状態をいいます。

 

 

 

似たような言葉で、瘀血というものがありますが、これは、血の循環障害の結果、生み出された病理産物になります。

 

 

 

逆に、何かしらの原因で、血瘀が形成された場合、血が停滞し血液の循環障害みたいな状態になっているため、気も滞ってしまいます。

 

 

 

また、気虚が起きれば気の推動作用が低下する事で、気滞が発生し、血の循環障害が起きることで、血瘀も発生します。

 

 

 

「気は血の師(すい)たり」「血は気の母たり」という言葉あるように、気と血は切っても切れない関係性にあると考えられています。

 

 

 

参考文献

『中医病因病機学』 主編:宋 鷺冰 訳:柴﨑 瑛子 (東洋学術出版社)

『中医学ってなんだろう ①人間のしくみ』 著:小金井信宏(東洋学術出版)

『鍼灸臨床能力 北辰会方式 理論編』 監修:藤本蓮風 編著:一般社団法人 北辰会 学術部 (緑書房)

『基礎中医学』編著:神戸中医学研究会 (燎原)

『鍼灸・漢方の名医になるための気血弁証論治学』 編著;神野英明 (たにぐち書店)

 

 

 

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