東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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黄砂

 

 

 

 

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こんばんは、永井です。

 

 

 

 

 

 

ゴールデンウィークも残りわずかですが、いかがお過ごしでしょうか。

 

 

 

 

 

 

私は祖母の家でゆっくり過ごすことが出来ました。

 

 

 

 

 

 

さて日本では、3月頃から5月頃まで黄砂飛来のニュースもよくみます。

 

 

 

 

 

 

日本では黄砂現象は一般に春に多くみられ、飛来ピークは3月4月と言われておりますが、5月いっぱいまで飛来しますので油断できません。

 

 

 

 

 

 

 

黄砂は春の温帯低気圧(暖気と寒気が接した所に発生する低気圧)の活動に伴い、高気圧から低気圧、前線帯へ向けて強風が吹き、中国から日本列島に飛来してきます。

 

 

 

 

 

 

 

温帯低気圧が通過後は気温が上がり大陸の乾燥した空気により乾燥します。

 

 

 

 

 

 

 

東洋医学で黄砂による私達の身体への影響は、濁気である黄砂と逆風の燥邪によって肺気不宣を起こしやすくなるということです。

 

 

 

 

 

 

 

肺気不宣とは肺気の宣発機能(宣発機能とは肺気が衛気、津液を全身に散布し、皮膚を温め、全身に栄養を行き渡らせ、皮毛を潤すこと)が障害され、衛気を宣発することが出来ず、表衛失調という病理変化が出ることです。

 

 

 

 

 

 

 

 

なお、外邪による肺気不宣の病理は4種類に分けられ、この外感燥邪では陸地の感想が人体を乾燥させることにより、燥の証が現れます。

 

 

 

 

 

 

燥気には清粛作用があり、肺気が反応し、肺衛が損傷されます。

 

 

 

 

 

症状としては喉、鼻の乾燥、喘息、鼻詰まり、が発症しやすくなります。

 

 

 

 

 

 

参考文献

『内経気象学入門』 著者: 橋本 浩一

『基礎中医学』 編者:神戸中医学研究所

『中医病因病機学論』 主編:宋 鷺冰

『中医弁証論』    編著 柯 雪 帆

 

 

 

 

 

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こんばんは!樫部です。
 
 
 
本日は「口渇(こうかつ)」の続きで、「水飲内停、肺燥傷津と陰虚火旺の口渇」について、お話していきたいと思います。
 
 
 
前回のお話はこちら!
 
 
 
まずは水飲内停の口渇についてです。
 
 
 
痰飲によって陽気が阻滞され、津液が散布されず上承できないことで、口渇が発生します。
 
 
 
特徴は、口や舌が乾燥するのに水分を飲みたがらない、飲むと気分が悪い、飲むとすぐに吐いてしまうという症状を呈することです。
 
 
 
他にも、腹部膨満感、身体が重だるい、浮腫、上腹部や臍下部の動悸、尿量が少なく尿が出づらい、舌苔は水滑といった水飲内停の症候がみられます。
 
 
 
治法は、温陽化飲を用います。
 
 
 
次に肺燥傷津と陰虚火旺の口渇についてです。
 
 
 
どちらも燥証を呈しますが、病因病理、症候が異なります。 
 
 
 
肺燥傷津の口渇は、燥邪が肺津を灼傷したり、長期間の咳嗽発作によって肺陰が消耗してしょうじ。
 
 
 
この場合、肺は気の道であり、津液の散布を主り、皮毛を主って大腸に合するため、肺津、肺陰が不足すると、口渇、鼻咽の乾燥、乾咳、無痰、皮膚の乾燥、便秘がみられる特徴があります。
 
 
 
治法は、清肺、潤燥生津を用います。
 
 
 
陰虚火旺の口渇は、熱病後期の津液消耗や慢性疾患による陰血の損傷により、陰虚のために内熱が生じて発生します。
 
 
 
特徴は口や咽の乾燥が夜間に増悪し、不眠、目眩、潮熱、五心煩熱がみられることです。
 
 
 
さらに、舌質は紅で乾燥、舌苔は少ないといった陰虚火旺の症候を伴います。
 
 
 
治法は、養陰生津を用います。
 
 
 
【参考文献】
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 理論篇 』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房
 
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 実践篇』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房
 
『症状による中医診断と治療 上』
神戸中医学研究会、燎原書店
 
『基礎中医学』
神戸中医学研究会、燎原書店
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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