東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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気の病㉛

 

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こんばんは。齋藤です。

 

 

4月もいよいよ最終週となりました。

 

 

世の中はゴールデンウィークが始まりますね。

 

 

通勤の電車が混んでなくて嬉しいです!

 

 

前回の続きです。

 

 

前回の話はコチラ

 

 

前回は、「労傷、過度な消耗(過度な下痢、嘔吐、発汗、出血)」が引き起こす気虚に関して、書きました。

 

 

今回は、その続きになります。

 

 

過度な下痢や嘔吐、発汗などで、津液が大量に損傷されることがあります。

 

 

津液は体液として考えられているので、嘔吐や下痢、発汗により、津液を体外に排出しているとこになります。

 

 

気は目に見える、血や津液に宿ることで、身体の中に留まっています。

 

 

例えば、発汗を通して津液が外に漏れ出てしまう事になるのですが、気も一緒に出ていってしまうと考えられています。

 

 

その為、大量に発汗した後に、少し疲労感を感じたりするのは、気が汗(津液)と一緒に出ていってしまっているせいと考えられています。

 

 

正常な範囲であれば、自然と回復するので問題ないのですが、大量の発汗や激しい嘔吐や下痢などでは、一気に津液が損傷される可能性があるので、気虚を引き超す原因になることが考えられます。

 

 

例えば、発熱して、大量に発汗する方もいますので、そういった後に、気虚の症状が出るようになっていないか、もちろん、津液の不足や、血虚、陰虚の症状が出ていないのかなども、問診でしっかりと確認する必要があると思います。

 

 

 

参考文献

『中医病因病機学』 主編:宋 鷺冰 訳:柴﨑 瑛子 (東洋学術出版社)

『中医学ってなんだろう ①人間のしくみ』 著:小金井信宏(東洋学術出版)

『鍼灸臨床能力 北辰会方式 理論編』 監修:藤本蓮風 編著:一般社団法人 北辰会 学術部 (緑書房)

『基礎中医学』編著:神戸中医学研究会 (燎原)

『鍼灸・漢方の名医になるための気血弁証論治学』 編著;神野英明 (たにぐち書店)

 

 

 

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こんばんは、永井です。

 

 

 

 

桜はあっという間に散り、葉桜になりましたが、街にはモッコウバラが綺麗に咲いていますね。

イエローに癒されながら往診できて嬉しいです。

 

 

 

 

さて、本日は陽明病の続きで、陽明熱証についてです。

前回の記事はこちらです。

 

 

 

 

陽明熱証は、陽明の裏熱が盛んであるが、まだ実を形成するまでには至っていない、無形の裏実証の段階のことです。

 

 

 

 

 

この場合、熱は気分レベルにあります。

表裏全てに熱症状が現れます。

 

 

 

 

陽明熱証の四大症状は、大熱、大汗、大渇、脈:洪大です。

 

 

 

 

熱が全身に広がっているため、表裏全て熱の影響を受けます。

 

 

 

 

 

熱が盛んだと熱が津液に追われて外へ外へ向かい、腠理が開き発汗します。

 

 

 

 

 

そして熱により津液が損傷されるため、口や絶対も乾燥し、喉が渇きます。冷たいものを欲し飲みます。

 

 

 

 

 

治療は、清熱生津を目的に白虎湯を用います。

 

 

 

 

次回へ続きます。

 

 

 

 

 

 

参考文献

『中国傷寒論解説』 著者:劉 渡舟

『基礎中医学』 編者:神戸中医学研究所

『中医病因病機学論』 主編:宋 鷺冰

『中医弁証論』    編著:柯 雪 帆

 

 

 

 

 

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