東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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鼻流涕(びりゅうてい)とは②

 

 

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こんばんは!樫部です。
 
 
 
本日は「風寒と風熱の鼻流涕」について、お話していきたいと思います。
 
 
 
いずれも外邪が肺の宣散粛降を失調させて、鼻竅を阻塞して生じます。
 
 
 
ともに表証をともないますが、寒熱の違いがあります。
 
 
 
風寒の鼻流涕は、風寒の邪を外感して発症します。
 
 
 
この場合、無色の薄い鼻水に加えて、発熱、悪寒、頭痛、咳嗽、無汗、舌質淡紅、舌苔薄白、脈浮緊などの表寒の症候を呈することが特徴です。
 
 
 
治法は、辛温解表、疏風散寒を用います。
 
 
 
風熱の鼻流涕は、風熱の邪を外感して発生します。
 
 
 
特徴は、黄色い粘稠な多量の鼻汁がみられることであり、その他にも頭痛、発熱、悪風、咳嗽、自汗、舌質紅、舌苔白、脈浮数などの表熱の症候がみられます。
 
 
 
治法は、辛涼解表、疏風清熱を用います。
 
 
 
つづく
 
 
 
 
 
【参考文献】
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 理論篇 』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房
 
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 実践篇』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房
 
『症状による中医診断と治療 下』
神戸中医学研究会、燎原書店
 
『基礎中医学』
神戸中医学研究会、燎原書店
 
 
 
 
 
 
 
 

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慢性前立腺炎・慢性骨盤痛症候群と鍼灸①

 

 

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こんにちは 謝敷です

 

 

 

早いもので今日から9月ですね。

 

 

 

真夏の暑さがあっても、立秋を過ぎると、
夕方の虫の声が徐々に秋の声に変わるのを味わうことが、私は昔からとても好きです。
8月下旬からは台風も日本列島めがけて、どんどん生まれては消えていきますね。
各地での被害が少ないことを切に祈りつつ、季節の移り行きに、時の速さを感じ驚くばかりの日々でです。

 

 

 

さて、本日は、慢性前立腺炎・慢性骨盤痛症候群の概要についてご紹介致します。

 

 

 

 

前立腺炎は、世代横断的に見られますが、高齢男性よりも若年男性に多いことが報告されています。

前立腺炎うち、細菌が検出されない前立腺炎を「慢性前立腺炎」や「慢性骨盤痛症候群」と呼び、

前立腺全体の9割を占めるようです。

「炎」と付いていますが、炎症性と非炎症性のサブタイプを有します。

 

 

 

 

症状としては、頻尿、残尿感、尿意切迫感などの畜尿症状が主体で、排尿症状を呈することもあります。

慢性前立腺炎では、これらに加えて、会陰部や骨盤部に痛みや不快感を生じます。

 

 

 

骨盤痛の強さは、性機能障害とも強く関連し、

その他、過敏性腸症候群や、間質性膀胱炎、慢性疲労症候群、繊維筋痛症等の

多様な症候群と関連することが報告されています。

 

 

 

 

非細菌性の場合、自己免疫細胞の活性度の上昇や、

中枢神経での痛みの感作との関連、ストレス、精神疾患、

膀胱頸部肥大に伴う排尿協調不全、副腎の異常、

骨盤底筋の機能不全、骨盤心経の圧迫、遺伝素因等が原因として挙げられています。

 

 

 

 

治療方法としては、薬物療法(漢方含む)やボツリヌス等の他、

鍼灸や、局所の温熱療法、体外衝撃波療法、心理的サポート、前立腺手術などが紹介されています。

 

 

 

次回は、Cochranに記載されている慢性前立腺炎/慢性骨盤痛症候群に対する鍼治療についてご紹介します!

 

 

 

(参考文献)

・男性下部尿路症状・前立腺肥大症 診療ガイドライン

https://www.urol.or.jp/lib/files/other/guideline/27_lower-urinary_prostatic-hyperplasia.pdf

・Cochran Non‐pharmacological interventions for treating chronic prostatitis/chronic pelvic pain syndrome

https://www.cochranelibrary.com/cdsr/doi/10.1002/14651858.CD012551.pub3/full

 

 

 

 

 

 

 

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