お電話
03-6300-0763
10:00~21:00(完全予約制)
こんばんは、森岡です(^_^)
今日から急にまた、冷え込みがきつくなってきましたね!!
往診事業部の移動は、専らバイクなので寒くなると堪えます(苦笑)
みなさんも、風邪をひかないよう気をつけて下さいね!!
さて、
この間のニュースで、「マイコプラズマ肺炎が過去10年で最多に」というものがありました。
なぜ今年に、マイコプラズマ肺炎が流行しているのでしょう。
それを、東洋医学的に解析してみたいと思います。
その前に、マイコプラズマ肺炎とはどういったものでしょうか?
「マイコプラズマ肺炎」とは、肺炎マイコプラズマという病原体によって引き起こされる肺炎のことです。
一般的に、晩秋から早春にかけて流行します。
この肺炎は、異型肺炎とも呼ばれ通常の肺炎とは少し異なります。
どこが違うかというと、主に、
1.若年者に多かった。(通常の肺炎は年配者に多い。)
2.抗生物質(ペニシリン)が効かない。
3.胸部レントゲン写真で診られる影の割に、症状はきつくない。
4.聴診器による診断で、肺炎特有の音が聞こえにくい。
の4点です。
他にも、炎症反応を示す、白血球数やCRPが上昇しにくいなどもあります。
つまり、発見が遅れるか、もしくはただの風邪として扱われてしまうことが多いようです。
潜伏期間は、通常2~3週間で、その後発症します。
主な症状は、一般的な風邪症状とほぼ同じで、咳、発熱、咽喉の痛み、鼻症状、頭痛、全身倦怠感などです。
感染経路は、咳による飛沫感染で拡大していきます。
他に、消化器症状や中耳炎、髄膜炎、ギランバレー症候群、心筋炎などを合併することもあります。
これらの症状の中で、特に特徴的なものがあります。
それは咳です。
マイコプラズマ肺炎は、咳が非常に長引くのが特徴的です。
統計的に、約4週間ほど続くパターンが最も多いようです。
また、発熱は通常の肺炎に診られるような高熱ではなく、微熱であることが多いです。
発熱から始まり、その数日後から咳症状が出現します。
咳の特徴は「乾いた、激しい咳」です。
その後、経過を追うごとに痰が絡むようになることもあります。
また、通常の風邪薬は効果のないことが多いです。
ですから、
頑固で激しい、長期的な乾いた咳+発熱+全身倦怠感+でも比較的元気
そして、風邪薬が効かないときたら、マイコプラズマ肺炎を疑ってもいいようです。
ここまでは、西洋医学的な見地からのお話でした。
次回は、東洋医学的な見地でお話ししたいと思います。
愛すべき読者の皆様、1日1回、こちらのバナーをそれぞれ1クリックお願いします!! 清明院に皆様のお力を!
こんばんは、森岡です(^_^)
学校にいると、時々こういった会話を耳にすることがあります。
「どうやったら、鍼灸治療が上手くなるかな?」
これは、鍼灸師なら誰しもが思うことだと思います。
昔から現在まで、様々な病気を治し、実際に多くの患者さんを救われている諸先輩方は、多くいらっしゃいます。
ではどうやったらそうなれるのか?
僕も時々、後輩やクラスの友達に聞かれることがあります。
(まだまだ聞かれるほどのレベルじゃありませんが・・・苦笑)
僕の答えは一つです。
「まず鍼を打ってみてはいかがでしょうか?」
こういうことを聞いてくる方は、熱心に勉強されている方が多いように思います。
(たまに真逆の人もいるけど(笑))
高いお金を出して本を買い、勉強会に行き、著名な先生方の教えを吸収する。
素晴らしいことだと思います。
しかし、鍼灸は「実践医学」であり「経験医学」ですよ?
つまり、せっかくいいことをしているのに、それを活かして実際に鍼治療を行っている数が圧倒的に少ないのです。
頭でっかちになり過ぎている人が多いように思います。
僕も、以前はそうでした。
しかし、理論のみを入れていけばいくほど「なんだ、結局、五行とか陰陽って言い方次第では何とでも言えちゃうじゃん。それなら、どこ打っても同じ効果が得られるじゃん。」と思っていました。
しかし、これを以前、当院院長に言ったところ大激怒されました(苦笑)
(まだ当時は、別々のところで働いていました。)
「実践をやってない奴に言う資格はない!!東洋医学をバカにするな!!」と。
そこで、僕もハッとしました。
確かにやってもないのに言う資格はない。
毎日、一生懸命東洋医学と向き合っている人に失礼なことをした。
それからというもの、寝る間も惜しんで、どこか調子が悪いという人を片っ端から見つけて、時には夜中にその人の家まで行って、時には居酒屋で飲んでる最中に(笑)鍼を打ちまくりました。
そんなことを何年も続けていき、やっと最近になって、鍼の楽しさ、素晴らしさというものに気付け出せてきております。
「やらなきゃわからん!!」
これが、僕が実践を通して得た経験です。
皆さんも、悩む前に、まず鍼を持ち、鍼を打ってみて下さい。
答えは「鍼」が教えてくれます。
愛すべき読者の皆様、1日1回、こちらのバナーをそれぞれ1クリックお願いします!! 清明院に皆様のお力を!
2013.09.12
2013.11.14
2016.07.20
2016.06.08
2012.02.10
2012.08.24
2016.07.02
2016.04.30
2016.09.13
2016.09.05
2025.03.08
花粉症の季節②2025.03.07
新しい科目2025.03.06
発黄(はつおう)とは⑤2025.03.05
問診について㉑2025.03.04
発黄(はつおう)とは④2025.03.03
足のサイズと息子の成長2025.03.02
症例報告:鍼治療による腰椎椎間板ヘルニアの自然治癒③2025.03.01
花粉症の季節2025.02.28
2024年度後期授業終了2025.02.27
発黄(はつおう)とは③2025.02.26
問診について⑳2025.02.25
発黄(はつおう)とは②2025.02.24
スタッフ募集中!2025.02.23
症例報告:鍼治療による腰椎椎間板ヘルニアの自然治癒②2025.02.22
皮膚の痒み2025.02.21
いよいよ明日2025.02.20
発黄(はつおう)とは①2025.02.19
第33回あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師国家試験2025.02.18
牙歯浮動(がしふどう)とは②2025.02.17
国家試験2025.02.16
症例報告:鍼治療による腰椎椎間板ヘルニアの自然治癒①2025.02.15
春一番2025.02.14
工夫が必要2025.02.13
牙歯浮動(がしふどう)とは①2025.02.12
問診について⑲2025.02.11
牙歯痠弱(がしさんじゃく)とは①2025.02.10
紀元節と建国記念の日2025.02.09
パーキンソン病に対する鍼治療:薬物療法なしで症状の改善を示した症例報告④2025.02.08
花粉症2025.02.07
成長2025.02.06
噛歯(ごうし)とは⑤2025.02.05
問診について⑱2025.02.04
噛歯(ごうし)とは④2025.02.03
血の病⑥2025.02.02
パーキンソン病に対する鍼治療:薬物療法なしで症状の改善を示した症例報告③2025.02.01
立春2025.01.31
興味の持ち方2025.01.30
噛歯(ごうし)とは③2025.01.29
問診について⑰2025.01.28
噛歯(ごうし)とは②2025.01.27
血の病⑤2025.01.26
パーキンソン病に対する鍼治療:薬物療法なしで症状の改善を示した症例報告②2025.01.25
感冒2025.01.24
少し切ない2025.01.23
噛歯(ごうし)とは①2025.01.22
問診について⑯2025.01.21
舌苔灰黒(ぜったいかいこく)とは③2025.01.20
大寒2025.01.19
パーキンソン病に対する鍼治療の症例報告①2025.01.18
冬バテ