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おばんでございます。樫山です。
患者さんが訴える症状に、喉の乾きや、口の乾きというものがあります。
西洋医学で喉や口の渇きがあると考えられる病気には、糖尿病や膠原病、シェーグレン症候群、腎臓疾患、鬱病等々、多くの病気が原因として挙げられます。
喉の渇きは、東洋医学でも「口渇」と呼ばれ、様々な原因によって起こると考えられます。
「口渇」とは、喉が渇いて水分を欲する事をいいます。
さらに、口の中が乾燥するだけで水分を摂る必要が必ずしもないものは「口乾」と呼び区別されます。
「口渇」「口乾」、似ているようですが、ここを細かく分ける事で、より確かな病態把握に繋がってきます。
「口渇」や「口乾」は、体内の津液(水分)の量や散布状態、八綱(とりわけ熱の状態。(院長ブログ参照))が反映され、体内で何が起こっているかを窺い知る事ができます。
「口渇」や「口乾」があって、さらに多飲なのか少飲なのか、温かい物、冷たい物どちらを欲するのか、飲み方はどうなのか、
さらに、上記の情報に併せて、水分摂取量はどうなのか、発汗や大・小便の排泄はどうなのかなどを問診する事によって、
寒熱の問題、虚実の問題、さらには熱がどの部分でどの程度の勢いで発生しているのかという事が大まかに予想する事が出来ます。
「口渇」や「口乾」と一言でいっても、様々なメカニズム、様々な原因で起こってきます。
治療者側は、しっかりと問題意識を持って、問診・診察をしていくことが大切だと思います。
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こんばんは。二神です(^0^)v
昨日は台風の影響で関東も大雨でしたが、台風も熱帯低気圧に変わり、
今日は少し晴れ間が出ていた時間帯もありました。
今週末までは、寒冷前線の影響で天候が不安定な状態が続くようなので
皆さんも体調管理には十分に注意してください。
さて、先日とても貴重な体験をすることができました。
先日、喫茶店でコーヒーを飲みながら勉強していると、隣でおばあさんが
3人で楽しそうにしゃべっていました。
しばらくすると一人がこちらを向き、「お兄さん。なかなかいい顔をしているね。」と一言。
私は、若干濁した声で「ありがとうございます。」と一言。(笑)
なんで急に話しかけてくるのかと少しだけ違和感を覚えましたが、
そこから、おばあさんは間髪入れず、怒涛の質問攻めが始まりました。
いくつなの?家族はいるのか?仕事は何をしているのか?…
時折、自分の話も織り交ぜながら軽快に饒舌な感じで話は進んでいきます。
少しずつそのおばあさんの全貌が見えてきます。
おばあさんからのみ、聞いた話なので本当かどうかはわかりませんが、
年齢はなんと106歳、仕事もしており、趣味もたくさんあり、
日頃からどんどん外に出歩くようにしている。携帯電話は邪魔臭いので持っていない。
インターネットは訳が分からないから嫌い。その他、孫や曾孫の話から戦争の話までする始末。
30分程度は話しましたでしょうか。
最後に「お兄さんはよくここに来るのかい。」と一言。
私は「たまにですがいます。」
すると、にっこりとした笑顔を見せながら、「楽しかった。また、話をしよう。」
と言って一人で去っていきました。
106歳とは思えないほどの軽快な足取りで。
そこで、ふと冷静に考えて突っ込みたくなりました。
隣に一緒にいた2人は知り合いじゃないんかい!!(笑)
おばあさんの遠のいていく背中を眺めながら、会計の時、
入口近くにいた店員にまで話しかけ、大きな声で
「また来るね。」と言い切って帰っていきました。
私も往診事業をさせて頂く中で、いろいろな方と接する機会がありますが、
なかなかパンチの効いたエネルギッシュなおばあさんでした。
それと同時に、そのおばあさんに逆に興味を持ってしまった自分がいて、
また機会があったら話してみたいと思います。
施術者としても接し方として見習うべき点は多々ありました。
少し強引すぎる面もありますが、でも後味は悪くなく、
逆にこちらから興味を持ってしまう。
最初はガンガン衛気を乱すかの如く距離を詰めてくるので違和感はありましたが、
不思議と最後にはそこまで違和感なく過ごせている自分がいました。
ある患者さんにその話をすると、目をとてもキラキラさせて、
私も負けていられないと言って、リハビリを頑張っていたのも印象的でした。
それも、このおばあさんの魅力のおかげなのでしょう。
これ程のエネルギーと魅力を兼ね備えるのは容易ではないと思いますが、
見習うべき点と、省くべき点を明確にして少しでも今後の診療に活かせればと思います。
また、お話しできる機会があれば報告します。
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