東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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問診について⑭

 

 

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こんばんは☆ 吉澤です!

 

 

 

 

前回までは、「病の原因(病因)」を知るための考え方を書いてきました。

 

 

 

今回からは「八綱弁証の問診」に関して説明をしていきます。

 
 
 
 
「陰陽は天地の道」(『素問』陰陽応象大論)に記載がある通り、
 
 
 
 
陰陽がすべてでありますが、臨床ではどのように捉えばよいかと試行錯誤をしておりました。
 
 
 
 
張仲景の『傷寒雑病論』において、はじめて八綱陰陽が体系化され、弁証論治の原則が確立しました。
 
 
 
 
 
これにより、治療体系が確立でき、「八綱陰陽」こそあらゆる弁証の綱領とされる所以となりました。
 
 
 
 
 
八網弁証は、病態をもっとも大きく捉える弁証フィルターです。
 
 
 
 
 
慢性病であれ、急性病であれ、この八網陰陽をまず捉えることが必要となります。
 
 
 
 
 
 「八綱」とは、表・裏・寒・熱・虚・実の6つを明らかにできると、
 
 
 
 
陰陽いずれに傾いているのかがわかるというものです。
 
 
 
 
 
すなわち、8つの網領があるので八網といいます。
 
 
 
 
 
表裏は疾病の部位(浅いか深いか)を、寒熱は疾病の性質(熱か寒か)を、
 
 
 
 
 
 
虚実は正気の弱りと邪気の存在を示す指標となります。
 
 
 
 
 
 陰陽はこれらすべてを概括して疾病の類型を表します。
 
 
 
 
 
つまり、表・熱・実は陽に、裏・寒・虚は陰に属してきます。
 

 

 

 

次回へ続きます!お楽しみに!

 

 

 

【参考文献】
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 理論篇 』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房

『鍼灸臨床能力 北辰会方式 実践篇』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房

 

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大便失禁(だいべんしっきん)とは①

 

 

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こんばんは!樫部です。
 
 
 
皆さま、あけましておめでとうございます。
 
 
 
この度はお休みをいただきまして、ありがとうございました。
 
 
 
2025年も、一人でも多くの患者さんのお困りの症状を改善し、笑顔になっていただけるよう、精進して参りますので、本年もよろしくお願い申し上げます。
 
 
 
 
さて、本日は「大便失禁」について、お話していきたいと思います。
 
 
 
大便失禁とは、排便を自制することが出来ず漏らしてしまうことで、重篤になると排便を自覚しない状態となってしまいます。
 
 
 
頻回の排便があっても自制出来たり、肛門部の手術後の後遺症として大便失禁が出現している場合は、本症に含めません。
 
 
 
弁証分類は、主に次の3つです。
 
 
 
1.熱毒の大便失禁
 
2.中気下陥の大便失禁
 
3.脾腎陽虚の大便失禁
 
 
 
熱毒の大便失禁は、裏実熱証であり、中気下陥と脾腎陽虚の大便失禁は裏虚証です。
 
 
 
まず、本日は「熱毒の大便失禁」について、お話していきたいと思います。
 
 
 
流行性の熱疾患で、高熱や意識混濁がある場合にみられます。
 
 
 
疫癘の邪は、急激に症状を発症し、重篤な状態を引き起こします。
 
 
 
湿熱の邪が消化管に蓄積して心竅を侵して意識が混濁して、大便失禁が生じます。
 
 
 
この場合、膿血や血性の水様便がみられ、高熱、煩躁、口渇、重篤になると痙攣、意識混濁がみられます。
 
 
 
その他にも、舌質紅、舌苔黄、脈洪数または滑数を呈します。
 
 
 
治法は、清熱解毒、涼血開竅を用います。
 
 
 
 
つづく
 
 
 
 
 
 
【参考文献】
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 理論篇 』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房
 
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 実践篇』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房
 
『症状による中医診断と治療 上』
神戸中医学研究会、燎原書店
 
『基礎中医学』
神戸中医学研究会、燎原書店
 
 
 
 
 
 

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