東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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六淫の外邪②

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こんばんは。齋藤です。

 

 

 

前回の続きです。

 

 

 

前回の話はコチラ

 

 

 

今回は、風邪について書いていこうと思います。

 

 

 

風は春の主気で、春季に最も多く、他の季節においても外感病の重要な病因になっています。

 

 

 

外風、内風とありますが、あくまで六淫の外邪である、外風を中心に書いていきます。

 

 

 

風邪には色々と以下の特徴があります。

 

 

 

①陽邪であり、陽位を犯しやすく、その性は開泄する

 

 

 

風邪は六淫中の他邪に比べ軽揚であり、上に向かい外に向かって昇発する特性を持っています。

 

 

 

人体を上半身と下半身で分けた時、上半身が陽で、下半身が陰になります。

 

 

 

陽邪である風邪は顔や頭などの上部を犯しやすく、身体の内外で考えた時に、外や表面である皮毛や肌肉に症状が出やすいです。

 

 

 

風邪の昇発性、開泄性により、衛気を散らしてしまい、腠理(毛穴や汗腺みたいなもの)の開閉を主る衛気が虚ろになってしまい、腠理が開いて汗が出やすくなり、悪風を感じる様になってしまいます。

 

 

 

その開いた腠理から、風邪が体内に侵入し肺を犯すと、鼻閉・鼻水・咽の痒み・咳嗽などの症状が認められる様になります。

 

 

 

②善く行り数変ず(よくめぐりしばしばへんず)

 

 

 

風邪は陽邪なので、とにかく風の様に動きが激しく、一定部位に留まることはなく、全身に遊走的に動き回り変化も多く、発病が急激で変化も速い特徴があります。

 

 

 

③動を主る

 

 

 

動を主るとは、動揺して定まらないという特徴を示します。

 

 

 

眩暈、振戦、四肢の痙攣などがイメージしやすいでしょうか。

 

 

 

例えば、風邪を引いた際に高熱を出して、痙攣を起こしたりします。

 

 

 

その痙攣も風邪によるものと考えます。

 

 

 

しかし、風邪は外感だけではなく、内傷雑病でも発生することがあり、眩暈、震顫、痙攣などを起こすことがありますので、鑑別が必要になります。

 

 

 

とにかく、動く症状が多いという事です。

 

 

 

参考文献

『中医学ってなんだろう』著:小金井信弘 (東洋学術出版)

『基礎中医学』 編著:神戸中医学研究会 (燎原)

『鍼灸 臨床能力 北辰会方式 理論編』 監修:藤本蓮風 編著:一般社団法人 北辰会 学術部 (緑書房)

 

 

 

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緩脈②

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こんばんは 浅田です

 

 

 

前回の続き

 

 

 

浮脈

浮脈②

沈脈

沈脈②

遅脈、数脈

遅脈、数脈②

遅脈、数脈③

遅脈、数脈④

虚脈

虚脈②

実脈

実脈②

滑脈

滑脈②

濇脈

濇脈②

洪脈

洪脈②

微脈

微脈②

細脈

細脈②

伏脈

伏脈②

緊脈

緊脈②

弦脈

弦脈②

弦脈③

緩脈

 

 

 

参照

 

 

 

 

緩脈の続き

 

 

 

『景岳全書』には、

 

 

 

和緩不緊也.緩脈有陰有陽.其義有三.

 

 

 

と書かれており、

 

 

 

緩脈というのは、緊張していない脈で、陰証、陽証のものがあり、

 

 

 

緩脈の意味には三つあると述べられています。

 

 

 

一、ゆったりとして、緩やかさを保っていて、浮位にも沈位にも偏らずに中位にある緩脈は、健康な状態を表している。

 

 

 

二、緩脈に滑や大を兼ねるものは、多くは実熱である。

 

 

 

三、緩脈で遅や細を兼ねるものは、多くは虚寒である。

 

 

 

多くの諸家が述べている緩脈とは、この脈のことを言っているのです。

 

 

 

基本的に緩脈は、平人(健康な人)の脈ですが、緩脈に加えてその他の脈状が現れれば、病脈となります。

 

 

 

病脈の場合は、実熱型と虚寒型があるということですが、緩脈を打っているのであれば、大方は軽症であると、『胃の気の脈診』では述べられています。

 

 

 

◆参考文献

『脈経』たにぐち書店

『中医脈学と頻湖脈学』たにぐち書店

『胃の気の脈診』森ノ宮医療学園出版部

『現代語訳景岳全書 脉神章』たにぐち書店

『中医臨床のための舌診と脈診』東洋学術出版社

『基礎中医学』燎原

『難経鉄鑑』たにぐち書店

『東洋医学の宇宙』緑書房

『現代語訳素問』東洋学術出版社

『漢辞海』三省堂

 

 

 

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