東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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お小水が出づらい③

 

 

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こんばんは!樫部です。
 
 
 
本日は前回の続きとして、癃閉の弁証分類の残り4つについて、お話ししていきたいと思います。
 
 
前回までのお話はこちら!
 
 
 
4.腎気不足
 
 
 
慢性の消耗性疾患、老化、房労過度などにより腎陽が衰弱し、腎気の蒸騰気化が不足して、排尿力の低下が起こり始めます。
 
 
 
この場合、排尿時に勢いがない、尿意が頻繁にあるが出ない、腰膝酸軟、手足の冷えといった症状がみられます。
 
 
 
5.肝気鬱結
 
 
 
肝の疏泄失調により膀胱に気滞が生じ、小便不通となり癃閉を発症します。
 
 
 
お小水といえば、腎、膀胱の異常だ!腎虚だ!と決めつけたくなるところですが、
 
 
 
よーくお話を聞いてみると発症前に七情不和を引き起こすような出来事が続いていたり、起きていたりと気滞を中心とするような引き金があったりします。
 
 
 
どの臓腑の異常なのか、そして、どの臓腑の異常の比重が高いのかを噛み分けるには、
 
 
 
随伴症状など主訴とリンクした症状が無いか、あるならどんな症状かをお聞きして弁別していきます。
 
 
 
肝気鬱結の場合は、尿閉、残尿感に加えて、憂鬱感、イライラ、胸脇部が脹る、浅眠多夢、口苦、呑酸といった症状を伴います。
 
 
 
6.血瘀
 
 
 
外傷、気滞、血熱などの様々な原因で、血瘀が発生したことで癃閉を生じます。
 
 
 
尿閉、排尿困難に加えて、下腹部の脹痛、瘀血所見がみられます。
 
 
 
7.砂石
 
 
 
下焦に湿熱が停滞したり、肝鬱化火から熱が下焦に及んだり、脂物、甘味、味の濃い食事により湿熱が内生して下焦に下注し、湿熱が尿を濃縮すると石が発生して癃閉を生じます。
 
 
 
砂石が尿道を刺激して裂けるような痛みを引き起こしますが、尿が出れば痛みは緩解する特徴があります。
 
 
 
尿閉がみられたり、排尿が出来たり出来なかったりと波があることに加えて、下腹部に脹痛を伴います。
 
 
 
癃閉についてのお話は、以上です。
 
 
 
次回は「小水後の不快感」について、お話ししていきたいと思います。
 
 
 
 
 
【参考文献】
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 理論篇 』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房
 
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 実践篇』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房
 
『症状による中医診断と治療 下』
神戸中医学研究会、燎原書店
 
『基礎中医学』
神戸中医学研究会、燎原書店

 

 

 

 

 

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こんばんは、土元です。

 

 

今日はまた気温が上がらず、図らずも秋らしい一日になりましたね。

 

 

特に日が暮れてからの冷え込みは極端なので、お身体を冷やしたりなさらないよう十分お気をつけいただきたいところです。
 
 
 
みなさんいかがお過ごしでしょうか。
 
 
 
今日はお塩の話です。
 
 
 
日頃の塩分摂取量について、どのくらい意識をされていますでしょうか。
 
 
 
 
こういったところはまさしく生活の習慣でございますので、文字通り慣れの問題があります。
 
 
 
聴くところによると、アフリカ在住のマサイ族は塩分を接種しない食生活を送るので、民族的に高血圧とは無縁という話です。
 
 
 
生きていくのに必要な塩分量もあると思うので、そんな食生活が可能なのか、調べてみました。
 
 
 
結論から申し上げますと、マサイ族も塩分は摂っています。
 
 
 
我々が日頃食べる野菜やお肉、お魚にもそれなりの塩分が含まれているわけですが、彼らの伝統的な食事は主に牛乳です。
 
 
 
飲んでいて味覚で気が付くのは難しいですが、牛乳にも微量の塩分が含まれています。
 
 
 
その牛乳に、牛の血液を混ぜたものが彼らの基本的な献立となっています。
 
 
 
血液には牛乳に含まれるよりも少し高濃度の塩分があるのでしょうね。
 
 
 
あまり美味しそうに聞こえないのは文化の違いによるものでしょう。
 
 
 
しかし、いかにも発汗量が増えそうな灼熱の大地で、食塩を振らずに生活することは可能だということです。
 
 
 
あまり美味しそうな食事とは思えませんけれども。
 
 
 
マサイ族の食習慣が参考になるとは考えにくいでしが、塩分が必須栄養素という固定観念を脱却する助けにはなるかもしれません。
 
 
 
それでは、皆さま塩分との付き合いを考えた健康的な食習慣を目指してまいりましょう。
 
 
 
くだんのマサイ族ですが、現在は様々な食文化に触れて影響を受け、急速に高血圧症で悩む患者数を増やしているとも聞きおよびます。
 
 
 
 
ほどほどでいいと思いますが、普段からちょっと塩分量を控える気持ちが大切かもしれません。
 
 
 
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