東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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口眼喎斜(こうがんかしゃ)とは

 

 

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こんばんは!樫部。
 
 
 
本日は「口眼喎斜:こうがんかしゃ」について、お話していきたいと思います。
 
 
 
口眼喎斜(こうがんかしゃ)とは、口や目が歪んで閉じることが出来ないことをいい、顔面神経麻痺に相当します。
 
 
 
口眼喎斜は、「中風門」に入れられていることが多く、中風には中経絡と中臓腑の別があり、中経絡では口眼喎斜のみ見られるのに対し、中臓腑では口眼喎斜とともに意識障害も見られる特徴があります。
 
 
 
弁証分類は主に5つあります。
 
 
 
1.風邪外襲の口眼喎斜
 
2.肝風内動の口眼喎斜
 
3.肝気鬱結の口眼喎斜
 
4.気血両虚の口眼喎斜
 
5.風痰阻絡の口眼喎斜
 
 
 
まずは、「風邪外襲の口眼喎斜」について、お話ししていきたいと思います。
 
 
 
風邪が顔面の陽明楽である絡脈に侵入して気血の運行を阻害し、絡脈が栄養されなくなることで発生します。
 
 
 
臨床的には、風寒、風熱、風湿を区別する必要があります。
 
 
 
それぞれの共通点は、突然、顔面神経麻痺を発症し、頭痛、脈浮、舌苔薄白などの外感表証を呈するということです。
 
 
 
各外邪による、症状の違いは下記の通りです。
 
 
 
①風寒
→患側の顔面に、緊張感、疼痛、皮膚が厚ぼったく硬い感じがある。
 
 
②風熱
→患側の顔面筋が弛緩して、熱感がある。
 
 
③風湿
→患側の顔面が腫れた感じがあり、眼瞼の浮腫を伴う。
 
 
 
治法は疏風で、風寒には疏風散寒、風熱には疏風散熱、風湿には疏風散湿といった処置を行います。
 
 
 
つづく
 
 
 
【参考文献】
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 理論篇 』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房
 
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 実践篇』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房
 
『症状による中医診断と治療 上』
神戸中医学研究会、燎原書店
 
『基礎中医学』
神戸中医学研究会、燎原書店
 
 
 
 

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心下悸(しんかき)とは③

 

 

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こんばんは!樫部です。
 
 
 
本日は、「心下悸(しんかき)」の続きで、「陰虚火旺と痰火の心下悸」について、お話していきたいと思います。
 
 
 
前回のお話はこちら!
 
心下悸(しんかき)とは② 水気凌心と心陽虚の心下悸
 
 
 
2つの共通点は、熱邪の内擾によるものであることであり、違いは虚実にあります。
 
 
 
陰虚火旺の心下悸は、陰精が不足したために相火が妄動して発生します。
 
 
 
特徴は、五心煩熱、脈細数、頬部紅潮、舌苔少を呈することです。
 
 
 
痰火の心下悸は、痰が本で火が標で、『証治準縄』にあるように「痰飲中焦に停し、その経路を碍し舒するのを得ずして、鬱火と痰は心下に相撃す」というような機序で発生します。
 
 
 
特徴は、驚きやすい、口苦、脈滑数、舌苔黄膩を呈することです。
 
 
 
心下悸は、自覚症状であり、時間経過によって軽重があります。
 
 
 
一般的には、精神情緒の鬱積や悩み、怒りなどにより増強します。
 
 
 
治療については、服薬、鍼灸のほかに、精神を愉快にして、気分をのびやかに保つことを指示することが大事とされています。
 
 
 
 
 
 
【参考文献】
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 理論篇 』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房
 
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 実践篇』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房
 
『症状による中医診断と治療 上』
神戸中医学研究会、燎原書店
 
『基礎中医学』
神戸中医学研究会、燎原書店
 
 
 
 
 
 
 

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