東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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痰飲病機⑲

 

 

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こんばんは。齋藤です。

 

 

 

前回の続きです。

 

 

 

前回の話はコチラ

 

 

 

今回は、痰が臓にある場合、どのような症状を発生させるかを書いていこうと思います。

 

 

 

まずは肺から、基本的な復習も兼ねて、簡単ではありますが、書いていこうと思います。

 

 

 

肺は気を主り、宣発粛降の機能があり、「痰を貯蔵する器」とも言われ、水液代謝を調整し、維持しています。

 

 

 

「肺は嬌臓である」と言われているように、非常に脆弱な臓で、寒熱の影響を受けやすいです。

 

 

 

肺が、邪を受けると、宣降機能に異常をきたし、循環が悪くなることで、津液が肺に貯蔵され、徐々に痰に変化していきます。

 

 

 

痰が、肺にある場合の主な症候は、喀痰です。

 

 

 

痰と言っても、粘着性の高いものから、色が黄色のもの、透明のもの、血が混じっているものなど様々なので、痰の状態や発生する過程を確認することで、寒熱などを推測していくことが重要になります。

 

 

 

痰の発生が、咳嗽や喘息、梅核気(ばいかくき)などの症状を発生させる原因になることがあります。

 

 

 

痰を排除するだけでなく、どういった事があって、肺に痰を形成してしまう様になったかを確認し、それを踏まえて治療を行っていく必要があると思います。

 

 

 

 

 

 

参考文献

『中医病因病機学』 主編:宋 鷺冰 訳:柴﨑 瑛子 (東洋学術出版社)

『鍼灸・漢方の名医になるための 気血弁証論治学』 編者:神野英明

『中医学ってなんだろう ①人間のしくみ』 著:小金井信宏(東洋学術出版)

『鍼灸臨床能力 北辰会方式 理論編』 監修:藤本蓮風 編著:一般社団法人 北辰会 学術部 (緑書房)

『基礎中医学』編著:神戸中医学研究会 (燎原)

 

 

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唇裂(しんれつ)とは

 

 

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こんばんは!樫部です。
 
 
 
本日は、「唇裂(しんれつ)」について、お話していきたいと思います。
 
 
 
唇裂とは、口唇が乾燥して皸裂することを指します。
 
※皸…音:クン、キン、訓:あかぎれ、ひび
 
 
 
「唇焦」は口唇の乾燥であり、唇裂と病因病理が同じであるため、唇裂と合わせて述べていきたいと思います。
 
 
 
弁証分類は主に次の2つです。
 
 
 
1.脾胃実熱の唇裂
 
 
 
熱邪が裏に入ったり、辛辣なものや脂物をを多食することが主な原因となります。
 
 
 
口唇は脾の外候であり、足の陽明胃経は口を挟み口唇をめぐるため、脾胃実熱で口唇が滋養されないと発生します。
 
 
 
口唇の発赤、膨張に加えて、激しい口渇があるので水分を飲みたがります。
 
 
 
また、多食してもすぐにお腹が空いてしまい飢餓感がある、口臭、便秘といった陽明実熱の症候を伴います。
 
 
 
脈は洪大あるいは滑数あるいは沈実、舌質紅、舌苔黄厚を呈します。
 
 
 
治法は、清泄脾胃実熱を用います。
 
 
 
2.陰虚火旺の唇裂
 
 
 
急性の熱病で陰液が消耗したり、五志過極で化火したために傷陰したり、温燥の薬物を服用しすぎて傷陰し、陰虚火旺となって火炎が口を灼いて発生します。
 
 
 
特徴は、頬部紅潮、口唇の発赤、潮熱、盗汗、イライラ、不眠がみられ、舌質紅、脈細数などの陰虚内熱の症状を呈することです。
 
 
 
治法は、滋陰清熱を用います。
 
 
 
上記2つの証は、ともに熱証に属しますが、虚熱と実熱の違いがあります。
 
 
 
 
 
【参考文献】
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 理論篇 』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房
 
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 実践篇』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房
 
『症状による中医診断と治療 上』
神戸中医学研究会、燎原書店
 
『基礎中医学』
神戸中医学研究会、燎原書店
 
 
 
 
 
 

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