東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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内傷病因②

 

 

 

 

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こんばんは、永井です。

 

 

 

 

 

今回は、労逸についてです。

 

 

 

 

 

 

労逸には労倦と安逸があります。

 

 

 

 

 

 

労倦は、過度な肉体労働や運動により、耐えうる限度を超えることです。

 

 

 

 

 

 

労倦は、肌肉筋骨の気を損傷し、関係する臓腑も損傷されます。

 

 

 

 

 

 

また、陽気を過度に外に向かわせるために発熱させることもあります。

 

 

 

 

 

 

息切れ、無力感、四肢倦怠、疲労といった症状を引き起こします。

 

 

 

 

 

 

この状態が長期間続き、慢性化すると消痩(痩せ細っていきます。)

 

 

 

 

 

 

次に安逸についてです。

 

 

 

 

 

 

安逸とは、何もせずブラブラ遊び暮らしたり、運動不足や怠惰な生活をしたりすることです。

 

 

 

 

 

 

安逸が過ぎると、気血の運行が不充分になり、筋骨が軟弱で脆くなり、脾胃の運化も失調します。

 

 

 

 

 

 

これが長期化すると、気血両虚を生じます。

 

 

 

 

 

気血を損傷し、衛外不固や臓腑の虚損を引き起こし、各種疾病が起こりやすくなり、病気が多いと老化の原因にもなります。

 

 

 

 

 

また、このほかに、病気が治癒しかけていたり、全快したばかりの時に、飲食不節や労逸の不適があると、疾病が再発することが多くなります。

 

 

 

 

 

このことを食復、労復と言います。

 

 

 

 

 

次回へ続きます。

 

 

 

 

 

 

参考文献

『基礎中医学』 編者:神戸中医学研究所

『中医病因病機学論』 主編:宋 鷺冰

『中医弁証論』    編著 柯 雪 帆

 

 

 

 

 

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耳聾・耳鳴(じろう・じめい)とは④

 

 

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こんばんは!樫部です。
 
 
 
本日は「耳聾・耳鳴」の続きで、「肝血虚の耳聾・耳鳴、腎陰虚と腎陽虚の耳聾・耳鳴」について、お話しいきたいと思います。
 
 
 
前回のお話はこちら
 
 
 
まずは肝血虚の耳聾・耳鳴についてです。
 
 
 
血の不足、大量出血、慢性病による陰血の消耗などで、肝血が不足することで発生します。
 
 
 
特徴は、蝉の鳴き声のような耳鳴と聴力低下がみられ、疲労したり午後になると悪化するということです。
 
 
 
その他にも、目眩、多夢、眼の乾燥感、視力低下、舌質淡、脈細がみられます。
 
 
 
治法は滋補肝血を用います。
 
 
 
次に腎陰虚と腎陽虚の耳聾・耳鳴についてです。
 
 
 
いずれも腎虚によるものであり、難聴が次第に進行して、蝉の鳴き声のような耳鳴が夜間に増強するという特徴を持ちますが、陰虚と陽虚の違いがあります。
 
 
 
腎陰虚の耳聾・耳鳴は、五心煩熱、盗汗、腰膝酸軟、口咽の乾燥感、イライラなどの虚熱の症候をともなうことが特徴です。
 
 
 
その他にも、頭のふらつき、目眩、不眠、遺精、舌質紅、舌苔薄、脈細数がみられます。
 
 
 
治法は滋補腎陰、潜陽を用います。
 
 
 
腎陽虚の耳聾・耳鳴は、寒がる、四肢の冷え、尿量が多い、倦怠感、泥状便、腰膝酸軟、遺精、陽萎(ED)などの虚寒の症候をともなうことが特徴です。
 
 
 
その他にも、顔色が青白い、舌質淡、舌苔薄白、脈細弱がみられます。
 
 
 
治法は温腎壮陽を用います。
 
 
 
つづく
 
 
 
 
 
【参考文献】
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 理論篇 』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房
 
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 実践篇』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房
 
『症状による中医診断と治療 下』
神戸中医学研究会、燎原書店
 
『基礎中医学』
神戸中医学研究会、燎原書店
 
 
 
 
 

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