東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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内傷病因⑦

 

 

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こんばんは、永井です。

 

 

 

関東にも台風が接近し、昨日は1日雨でしたね。

 

 

 

今回は、その他の発病因子、外傷についてです。

 

 

 

外傷には、打撲・捻挫・創傷・熱傷・凍傷・虫獣傷等が含まれます。

 

 

 

まず打撲・捻挫・創傷についてです。

 

 

 

打撲・捻挫・創傷が軽度の場合は、皮肉の破損、気血の鬱滞による疼痛、出血、腫脹などが現れます。

 

 

 

重度の場合は、関節、骨、内臓などが傷害されます。

 

 

 

また、損傷部から毒邪が侵入すると、毒邪の化熱による高熱、意識障害、痙攣が起こり、ひどいと亡陽、虚脱に至ります。

 

 

 

出血がひどいと血と共に気も脱出し、陰陽が離絶し死に至ります。

 

 

 

次に熱傷です。

 

 

 

熱傷が軽度の場合は、皮膚が灼傷され、局所の発赤、腫脹、熱感、疼痛、水疱、びらんが起こります。

 

 

 

重度の場合は、肌肉筋骨が灼傷され、重篤な熱傷では、熱毒が内陥し、発熱、口渇、尿量減少、無尿、意識障害、煩躁が現れます。

 

 

 

凍傷についてです。

 

 

 

寒冷による気血の阻滞と陽気の損傷が特徴です。

 

 

 

局所の凍傷では、局所が蒼白になり、痺れ、次第に腫脹し、青紫色になり、痒痛、熱感、水疱、潰破を伴います。

 

 

 

治癒後は皮膚に暗紫斑を残します。

 

 

 

重篤な場合は、気血が閉阻され、局所の壊死、脱落がみられます。

 

 

 

全身性の凍傷 では、陽気が大傷し、気血の温煦、濡潤が出来なくなり、初期は対応低下で顔面蒼白、口唇、爪のチアノーゼ、知覚麻痺、無力感、昏睡、呼吸微弱になり、死亡に至ります。

 

 

 

次回へ続きます。

 

 

 

 

 

参考文献

『基礎中医学』 編者:神戸中医学研究所

『中医病因病機学論』 主編:宋 鷺冰

『中医弁証論』    編著 柯 雪 帆

 

 

 

 

 

 

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脱髪(だっぱつ)とは①

 

 

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こんばんは!樫部です。
 
 
 
本日は「脱髪(だっぱつ)」について、お話していきたいと思います。
 
 
 
脱髪(だっぱつ)とは、頭髪の脱毛症のことを指し、俗に「鬼剃頭(きていとう)」、「鬼舐頭(きていとう)」と呼ばれています。
 
 
 
弁証分類は主に4つあり、次の通りです。
 
 
 
1.血熱生風の脱髪
 
2.陰血虚損の脱髪
 
3.気血両虚の脱髪
 
4.瘀血の脱髪
 
 
 
本日は「血熱生風の脱髪」について、お話していきたいと思います。
 
 
 
精神的ストレスにより心神が擾乱されることで、心火が盛んとなって血熱生風し、内風により脱毛します。
 
 
 
特徴は、突然に円形や楕円形の脱毛を生じ、頭皮が萎縮して光沢がありますが、自覚症状がないか、局所に軽度の瘙痒をともなうことです。
 
 
 
その他にも、イライラ、口渇、便秘、尿が濃い、舌質紅、舌苔薄黄、脈は滑弦などがみられることがあります。
 
 
 
治法は涼血情熱、消風を用います。
 
 
 
つづく
 
 
 
 
 
 
【参考文献】
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 理論篇 』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房
 
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 実践篇』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房
 
『症状による中医診断と治療 下』
神戸中医学研究会、燎原書店
 
『基礎中医学』
神戸中医学研究会、燎原書店
 
 
 
 
 
 

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