東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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気の病㉒

 

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こんばんは。齋藤です。

 

 

 

前回の続きです。

 

 

 

前回の話はコチラ

 

 

 

粛降作用の話に関して前回は書きました。

 

 

 

今回は、粛降作用がどのように影響して、肺気上逆を起こすのかを書いていこうと思います。

 

 

 

宣発作用は気を上へ、外へ動かす働きで、粛降作用は、気を下へ、内へ動かす働きになります。

 

 

 

呼吸で考えると、息を吸うのが粛降、息を吐くのが宣発という事になります。

 

 

 

上逆という字の通り、上に逆らっている状態です。

 

 

 

逆に考えると、降りるべきものが降りない状態ということになります。

 

 

 

粛降によって気を降したいのに、降りない!!!

 

 

 

肺は宣発粛降により、気を上下に動かしますが、どちらかというと、下降がメインで、粛降作用を主としています。

 

 

 

その為、肺の気が上に上がってしまい、咳や喘息という形で症状が出てきてしまいます。

 

 

 

これが、肺気上逆という状態です。

 

 

 

肺の粛降作用が低下する要因が湿痰であれば痰も一緒に出てきますし、熱邪が原因であれば、咳が乾燥してきますし、症状が出てくる直前で風邪を引けば、外邪が引き金になっていることもあるので、その部分は問診をすることで明確になってくるのではないかと思います。

 

 

 

参考文献

『中医病因病機学』 主編:宋 鷺冰 訳:柴﨑 瑛子 (東洋学術出版社)

『中医学ってなんだろう ①人間のしくみ』 著:小金井信宏(東洋学術出版)

『鍼灸臨床能力 北辰会方式 理論編』 監修:藤本蓮風 編著:一般社団法人 北辰会 学術部 (緑書房)

『基礎中医学』編著:神戸中医学研究会 (燎原)

『鍼灸・漢方の名医になるための気血弁証論治学』 編著;神野英明 (たにぐち書店)

 
 
 
 

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こんばんは、永井です。

 

 

 

 

 

空気が乾燥し、朝晩の冷え込みが厳しくなってきましたね。

 

 

 

 

 

街にはクリスマスツリーや、イルミネーションが灯り始め、冬が迫りつつあることを感じます。

 

 

 

 

 

さて、今日は秋季の主気、燥に関してです。

 

 

 

 

 

燥は肺と相応します。

 

 

 

 

 

燥は秋金の主気で肺は金であるため、燥邪は肺と同気相求める関係にあります。

 

 

 

 

 

燥邪はまず肺を犯します。

 

 

 

 

 

津液が損傷されると、鼻、咽、皮膚の乾燥

 

 

 

 

 

宣発粛降阻害により、上逆し、乾咳、少痰

 

 

 

 

燥熱が肺絡が損傷されると、鼻血、喀血

 

 

 

 

 

津傷により水源不足になると便秘、尿が濃いなどです。

 

 

 

 

 

また、秋は初めは夏の暑さが残り、後半になると冬の寒さが始まります。

 

 

 

 

 

初秋は温燥、晩秋は涼燥が肺を犯します。

 

 

 

 

 

温燥が肺を犯すと発熱、微悪寒、頭痛、喉鼻の乾燥、咳嗽、痰は少なく、口渇、舌の乾燥などの症状が現れます。

 

 

 

 

 

燥が肺を犯すと、発熱、悪寒、頭痛、無汗、鼻詰まり、喉唇の乾燥、希薄な痰などの症状が現れます。

 

 

 

 

 

燥気は津を損傷しやすいため、治療は滋潤法が主体となります。

 

 

 

 

 

 

ただし秋燥疾患は外感病に属するため、初期治療は解表法、透邪法を施します。

 

 

 

 

 

次回へ続きます。

 

 

 

 

 

参考文献

『基礎中医学』 編者:神戸中医学研究所

『中医病因病機学論』 主編:宋 鷺冰

『中医弁証論』    編著:柯 雪 帆

 

 

 

 

 

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