東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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お小水の状態②

 

 

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こんばんは!樫部です。

 

 

 

本日は前回の続きで「排尿の状況とその意味」について、お話していきたいと思います。

 

 

 

前回のお話はこちら

 

 

 

お小水の性状、排出状況を問診の中で確認することは、表裏、寒熱、虚実を鑑別するのに役立つ情報となります。

 

 

 

色が透明であれば病邪が裏に入っていない段階である表、もしくは裏寒である可能性が高くなります。

 

 

 

色が濃く、臭いが強かったり、排尿時に灼熱感があるものは熱と判断する情報の一つとなります。

 

 

 

水分摂取量がそれほど多くない割に夜間尿が頻繁で、量が多く色が透明である場合は虚寒であり、

 

 

 

色が濃くて、量が少なく勢いがないものは虚熱の可能性があります。

 

 

 

排尿するほど全身倦怠感が強くなるものは、虚の程度が強く、

 

 

 

尿が混濁して臭いがきつく、泡立ち、排尿すると全身がスッキリする場合は、実(湿熱)であると判断する情報の一つとなります。

 

 

つづく

 

 

 

 

 

【参考文献】

『鍼灸臨床能力 北辰会方式 理論篇 』

藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房

 

『鍼灸臨床能力 北辰会方式 実践篇』

藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房

 

『症状による中医診断と治療 下』

神戸中医学研究会、燎原書店

 

『基礎中医学』

神戸中医学研究会、燎原書店

 

 

 

 

 

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こんばんは。土元です。 

 

 

 

風が強くてさすがは春、といった一日になりましたね。
 
 
 
連休の中日ですから、お出かけされた方も多いかもしれませんね。
 
 
 
皆様いかがお過ごしでしょうか。
 
 
 
レトロな、記録的な写真をみていて疑問に思ったことがありました。
 
 
 
撮影技術の発展と日本への伝達の歴史はどのようになされたのでしょうか。
 
 
 
少し調べてみました。
 
 
 
初期のフィルムは感光に20-30分を必要とし、人物写真よりも風景を撮影するのに向いていたとされます。
 
 
 
それでも、肖像画を画家に依頼するよりはよほどモデルの負担は少なかったのではないかと私は思います。
 
 
 
実際に肖像画と同じような構図で撮影された写真は数多く存在します。
 
 
 
自撮りに撮影だけで30分掛かっていたというのは現代人には考えられないことですね。
 
 
 
そこからフィルムの素材は試行錯誤によって進歩し、撮影の直後に暗室へ持ち込まなくてはならないものの、感光を15-20秒で完了できる湿性写真が登場します。
 
 
 
日本の幕末期に入ってきたのは主にこの技術なのだそうです。
 
 
 
屋外での撮影の場合はテント型の暗室を展開しておいて、感光したらすぐにそのテントにフィルムを持ち込んで現像していたそうです。
 
 
 
私がみた函館の記録写真はこのような技術と努力で撮影されたものだったのですね。
 
 
 
技術の進歩がさらに進み、現在ではフィルムを必要としないカメラが一般的になっていますし、それを手元に携えるのがごく普通のことになっているだなんて、当時の写真家さんが知ったらさぞかし驚愕されることでしょう。
 
 
 
参考サイト
 
 
 
 
 

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