東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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心神と睡眠

 

 

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こんばんは!樫部です。
 
 
 
本日は「心神と睡眠」について、お話していきたいと思います。
 
 
 
心神を養うのは、心血であり、陰血ですが、睡眠は陰分を養うために非常に重要な役割を果たしています。
 
 
 
睡眠不足が続くと陰分が養われないため、陰虚となり、虚熱によりさらに血を消耗してしまいます。
 
 
 
そうなると心神が不安定となり、精神や知覚が乱れてきてしまいます。
 
 
 
睡眠の状況や夢についての情報を得ることで、心神の状態をうかがい知る手がかりとなります。
 
 
 
睡眠が浅い、眠れないという症状は、夜という本来であれば身体が陰に傾く時間帯であるにも関わらず、
 
 
 
身体が陽が勝っている状態であるため、興奮状態になってしまっていることで引き起こされます。
 
 
 
臓腑では、主に心や肝が関連してきます。
 
 
 
食べ過ぎた後に眠れないという症状にも意味があり、過食により脾胃の失調が起こり、湿痰や湿熱が心を衝いて心神が不安定になって寝付きに影響を及ぼしている可能性があります。
 
 
 
眠りが浅い、寝付けないといっても、様々な原因があるため、丁寧にお話をお聞きしていきます。
 
 
 
 
 
 
 
 
つづく
 
 
 
 
 
【参考文献】
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 理論篇 』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房
 
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 実践篇』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房
 
『症状による中医診断と治療 下』
神戸中医学研究会、燎原書店
 
『基礎中医学』
神戸中医学研究会、燎原書店
 
 
 
 
 
 
 

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お小水の状態③

 

 

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こんばんは!樫部です。

 

 

 

本日は前回の続きで「排尿状況とその意味」について、お話していきたいと思います。

 

 

 

前回のお話はこちら

 

 

 

お小水の回数が周囲と比べて多い、少ない場合、即病的なものとは判断出来ません。

 

 

 

水分摂取量、大便の性状、発汗量を確認し、津液の出入りの具合を総合的に考え、お小水の状態が生理的なものなのか、病的なものなのかを判断しなければなりません。

 

 

 

下痢して陰分を失っているはずなのに頻尿であったり、頻尿になってから便秘になっていたり、水分摂取量が増加してから頻尿になっていたり、水分をとっていない割に頻尿であったり…

 

 

 

様々なケースがあり、必ずしも「頻尿=病理」とは限らないため、丁寧にお話をお聞きしていきます。

 

 

 

頻尿に伴い尿量が減少して、かつ尿の色が濃く、尿意切迫や排尿痛がある場合は、下焦湿熱。

 

 

 

頻尿だが色が透明、夜間尿がある場合は、下焦虚寒。

 

 

 

頻尿かつ大便が乾燥して硬くなる場合は、脾約の可能性が高くなります。

 

 

 

(※「約」とは、斂約、拘束、束縛といった意味があります。

脾が弱って運化機能が低下することで、津を化すことが出来なくなり、腸内で津液が不足し、大便が乾燥して硬くなり出にくくなる病のことを指します。)

 

 

 

お小水の回数が、尿量に関係なく、昼夜問わず1日に十〜数十回に及ぶものを「小便頻数」といいます。

 

 

 

西洋医学でいう膀胱炎になると、小便の回数が頻回になりますが、膀胱湿熱や腎陰虚、腎気不固により引き起こされるため、その他の情報も問診して明らかにしていきます。

 

 

 

また、尿量についてお話を聞くことで、寒熱の偏りや水湿代謝の異常の程度を知ることが出来るため、こちらも丁寧にお聞きしていきます。

 

 

 

尿量が多く、色が透明な場合は寒証、

 

 

 

透明な尿が多量に出て、冷える環境下や夜中に排尿が多くなる場合は虚寒証、

 

 

 

口渇、多飲、多尿に加えて体重が減少する場合は、消渇病(糖尿病)が考えられます。

 

 

 

嘔吐、下痢、発汗等お小水以外で津液の排出が過剰となったり、

 

 

 

内熱によって津液が消耗して津液不足となったりした場合や、津液代謝が滞って排出されない(水腫病)場合には、お小水量は少なくなります。

 

 

 

 

【参考文献】

『鍼灸臨床能力 北辰会方式 理論篇 』

藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房

 

『鍼灸臨床能力 北辰会方式 実践篇』

藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房

 

『症状による中医診断と治療 下』

神戸中医学研究会、燎原書店

 

『基礎中医学』

神戸中医学研究会、燎原書店

 

 

 

 

 

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