東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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こんばんは!樫部です。
 
 
 
しばらくはっきりとしない天候が続いていましたが、ついに東京も昨日梅雨入りしたようですね。
 
 
 
外回り専門の往診事業部は、雨の日も風の日も通常通り往診しますので、ご安心ください!!
 
 
 
6月といいながらも、本日はひんやりした気温で、湿気と冷えに弱い患者さんは症状がいつもよりキツイ気がすると仰っていました。
 
 
 
夏のように暑い日と本日のような肌寒い日が繰り返され、例年にはない寒暖差が激しい日が続いていますね。
 
 
 
先日の往診時も暑い日が続いて、急激に気温が下がった日がありました。
 
 
 
治療を受けている患者さんご本人は、ご家族による介護を受けていて、生活の全てをご家族に面倒をみてもらっている状態の方なのですが
 
 
 
脈をみると、いつもより浮いていて、あちこち発汗して冷え、東洋医学的なカゼの所見がみられるという状態でした。
 
 
 
ご家族のお話をよく聞いてみると、
 
 
 
夜中に暑さで目覚めて騒ぎ出してほしくないという理由で、冷房と扇風機をつけて寝かせていましたということでした。
 
 
 
寝る時間帯は良くても、朝方はまだひんやりするこの時期に冷房と扇風機をつけていると、それは寒いですよね…
 
 
 
温度も26度に設定していて、去年もそのくらいだから、問題ないはずと仰っていました。
 
 
 
が、日々変化する気候や身体にいつも通り、去年通りを当てはめようとすると無理が起きるのではないでしょうか。
 
 
 
確かに部屋を動き回っているご家族にとっては調度良い温度かもしれませんが、エアコンの真下にじっと寝ている患者さんご本人にとっては、極寒の環境だったかもしれません…
 
 
 
しかもご年齢的にも、もうすぐ100歳を迎える方ですので、私達と同じ感覚で対応していると体調に不具合が起きない方がおかしいくらいです。
 
 
 
その患者さんのご家族へは、お身体の状態と空調の関係について、説明させていただきまして、調整いただけるようにお話させていただきました。
 
 
 
往診をしていると、びっくりするような出来事に出会うことがありますが、
 
 
 
患者さんの周辺環境まで確認出来るというのは、往診の良いところでもあるのではないかと思います。
 
 
 
 
 

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畏悪風寒 (いおふうかん)とは④

 

 

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こんばんは!樫部です。
 
 
 
本日は「畏悪風寒:いおふうかん」について、続きのお話していきたいと思います。
 
 
 
前回のお話はこちら
 
 
 
本日は「痰飲内停、瘡瘍、寒瘧の悪寒」についてお話します。
 
 
 
まずは痰飲内停の悪寒についてです。
 
 
 
痰飲が胸脇、胃腸、四肢などに停滞して起こり、痰飲は陰邪であり、寒飲が内阻すると陽気がめぐらないため、悪寒が出現します。
 
 
 
臨床的には、痰飲が停留する部位によって症状は異なります。
 
 
 
痰飲が胸郭に停留すると、咳嗽、多痰、唾涎が多い、呼吸困難、努力呼吸がみられます。
 
 
 
胸下に停留すると、胸痛、転側不能などがみられます。
 
 
 
胃腸に停留すると、腹鳴が生じます。
 
 
 
四肢に停留すると、身体が重だるく痛み、浮腫が現れます。
 
 
 
瘡瘍の悪寒は、火熱の邪の外感、油物や味の濃い食物の過食、外傷によって、営衛不和となり熱邪が停滞して経絡を阻塞することで起きます。
 
 
 
特徴は、悪寒は正気と邪気の抗争が激しいこと示しますが、悪寒の時期は短く、発熱に以降し、局所に発赤、腫脹、疼痛が生じることです。
 
 
 
寒瘧の悪寒は、陽虚湿困の体質の人が瘧邪を感受すると、裏寒が盛んになるために陽気の運行が障害されて起こります。
 
 
 
悪寒があるものの発熱がないか、あっても低く、寒温困脾で運化が失調するため、疲労倦怠感、舌苔白膩、少陽の気がめぐらないため、胸脇が脹満し、脈弦遅がみられるのは、瘧邪内伏の症候です。
 
 
 
特徴は、悪寒が一日に何度か間欠的に発生することです。
 
 
 
これまで7つの弁証分類について、お話してきましたが、悪寒と聞いたら、まずは表裏を弁別していきます。
 
 
 
風寒束表は表証、寒瘧は半表半裏証、その他は裏証に分類されます。
 
 
 
一般的に、表証の悪寒は発熱をともない、温めても悪寒は軽減しない特徴があり、
 
 
 
半表半裏証の悪寒は間欠的であるのが特徴で、
 
 
 
瘡瘍の悪寒は発熱をともなうものの、表証だけを呈するわけではという特徴があります。
 
 
 
また、裏証では悪寒があっても発熱はともなわず、温めると軽減し、陽虚が多いです。
 
 
 
 
【参考文献】
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 理論篇 』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房
 
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 実践篇』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房
 
『症状による中医診断と治療 上』
神戸中医学研究会、燎原書店
 
『基礎中医学』
神戸中医学研究会、燎原書店
 
 
 
 
 
 
 

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