東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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乾燥の季節

 

 

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こんばんは。齋藤です。
 
 
 
不安定な気温が続きますね。
 
 
 
暦の上では、秋になっております。
 
 
 
私は、毎年秋頃から、手指の乾燥がきつくなり、ハンドクリームが手放せなくなります。
 
 
 
手を使用する仕事なので、一応、気にしながら生活はしています。(笑)
 
 
 
西洋医学的に考えると、湿度が低くなるからと説明されてしまいますが、東洋医学では少し違う解釈になります。
 
 
 
秋という季節は、秋の主気である「燥邪」が盛んになる季節になります。
 
 
 
燥邪については、『素問』陰陽応象大論に「燥気が盛んであると乾燥する」と記載されております。
 
 
 
なぜ乾燥するかというと、この燥邪は、身体を滋潤する作用のある津液を乾かしてしまい、鼻腔の乾燥、口乾、咽乾、口唇や皮膚の乾燥、少尿で色が濃い、便秘などの症状を呈します。
 
 
 
また、燥邪は肺に影響を与えやすいと考えられています。
 
 
 
肺は宣発・粛降という機能を有しており、身体にある津液などを全身に散布させます。
 
 
 
この肺の働きが低下することにより、身体の水分の循りが悪くなり、余計に乾燥してしまいます。
 
 
 
そんな中、滋潤作用の強い、柿や梨など秋の果物を食べることにより、津液を補うとよいとされています。(もちろん体質により人それぞれな部分はあります)
 
 
 
これから、どんどん気温は低下し、乾燥も強くなってきますが、頑張って寒い時期を乗り切っていきましょう。
 
 
 
 
参考文献
『内経気象学入門』著:橋本浩一 (緑書房)
 
 
 
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大便艱難(だいべんかんなん)とは

 

 

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こんばんは!樫部です。
 
 
 
本日は「大便艱難(だいべんかんなん)」について、お話していきたいと思います。
 
 
 
大便艱難(だいべんかんなん)とは、排便間隔と時間が延長して排便が困難なことを指し、「便難」ともいいます。
 
※艱(かん)…かたい、むずかしい、なやむ、くるしむの意。
 
 
 
大便秘結(だいべんひけつ)のお話の際にも触れましたが、大便秘結と大便艱難と似ているようで、次のように異なります。
 
 
 
大便艱難は、大便は出るが排便困難で、一般的に一日おきに1回は排便があり、時々兎糞便がみられても、あまり硬くなく、排便しなくても腹部の苦痛がないという特徴があります。
 
 
 
大便秘結は、数日以上排便がみられず、服薬しなければ排便できず、便は硬くて腹部症状が顕著にみられる特徴があります。
 
 
 
大便艱難の弁証分類は、主に6つあります。
 
 
 
1.大便熱結の大便艱難
 
2.湿熱の大便艱難
 
3.脾肺気虚の大便艱難
 
4.肝脾気滞の大便艱難
 
5.脾腎陽虚の大便艱難
 
6.陰虚血虚の大便艱難
 
 
 
臨床的には実証は少なく虚証が多いとされています。
 
 
 
実証は大腸の実熱、湿熱、気滞によって引き起こされ、
 
 
 
虚証は、脾肺気虚、脾腎気虚もありますが、陰虚血虚が大部分を占めます。
 
 
 
つづく
 
 
 
 
【参考文献】
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 理論篇 』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房
 
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 実践篇』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房
 
『症状による中医診断と治療 上』
神戸中医学研究会、燎原書店
 
『基礎中医学』
神戸中医学研究会、燎原書店
 
 
 
 
 

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