東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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しながわ水族館②

 

 

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こんばんは。土元です。
 
 
 
秋に入って雨で湿りがちな空模様が続いていますね。
 
 
 
皆さんいかがお過ごしでしょうか。
 
 
 
本日もしながわ水族館の紹介をしていきます。
 
 
 
 前回の記事はコチラ
 
 
 
本日のテーマは不老不死です。
 
 
 
東西を問わず医学のある意味では究極の目的と言っても過言ではないでしょう。
 
 
 
結論から申し上げますが、不老不死に近い生態の生物は実在します。
 
 
 
20221003_121843844それも、しながわ水族館で会う事ができる生き物です。
 
 
 
ご紹介いたしましょう。
 
 
 
こちらが不老不死のクラゲと呼ばれるベニクラゲです。
 
 
 
写真では大変視認しにくいと思いますが、全長1cmほどのクラゲです。
 
 
 
 このクラゲは成熟し、有性生殖が可能になった個体が幼生体に戻る能力があることが確認されています。
 
 
 
その後、再び成熟し、と繰り返すことが出来るのです。
 
 
 
ヒトで例えると成人と思春期を行ったり来たりするライフサイクルを持っているということですね。
 
 
 
この能力によりベニクラゲは寿命を持たないと言われています。
 
 
 
厳密に言えば若返る能力があるだけで、死なないわけではないのですが、英名ではimmortal jellyfishと呼ばれていて、不死のクラゲというのが正式な名前となっております。
 
 
 
実際にベニクラゲの若返り能力を分析、模倣することで、ヒトを若返らせるというSF色の濃い研究もされているということです。
 
 
 
どのような成果が得られるか、興味は尽きませんね。 
 
 
 
 
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大便艱難(だいべんかんなん)とは②

 

 

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こんばんは!樫部です。

 

 

本日は、「大便艱難(だいべんかんなん)」の続きで、「大腸熱結と湿熱の大便艱難」について、お話していきたいと思います。

 

 

前回のお話はこちら!
大便艱難(だいべんかんなん)とは

 

 

大腸熱結の大便艱難と湿熱の大便艱難は、いずれも実熱証で病位が同じという点が共通ですが、それぞれ病因病理が異なり、治療法も違ってきます。

 

 

まず、大腸熱結の大便艱難についてです。

 

 

熱邪が陽明の腑に伝入して大腸に結したり、辛辣なものを過食したり、飲酒したりして熱が胃腑に停滞し、熱邪が津液を消耗して腸内の津液が不足することで引き起こされます。

 

 

実熱の大便秘結ほどではないものの、腸管内に燥屑が形成されます。

 

 

特徴は、腹部膨満、腹痛、圧痛、押さえると糞塊を触れるといった症状を呈することです。

 

 

治法は、瀉熱通便となります。

 

 

次に、湿熱の大便艱難についてです。

 

 

これは湿邪と熱邪が胃腸を阻滞して引き起こします。

 

 

湿邪は粘膩であるため、臓腑の機能を障害し、昇降、伝導が困難になり、大便困難となります。

 

 

特徴は、胸苦しい、上腹部のつかえ、身体が重い、口渇無し、舌苔膩がみられ、湿熱の症候がみられることです。

 

 

治法は、清熱化湿、通便となります。

 

 

つづく

 

 

 

【参考文献】
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 理論篇 』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房

『鍼灸臨床能力 北辰会方式 実践篇』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房

『症状による中医診断と治療 上』
神戸中医学研究会、燎原書店

『基礎中医学』
神戸中医学研究会、燎原書店

 

 

 

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