東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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こんばんは☆

 

 

 

吉澤です!

 

 

 

前回の続き、『飲食(味覚)』に関して書いていきます。
 
 
F. 味のバランス(五味) 
 
 
 
五味は『霊枢』(九鍼十二原・五味)、『難経』三十四難に五臓に関係する記載があります。
 
 
味の偏り、五臓のどれが病んでいるか、また過剰摂取する場合は、その五味に関連性の強い臓を傷める可能性があるとされています。
 
 
例:甘味→緊張を緩める作用を持つが過剰摂取により脾を傷めます。 
 
 
 
 
G. 食事の陰陽
 
 
 
寒熱の問題を読み解く有力な裏付けになります。
 
 
陰性のものを嗜好する場合は陰に傾きます。
 
 
陽性のものを嗜好する場合は陽に傾くと考えられます。
 
 
 
H..食事時間
 
 
 
食事の時間が不規則な場合も脾胃を傷めやすいので可能な限り、決まった時間に食事を摂ることが望ましいです。 
 
 
 
I. 食べ方
 
 
 
早食いや丸呑みは脾胃を傷めるため、よく噛んでゆっくり食べることが大切です。
 
 
 
J.飲むもの(冷熱)
 
 
 
1)温飲を好む:寒 
 
2)冷飲を好む:熱 
 
 
 
K.飲みかた 
 
 
 
1)少しずつチビチビ:脾の上昇作用が不足する場合にも津液があげられなくなって口渇します。
 
 
2) 一気にゴクゴク:内熱
 
 
3)潤す程度 :津液停滞
 
 
 
L..水分摂取量 
 
 
 
身体の津液(陰液)量と水液代謝をみます。
 
 
水分摂取量と尿量を比較して、同等なのかどうかを調べます。
 
 
尿量が少ない場合、水腫あるいは湿痰を起こしやすくなる。
 
 
 
M. 酒、タバコ
 
 
 
1)酒:酒の種類によっては中焦に熱(湿熱)を溜めやすいですが、体質に合わせて適量、飲酒することで理気することができるとされています。 
 
 
2)タバコ:湿を乾かし、心神を安定させると考えられています。
 
 
 
N.カフェイン
 
 
 
カフェインは精神を鼓舞しますので、多量に摂取すると精神が高ぶりすぎて肝気を昂らせ、のぼせ・寝られない・イライラするなどの症状を呈します。
 
 
 
 
 

 

次回もお楽しみに!

 

 

 

【参考文献】
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 理論篇 』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房

『鍼灸臨床能力 北辰会方式 実践篇』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房

 

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自汗(じかん)とは①

 

 

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こんばんは!樫部です。
 
 
 
本日は「自汗(じかん)」について、お話していきたいと思います。
 
 
 
自汗とは、労働、運動、天候、着衣、発散薬の服薬などの要素と無関係に、自然に汗が出ることをいいます。
 
 
 
『傷寒論・弁太陽病脈証並治上』には、「自汗出づ」とあるのが、文献のなかで最初の記載とされています。
 
 
 
『三因方』には「昏醒を問うことなく、浸浸として自ずと出づるもの、名づけて自汗という」と記載があります。
 
 
 
ここでは、全身的な自汗についてお話していきたいと思います。
 
 
 
主な弁証分類は6つあります。
 
 
 
1.営衛不和の自汗
 
2.風湿傷表の自汗
 
3.熱盛陽明の自汗
 
4.暑傷気陰の自汗
 
5.気虚の自汗
 
6.陽虚の自汗
 
 
 
自汗は、表証、裏証、虚証、実証のいずれもみられます。
 
 
 
『傷寒明理論』に「自汗……またおのおの陰陽の証あり、自汗は必ず陽虚に属すというを得ず」と記載がある通りです。
 
 
 
その為、臨床においては、まずは外感病か内傷病かを判断する必要があります。
 
 
 
外感病は実証、内傷病は虚証に属することが多く、全体としては虚証でよくみられる症候ですが、虚実挟雑を呈することもある為、虚実の比重をよく見極めて処置にあたる必要があります。
 
 
 
つづく
 
 
 
 
【参考文献】
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 理論篇 』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房
 
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 実践篇』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房
 
『症状による中医診断と治療 上』
神戸中医学研究会、燎原書店
 
『基礎中医学』
神戸中医学研究会、燎原書店
 
 
 
 
 
 

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