東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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腰痛とは⑦

 

 

 

 

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こんばんは!吉澤です。
 
 
 
 
前回はこちら!!!
 
 
 
 
前回までは、経絡経筋病としての腰痛を経絡毎に説明致しました。
 
 
 
 
今週からは、臓腑病としての腰痛を解説してまいります。
 
 
 
 
まず、臓腑病としての腰痛の発生機序ですが、物理的負荷や外的因子は無く、臓腑自体の異常(病理)によって腰痛が起こると考えます。
 
 
 
 
また、腰は臓腑の所在としては「」が中心ですが、そのほかにも「」「膀胱」「子宮」「大腸」「小腸」も腰に関与します。
 
 
 
 
つまり、上述の臓腑に異常が起きることで発生する腰痛が「臓腑病としての腰痛」となります。
 
 
 
 
今回は「臓腑病としての腰痛」の分類の1つである「風湿痹阻の腰痛」について記述します。
 
 
 
 
【発生機序】
 
 
過労により腎気を傷り、経絡が虚したところに風湿の邪が腎に入ることで経絡の気が阻滞する。
 
 
 
【特徴】
 
 
雨天や夜間に増悪する。
 
一夜寝て休息すると、疲労が回復し、経脈の気血が巡り、朝起床し、活動後は症状が少し軽減する。
 
湿邪の比重が高ければ高いほど、だるく重い腰部痛となる。
 
発熱、悪風、自汗、(薄白苔、脈浮弦)
 
 
 
以上が「風湿痹阻の腰痛」になります。
 
 
 
 
次週は「寒湿浸淫の腰痛」をお話しします。
 
 
 
 
お楽しみに!(^^)!
 
 
 
 
 
【参考文献】
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 理論篇 』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房
 
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 実践篇』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房
 
 
 
 
 
 

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譫語(せんご)とは③

 

 

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こんばんは!樫部です。
 
 
 
本日は前回の続きで「熱毒と湿熱蒙閉の譫語」について、お話していきたいと思います。
 
 
 
いずれも実熱によるものですが、病因病理がそれぞれ異なります。
 
 
 
熱毒の譫語は、熱毒の邪を感受するか、熱邪が鬱結して毒となり、熱毒が擾乱することによって起こります。
 
 
 
この場合、頭面部の発赤腫脹、咽喉の腫脹やびらん、高熱、焦燥感、吐血、鼻出血、皮下出血、皮膚の発赤腫脹や疼痛、激しい腹痛、潰破して膿が出る、舌質紅絳、舌苔黄褐で乾燥などの熱毒の症候に加えて、
 
 
 
熱がきついことで、口渇、頬部紅潮、潮熱、口唇や舌が紅く乾燥、脈細数などの傷陰の症候がみられることが特徴です。
 
 
 
治法は清熱解毒、涼血救陰を用います。
 
 
 
湿熱蒙閉の譫語は、湿熱邪を感受するか、脾虚のために水湿が運化できず、湿が生じて鬱して化熱し、湿熱が心竅を蒙閉して起こります。
 
 
 
この場合は、時にうわごとを言い、時に覚醒する特徴を持ちます。
 
 
 
その他にも、体表部に熱感が無い、尿が濃い、鮮明な黄疸、赤白の下痢、腹満、悪心、嘔吐、裏急後重、舌苔黄厚膩、脈に濡数などの湿熱の症候をともないます。
 
 
 
治法は、清化湿熱を用います。
 
 
 
つづく
 
 
 
 
【参考文献】
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 理論篇 』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房
 
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 実践篇』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房
 
『症状による中医診断と治療 上』
神戸中医学研究会、燎原書店
 
『基礎中医学』
神戸中医学研究会、燎原書店
 
 
 
 
 
 
 
 

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