東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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毎年のことで聞き慣れてきましたが。

 

 

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こんばんは 。二神です。(^0^)

 

 

ここ数日は非常に暖かく先週末は熱中症の方も多く出たそうです。

 

 

ここ一週間で見ても1000人近くが熱中症で運ばれたらしく、

 

 

その中の20人が重症、500人近くが65歳以上の方だったそうです。

 

 

今後、まだまだ高齢者は増えていきますので、しっかりと注意が必要ですね。

 

 

まだ5月ですが、この状態だと今年の夏は末恐ろしく感じるのは私だけでしょうか。

 

 

熱中症は日中の炎天下の屋外でかかるものという印象がありますが、

 

 

実は寝ている時間帯に熱中症になってしまうケースも意外と多いようです。

 

 

この症状を夜間熱中症と言いいます。

 

 

そのままです。(笑)

 

 

意外ですが熱中症で亡くなってしまう症例の内、9割が室内で亡くなっており、

 

 

しかも4割が睡眠中に亡くなっているというデータもあります。

 

 

これは決して他人ごとではありません。

 

 

なぜ、夜間に自宅の中でそんなに激しく動くようなこともしていないのに

 

 

熱中症になるのかは、睡眠中の発汗の状態と深く関係があります。

 

 

睡眠中はコップ1~2杯の汗をかくと言われていますが、室温や湿度が高い場合は

 

 

普段以上に多くの汗をかいてしまうことになります。

 

 

夜間熱中症は睡眠中、必要以上に汗をかき、体内の水分とミネラルを多量に

 

 

失ってしまい体の水分が足りなくなってしまった状態です。

 

 

つまり、脱水症状ですね。

 

 

しかも、睡眠中の時間は水分を意識的に摂取することはできないので、

 

 

意外と昼間の活動時より余計に脱水症状になりやすいようです。

 

 

以前の院長ブログでも紹介されておりますが、体内に熱をこもらせないことと、

 

 

水分、塩分、ミネラルをしっかりと補給し体内の水不足が起こらないようにすることは、

 

 

熱中症対策には非常に需要です。

 

 

院長ブログ

 

→ 「熱中症」について (その4)

 

 

さらに夜間の脱水症状は熱中症だけでなく、睡眠の質も低下させたり、

 

 

結果的には心筋梗塞や脳梗塞などの重要な疾患の原因となることもあります。

 

 

これからだんだん暑くなることを見越して、熱中症対策は十分に考える必要がありますね。

 

 

就寝前後で水分をとる、無理せずエアコンなどを活用し適度な室温を保つ、

 

 

通気性や吸収性の良い寝具を使用するなど、いろいろと対策をすることは

 

 

可能だと思うので私も今からしっかり準備しておこうと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

関連ブログ

 

→ 院長ブログ

 

→ スタッフブログ

 

 

 

 

 

 

 

 

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五月病③

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こんばんは。上村です。

 

 

前回は五月病の症状である鬱証の肝気鬱結タイプについて書かせて頂きました。

 

 

五月病
五月病②  参照

 

 

今回は、肝気鬱結が進むとどんなタイプになるのか。またそれはどんな症状がでるのか書いていきたいと思います。

 

 

 

肝気鬱結が進むと、気が身体のあちこちで滞ることで熱を持ちます。

 

 

 

これを 「気鬱化火」 といいます。

 

 

気鬱化火の症状として、イライラしやすいなる、口が苦い、喉の渇き、耳鳴り、頭痛、目の充血、便秘、舌が紅くなる、舌の苔が黄色くなるなど、様々な症状がでてきます。

 

 

気鬱化火の症状が長引くと、肝火上炎や心肝火旺、肝火犯胃など、熱化が激しさを増し症状が悪化したり、胃腸に負担をかけたりします。

 

 

今回は、気の滞りから熱化したケースですが、それ以外に、血が滞る場合、湿痰が溜まる場合もあるので、次回書かせて頂きたいと思っております。

 
 
 
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