東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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春の日差し②

 

 

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おばんでございます。樫山です。

 

 

 

 

 

前回、春に起きやすい症状は、本格的に春を迎える前から予防することということで、睡眠をしっかり確保する事はもちろん、飲食の乱れを整え、脾胃に負担をかけない事が重要とお話しさせて頂きました。

 

 

 

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 春の日差し

 

 

 

 

春に起きやすい症状の中のひとつ、寝ても寝ても寝たりない眠気について具体的に書いていこうと思います。

 

 

 

 

中医学では、昼夜問わずひどい眠気があり、いつも知らぬ間に入眠してしまう状態の事を嗜睡(シスイ)と言います。

 

 

 

 

人は覚醒時には陽が主体となって活動し、睡眠時は陰が主体となって休息をし、陽が陰を抑える事ができれば身体は円滑に活動する事ができ、陰が陽を抑える事ができれば身体は十分な休息を得られると考えます。

 

 

 

 

陽が過多の状態では眠れなくなり、陰が盛んであれば嗜睡となり、陰陽の偏盛偏衰が睡眠異常の原因となります。

 

 

 

 

また、睡眠とは陰血を養う事でもあり、さらに、心神を養っているのは心血であり陰血でありますので、陰虚で心が滋養を失い心神が養われない病理でも嗜睡が起こると考えられます。

 

 

 

 

上記の事から、嗜睡が起こる原因を中医学的に弁証分類すると、以下のような分類になります。

 

 

 

~分類~
①湿による嗜睡
②脾虚による嗜睡
③腎陽虚による嗜睡
④腎精不足による嗜睡
⑤陰虚による嗜睡

 

 

続く・・・

 

 

 

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肉食について③

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こんばんは。齋藤です。

 

 

 

前回の続きです。

 

 

 

肉食について

 

 

 

肉食について②

 

 

 

肉は熱を生みやすいと前回書きましたが、肉にも色々な種類がありますよね。

 

 

 

もちろん、性質も様々です。

 

 

 

牛肉、鶏肉、豚肉、馬肉、羊肉などなど。

 

 

 

今回は、その性質について書いていこうと思います。

 

 

 

まずは、牛肉からです。

 

 

 

日本人は、漁業、農耕民族で、もともとあまりお肉を口にしませんでした。

 

 

 

牛肉を味わうようになったのは、明治時代の「牛鍋」からと言われています。

 

 

 

今でいう、「すき焼き」ですね。

 

 

 

その後、第二次大戦後、アメリカの生活様式が流入した影響により、牛肉の消費が急増してきました。

 

 

 

この様な歴史のある牛肉ですが、西洋医学的には、タンパク質が豊富に含まれており、他の肉よりミネラルや亜鉛に富み、体力をつけて抵抗力を高める働きがあります。

 

 

 

また、消化吸収しやすいヘム鉄が豊富で、貧血の予防にも役立つそうです。

 

 

 

それでは、東洋医学的にみると、どうでしょうか?

 

 

 

牛は、五行で見ますと、五蓄の「土」に属します。

 

 

 

身体の気や血を補い、身体を丈夫にして、病気に対する抵抗力を高める効能があります。

 

 

 

牛肉の属性として、寒熱は温で作用は昇、五味は甘、臓腑は脾と胃です。

 

 

 

「温性」の為、身体を温める作用があり、「昇」の作用があるため、気を昇らせ発汗させ、寒気(邪気)を追い払う作用があります。

 

 

 

また、「甘」の為、甘い味で緊張をゆるめ、滋養する作用があり、脾の臓と、胃の腑に影響を与えます。

 

 

 

しかし、摂りすぎてしまうと、身体に無駄な熱や、水分が溜まりやすくなります。

 

 

 

また、「昇」の作用があるため、ますます気やこもった熱を上げる恐れがあります。

 

 

 

その為、身体の冷却水の不足により、熱が溜まってしまっている「肝陽上亢」の方や、体を冷やす機能が低下している「陰虚」の方、食べすぎで消化不良を起こしている「食積痰湿」の方も逆効果になってしまう為、注意が必要です。

 

 

 

身体が冷えている方や、疲れやすくなっている方にはぴったりですが、もともと牛肉は、消化しにくい食材の為、食べすぎには注意してください。

 

 

 

また、日本の牛肉は、霜降りにさせる為、高カロリー、高蛋白質な飼料を与えて育てています。

 

 

 

アメリカやヨーロッパでは、赤身が好まれており、牧草中心に育てられています。

 

 

 

なので、日本の牛肉はカロリーが少し高めで、湿が多く含まれていると推測されます。

 

 

 

牛は肉だけではなく内臓も食べますよね。

 

 

 

胃や、肝臓、胆嚢など色々とありますが、部位により性質や効能などが違うようです。

 

 

 

続く

 

 

 

参考文献

東方栄養新書 メディカルユーコン

 

 

 

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