東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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小便渾濁(しょうべんこんだく)とは①

 

 

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こんばんは!樫部です。
 
 
 
本日は「小便渾濁(しょうべんこんだく)」について、お話していきたいと思います。
 
 
 
小便渾濁は、「尿濁」とも呼ばれ、尿が混濁して排尿痛は伴わない症状を指します。
 
 
 
尿が混濁して米の研ぎ汁のようなものを「白濁」と呼び、最初は混濁していないが放置しておくと粉のような沈殿物が生じる場合も、小便渾濁に含まれます。
 
 
 
小便渾濁は、小便疼痛とは異なります。
 
 
 
小便疼痛では、尿の混濁がみられますが、排尿痛が主症であることが特徴であり、小便渾濁は排尿痛は無いか、あっても軽度であるという特徴をもちます。
 
 
 
「小便出血」や「小便挟精」も尿の混濁をきたしますが、小便渾濁には含めません。
 
 
 
弁証分類は、主に次の5つです。
 
 
 
1.下焦湿熱の小便渾濁
 
2.腎陰虚の小便渾濁
 
3.腎陽虚の小便渾濁
 
4.脾虚気陥の小便渾濁
 
5.脾腎陽虚の小便渾濁
 
 
 
以上です。
 
 
 
次回より、各弁証分類についてのお話をしていきたいと思います。
 
 
 
お楽しみに!
 
 
 
つづく
 
 
 
 
 
【参考文献】
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 理論篇 』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房
 
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 実践篇』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房
 
『症状による中医診断と治療 上』
神戸中医学研究会、燎原書店
 
『基礎中医学』
神戸中医学研究会、燎原書店
 
 
 
 
 
 
 

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こんばんは!樫部です。
 
 
 
本日は前回の続きで「膀胱湿熱と陰虚内熱の小便黄赤」について、お話していきたいと思います。
 
 
 
いずれにしても下焦の病変ですが、虚実の違いがあります。
 
 
 
まずは膀胱湿熱の小便黄赤についてです。
 
 
 
湿熱が侵入したり、辛いもの、熱いもの、味の濃いもの、甘いものなどの嗜好により、湿熱邪が膀胱に停滞して、気化作用が失調して生じるものであり、実証に分類されます。
 
 
 
この場合、尿が濃くて少量で頻尿、排尿痛または排尿困難、下腹部痛などがみられ、口苦、咽乾、口乾あるも飲みたがらないといった症状がみられることが特徴です
 
 
 
その他にも、舌質紅、舌苔黄、脈滑数を呈します。
 
 
 
治法は、清熱利湿、通利小便を用います。
 
 
 
次に陰虚内熱の小便黄赤についてです。
 
 
 
陰虚の体質、慢性病による陰液の消耗、房事過多、温燥薬の乱用による陰液の消耗などにより、腎陰が虚して内熱が生じることで発症します。
 
 
 
これは虚証に分類されます。
 
 
 
この場合、頭のふらつき、咽が乾く、耳鳴、午後の潮熱、腰膝酸軟、手足のほてり、夢精、遺精、滑精などの虚熱の症状がみられ、尿は濃く少量で、軽度の灼熱感を呈することが特徴です。
 
 
 
その他にも、舌質紅、舌苔少ない、脈細数がみられます。
 
 
 
治法は、滋陰降火を用います。
 
 
 
 
 
【参考文献】
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 理論篇 』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房
 
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 実践篇』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房
 
『症状による中医診断と治療 上』
神戸中医学研究会、燎原書店
 
『基礎中医学』
神戸中医学研究会、燎原書店
 
 
 
 
 
 
 

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