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こんばんは 浅田です
前回の続き
参照
温病の臨床でよく使われる袪邪方法には、解表法、清気法、袪湿法、通下法、清営法、涼血法があります。
今日は袪邪方法の中からいくつかご紹介します。
1 解表法
解表法は、発汗が中心となり、表の邪気に対する治療法です。
熱邪ならば辛涼解表、寒邪ならば辛温解表で、温病は熱邪が引き起こす病なので、衛分証の場合は辛涼解表となります。
配穴は、手三陽経井穴、身柱、内関などが候補となります。
2 清気法
清気法は、気分に入った熱邪を冷ます治療法です。
気分と言っても、どの臓腑に侵襲するかで、病理や配穴は変わってきます。
代表的なのは、督脈上の穴所の横刺です。
3 袪湿法
袪湿法には、健脾して利湿する方法や、肺の宣発粛降を利用する方法など様々な方法があります。
温病で袪湿法を行う場合は、湿熱病邪として侵襲している事が多いため、湿と熱の比率を明確にした上で治療することが重要となります。
選穴候補は、豊隆、陰陵泉、脾兪、膀胱兪などが挙げられます。
続く…
参考文献
『ほくと50号』 北辰会
『北辰会方式理論篇』 緑書房
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こんばんは!樫部です。
前回までは、髪の毛についてお話をさせていただきました。
前回のお話はこちら
本日は、頭痛についてお話をしていきたいと思います。
「頭が痛いんです…」と一口に言っても、どういう症状とともに、頭のどの部位が、どのように痛むのか問診することで、弁別していくことができます。
後頭部が強ばるように痛む際、風邪症状が出ていた場合は、風寒邪侵襲の可能性があり、
痛みの質が、重く痛むのであれば、風湿の可能性があります。
身体の後面を流注する足太陽経は、目とも関連がある為、目の症状や「目の奥の痛み」を訴えることもあります。
もともと肩こりや後頚部のこりが強いと、この場合の強ばりや痛みを自覚することが難しくなる為、発症状況を確認したり、随伴症状を確認する等追加問診が必要となります。
また、額を含めた頭には下記のように多くの経絡が流注しています。
手陽明大腸経(経筋)、足陽明胃経(経脈)、足太陽膀胱経(経脈)、足少陽三焦経(経脈、経筋、経別)、足少陽胆経(経脈、経筋)、足厥陰肝経(経脈)、督脈
頭と言っても、実際にどの部位が痛むのか確認することが大切になってきます。
発生状況や随伴症状を確認していくことで、問題のある臓腑を絞っていくことが可能となります。
例えば、イライラや緊張により頭部全体、頭頂部、こめかみが痛む場合は、気逆や化火内風の可能性があります。
足厥陰肝経は眼球にも関わる為、同時に眼球痛や眼の違和感を訴えることがあります。
この場合、肝気逆、肝鬱化火、肝火生風、肝陽上亢、心肝火旺によるものが疑われます。
飲食不節が続いた際に、前頭部痛みが出た場合は、湿痰や湿熱が陽明経経気の通りを邪魔している可能性があります。
この場合は、脾虚湿盛、痰濁上蒙、胃気逆などが考えられます。
睡眠不足や過労によって頭部が鈍く痛む場合は、肝陽上亢、気虚、血虚、気血両虚、肝腎陰虚などが候補に挙がります。
固定性の刺痛が夜間に悪化する場合は、気滞血瘀、瘀血により引き起こされている可能性がある為、外傷の有無の確認も必要となります。
痺れるように痛んだり、頭が重い感じで鈍痛がある場合は、湿邪の関与が考えられます。
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つづく
【参考文献】
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 理論篇 』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 実践篇』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房
『症状による中医診断と治療 下』
神戸中医学研究会、燎原書店
『基礎中医学』
神戸中医学研究会、燎原書店
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