東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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皮膚トラブルの季節?

 

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おばんでございます。樫山です。

 

 

 

 

最近、皮膚が痒かったり、皮膚が赤くなったりする、皮膚トラブルの患者さんを診ました。

 

 

 

 

赤い斑点の大きさや痒みの程度など、症状に差はありますが、ざっくりというと皮膚にトラブルを起こしていました。

 

 

 

 

皆さん、湿疹ができたー、と仰っていました。

 

 

 

 

一般的にもよく使われる「湿疹」という言葉は、ちゃんとした医学用語で、湿疹とは皮膚表面に起きる炎症のことで、多くの場合、痒みがでたり、紅斑やブツブツした丘疹が出たり、皮が剥けたり、水疱になったりします。

 

 

 

 

湿疹と似た様な言葉に「発疹」がありますが、発疹は皮膚に表れる病変すべての事を指します。

 

 

 

 

なので湿疹は、発疹の中に含まれるという事になります。

 

 

 

 

湿疹の原因には、花粉・ハウスダスト・細菌・真菌・金属・食べ物・化学物質・薬剤など、さまざまな環境や外部刺激によって起きる外的要因と、

 

 

 

 

健康状態・精神的ストレスによる皮膚の免疫力低下、発汗・皮脂の分泌、アレルギーなど健康や皮膚の状態などによる内的要因の2つがあります。

 

 

 

 

これらのどの要因が関わって発症するかひとつに断定する事は難しいですが、外的要因と内的要因が重なり合い発症するものと思われます。

 

 

 

 

 

ちなみに、皮膚の病気には「蕁麻疹」というものもあります。

 

 

 

 

この蕁麻疹と湿疹も似た様な病変ですが、大きな違いは、症状の現れ方です。

 

 

 

 

蕁麻疹は赤くはっきりとした境目のある皮膚の盛り上がり(膨疹)が突然出たり、多くは痒みを伴い、発症から数分で症状が解消したり、また症状が現れたりを繰り返し、長くてもおよそ24時間以内に症状が落ち着くのが特徴との事です。

 

 

 

 

一方、湿疹は、このような短期で症状が現れたり消えたりすることはなく、数日は症状が続く事が多いとあります。

 

 

 

 

続く・・・

 

 

 

 

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肉食について⑬

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こんばんは。齋藤です。

 

 

 

だいぶ涼しくなってきましたね。気温が急激に下がる日がありますので、体調管理には充分気を付けてください。

 

 

 

だいぶ期間が空いてしまいましたが、前回の続きです。

 

 

 

肉食について

肉食について②

肉食について③

肉食について④

肉食について⑤

肉食について⑥

肉食について⑦

肉食について⑧

肉食について⑨

肉食について⑩

肉食について⑪

肉食について⑫

 

 

 

今回は、馬肉の東洋医学的見解について、書いていきます。

 

 

 

馬は、五行で見たときに「金」にあたります。

 

 

 

馬肉の属性として、寒熱は涼(微寒)で作用は潤降、五味は辛苦です。

 

 

 

涼性の為、やや冷やす作用があります。

 

 

 

その為、体に余分な熱がある方は、温性のある牛肉より、馬肉の方がおすすめです。

 

 

 

ただ、小児は胃腸が冷えると成長、発育に不利なので、涼性の馬肉は控えめに。

 

 

 

五味は辛苦で、辛味は気の循りを活発にして、機能促進や発汗を促します。

 

 

 

苦味は、体に溜まっている余分な水分や熱を取ります。

 

 

 

作用は、潤で体を潤し、降で気が上りすぎない様に抑える作用や、気を降ろす作用があります。

 

 

 

馬肉は、牛肉と同じくらい消化しにくい食材です。

 

 

 

胃腸の弱い「気血両虚」や、体を温める機能が低下している「陽虚」の方、消化不良のある「食積痰湿」タイプの方は控えめに摂取してください。

 

 

 

馬肉を過食する機会なんてそうそうないと思いますが笑

 

 

 

馬は肉だけでなく、蹄や歯、馬宝(胃の結石)骨などあらゆる部分が、食材や漢方として使用されています。

 

 

 

馬の結石まで、薬にしていたなんて凄いですよね。

 

 

 

これまで、色々な肉の属性や、歴史などをご紹介してきました。

 

 

 

それぞれ性質が違い、なかなか気にしながら生活することは、非常に大変だと思います。

 

 

 

当たり前のことですが、片寄り過ぎず、バランスを取って食事をすることが、体に一番負担をかけることがないと思います。

 

 

 

食欲の秋、真最中ですが、食べ過ぎには注意しましょう!!!

 

 

 

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