東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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肉②

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こんばんは 浅田です

 

 

 

前回は、牛肉について書きました。

 

 

 

肉 牛肉 参照

 

 

 

引き続き、肉シリーズを書いていきます。

 

 

 

今日は豚肉です。

 

 

 

日本では、弥生時代から養豚が始められていましたが、牛と同様に明治時代以降に本格的な養豚が始まりました。

 

 

 

薬性

甘、鹹、微寒

 

 

 

帰経

脾、胃、腎

 

 

 

効能

滋陰潤燥、健脾補気、滋陰補腎、通便潤肌

 

 

 

豚肉は脂が多く、潤いを与える作用が強い食べ物です。

 

 

 

牛肉の温めながら胃腸や足腰を強くする作用に対して、豚肉は湿らせて潤しながらお腹や下半身を補っていきます。

 

 

 

牛は陽に対して、豚は陰なんですね。

 

 

 

潤す力が弱くて、喉が渇いたり、便秘や乾燥肌になる人には効果的です。

 

 

 

しかし、元々身体に余分な水分をため込んでおり、浮腫みやすく、下痢しやすく、身体の重だるさがあり、雨天時に心身の不調が出る様な人は、食べ過ぎに注意です。

 

 

 

このように、肉は肉でも、動物の種類によって、作用が変わってくるのです。

 

 

 

続く

 

 

 

参考文献

『東方栄養新書』梁晨千鶴 メディカルユーコン

『薬膳素材辞典』辰巳洋 源草社

『中国伝統医学による食材効能大辞典』山中一男・小池俊治 東洋医学出版社

 

 

 

 

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夏至

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こんばんは坂口です。

 

 

 

週初めは気持ちの良い天気が続いていましたが、週末は梅雨らしくなってしまいましたね。

 

 

 

 

来週も雨の日が多く、足元が滑りやすいと思いますのでお気をつけて下さいね。

 

 

 

 

明日から二十四節気では夏至に入ります。

 

 

 

 

夏に至ると書くように、これから本格的な夏が始まります。

 

 

 

 

日の出ている時間が長くなり、夜の時間が短くなるので短夜という夏の季語もあります。

 

 

 

 

夏至から11日目の半夏生までの間が田植えの時期であり、

 

 

 

 

半夏生とは七十二候のひとつですが、半夏が生え始める頃で田植えを終える目安とされています。

 

 

 

 

この間に田植えを終えないと半夏半作と言って収穫が著しく減ると言われているそうです。

 

 

 

 

豊作を願って関東ではこの時期に関東では小麦餅、関西ではタコを食べる習慣があるそうです。

 

 

 

 

関東では昔は二毛作で小麦を育てており、夏至の時期に新小麦が取れる為、

 

 

 

 

関西は植えた稲がタコの足のようにしっかり根を張る様にと願って食べられています。

 

 

 

 

タコはタウリンが豊富に含まれているので肝臓の働きを助けて疲労回復に良いとされています。

 

 

 

 

ちなみに茹でると赤くなるのはオモクロームという色素が関係しているそうですよ。

 

 

 

 

東洋医学的には益気養血、補虚催乳、収斂生肌という作用があり、

 

 

 

 

出産で身体が弱ってしまい母乳の出が悪い方には良いかもしれません。

 

 

 

 

沖縄では梅雨が明けましたが東京はまだまだジメジメした日が続きます。

 

 

 

 

身体まで湿気ないように、普段より食べ過ぎや飲み過ぎ無いように気をつけて、万全の体調で気持ち良い夏を迎えましょう。

 

 

 

 

 

参考文献

 

 

東方栄養新書 メディカルユーコン 梁 晨千鶴

 

 

私の根っこプロジェクト

http://www.i-nekko.jp/m/

 

 

 

 

 

 

 

 

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