東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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発黄(はつおう)とは②

 

 

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こんばんは!樫部です。
 
 
 
本日は前回の続きで「湿熱の発黄」について、お話していきたいと思います。
 
 
 
湿熱の発黄は、陽黄に分類され、経過が比較的短く、鮮明な黄疸、舌苔が黄膩、脈滑数あるいは弦数を呈することが特徴です。
 
 
 
中焦に湿熱が蘊結して肝胆を燻蒸し、胆液が外泄してして皮膚にあふれることで黄疸を生じます。
 
 
 
同じ湿熱でも湿と熱の比重により、次の3型に区別します。
 
 
 
1.熱>湿の場合
 
 
この場合、発熱、強い口渇、胸苦しさ、嘔気、尿の色が濃くて少ない、硬便または便秘、舌苔黄膩、脈弦数がみられる特徴があります。
 
 
治法は、清熱利湿を用います。
 
 
 
2.湿>熱の場合
 
 
この場合、頭重、身重、腹満、食欲不振、口渇するがあまり水を飲まない
尿量が少ない、泥状〜水様便、舌苔やや黄で厚膩、脈滑でやや数あるいは濡数がみられます。
 
 
治法は、利湿化痰を用います。
 
 
 
3.湿=熱の場合
 
 
この場合、発熱、口渇、頭重、倦怠感、腹満、尿が濃い、硬便で便秘あるいは粘稠でスッキリ出ない、舌苔黄で厚膩、脈弦数あるいは滑数がみられます。
 
 
治法は、清利湿熱を用います。
 
 
 
このように湿と熱の比重により、出現する症状が異なり、治法もそれに合わせて決定していきます。
 
 
 
つづく
 
 
 
 
 
【参考文献】
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 理論篇 』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房
 
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 実践篇』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房
 
『症状による中医診断と治療 上』
神戸中医学研究会、燎原書店
 
『基礎中医学』
神戸中医学研究会、燎原書店

 

 

 

 

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症例報告:鍼治療による腰椎椎間板ヘルニアの自然治癒②

 

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こんばんは 謝敷です

 

 

前回より、脱出型腰椎椎間板ヘルニアと診断された
52歳の男性に対する鍼灸治療の症例報告を見ています。

 

 

 

今日は、どのような患者さんなのか、患者さんの概要をご紹介致します。

 

 

 

 

今回の患者さんは、2023年に激しい腰痛を訴えて病院に受診した52歳の中国人男性です。

 

 

 

仕事はデスクワークが主で、過去1年の間に、数日間、中等度の腰痛を生じたことがありましたが、
下肢への症状はなく、温湿布と休息で痛みが和らいでいたようです。
経済的な制約から、その後も、病院を受診していませんでした。

 

 

 

発症は、来院の1週間で、咳をした際に腰に負荷がかかり、
右下肢に放散痛としびれを生じ、動くと痛みが増し、睡眠に影響するようになりました。

 

 

 

その他、泌尿器症状はなく、内科的疾患や遺伝性疾患はありません。

 

 

 

 

いつもの問診を想定して読んでいると、
発症前日の生活状況や精神状態等、追記になってしまいますね笑

 

 

 

 

西洋医学では、どのような検査と診断がされたのでしょうか。
次回は、病院での診断結果を見ていきます。

 

 

 

https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/38895697/

 

 

 

 

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