東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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六淫の外邪⑬

 

 

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こんばんは。齋藤です。

 

 

 

梅雨真っ盛り。

 

 

 

急に雨が降り始めると、合羽を着るかどうか、非常に悩みます。

 

 

 

すぐ止むかな?止まないかな?という事を考え、止む方に賭けて止んだ時の気持ち良さは、非常に良いものです。

 

 

 

それでは前回の続きです。

 

 

 

これまでのブログはこちら。

六淫の外邪

六淫の外邪②

六淫の外邪③

六淫の外邪④

六淫の外邪⑤

六淫の外邪⑥

六淫の外邪⑦

六淫の外邪⑧

六淫の外邪⑨

六淫の外邪⑩

六淫の外邪⑪

 

 

前回の話はコチラ

 

 

 

今回から、湿邪について書いていこうと思います。

 

 

 

湿は、自然界の水湿の気であり、長夏の主気です。

 

 

 

発病時期は長夏に多く、水遊び、雨に濡れる、低地や湿地での居住、水中作業、汗をかいて湿るといった状況でも、湿邪の影響を受けて、発病することがあります。

 

 

 

簡単に考えると、雨=湿でいいと思います。

 

 

 

雨が盛んな時期というと、梅雨がすぐに挙げられると思いますが、五月後半から七月上旬の期間だけではなく、春に菜種梅雨や、秋雨など、雨の多い時期があります。

 

 

 

また、この時期の雨と冬の雨では性質が変わってきますし、冬の日本海側の降雪時や盆地などでは寒湿邪として生じやすく、その時期や土地を考慮する必要があります。

 

 

 

その為、引っ越した先が河川や湖の側や、半地下の様な場所だった場合、湿邪の影響を受けやすいと考えられています。

 

 

 

この様に、環境や時節を含めて体調の変化を考察することが大事になってくると思います。

 

 

 

参考文献

『中医学ってなんだろう』著:小金井信弘 (東洋学術出版)

『基礎中医学』 編著:神戸中医学研究会 (燎原)

『鍼灸 臨床能力 北辰会方式 理論編』 監修:藤本蓮風 編著:一般社団法人 北辰会 学術部 (緑書房)

『内経気象学入門』 著:橋本浩一 (緑書房) 

『中医弁証学』著:兵頭明、 柯雪帆 (東洋学術出版)

『中医病因病機学』 主編:宋 鷺冰 訳:柴﨑 瑛子 (東洋学術出版社)

 

 

 

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こんばんは。松田です☆″

 

 

 

今日は雨だったので、湿気が多く、体が少しだるく感じましたね。

 

 

 

 

 

先週から、3年生のはりきゅうの臨床実習も始まりました。

 

 

 

 

はりきゅうの臨床実習に関しては、治療の見学とカンファレンスになります。

 

 

 

 

治療の見学は、筋肉や関節などにアプローチする現代医学的な治療、脈や舌や腹を診てツボに治療する東洋医学的な治療の両方を見学します。

 

 

 

 

問診から、診察、治療、指導に至るまでほぼ全てが違うため、それぞれで勉強になると思います。

 

 

 

 

見学した後は、カンファレンスをします。

 

 

 

 

病態説明等を受けた後、感想を述べ、質疑応答をして、デイリーノートを書いて終了になります。

 

 

 

 

見学だけですが、初めて見ることや分からないことだらけだと思うので、質疑応答で疑問を解消したり、興味を持って何かを調べるきっかけになるんじゃないかと思います。

 

 

 

 

積極的に勉強になるポイントをみつけるように臨んでもらいたいと思います。

 

 

 

 

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