東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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歩く

 

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こんばんは。松田です☆″

 

 

 

毎日ジメジメしていますが、湿度の調節をして寝苦しい夜を乗り切りましょう。

 

 

 

 

 

先週、健康診断で体重と腹囲が増加していることが発覚してから、自宅から学校まで歩いて出勤するようにしています。

 

 

 

 

バスで7~8分のところ、約50分かけて歩いています。

 

 

 

 

一応、自分の中でのルールとして、「雨の日以外は歩く(朝歩く時間帯に降らなければ歩く)」と決めています。

(気持ち的にも無理をすると続かないですからね)

 

 

 

 

まだまだ、始めて1週間で4回しか歩いてないので、全然痩せていく(体が締まっていく)実感はありませんが、変化したことはあります。

 

 

 

 

出勤後のだるさがなく、気分的にもスッキリしている。

 

 

 

 

朝歩いているせいか、お腹は鳴り食欲はあるが、昼食の量が減った。(何となく沢山食べなくてもいいかなという気持ちになっている)

 

 

 

 

いつもより早めに出勤するため、授業の準備などに使える朝の時間が増えた。

 

 

 

 

今のところこのくらいの変化ですが、続けていくとさらに色んな変化が出てくると思います。

 

 

 

 

また、歩くことで、全身(四肢)に気血がしっかりめぐるため、運動不足で血行が悪い私にとっては非常に良いと思います。

 

 

 

 

歩き方としては、手を振りつつ、少し大股で歩き、下半身をしっかり使うように意識しています。

 

 

 

 

色々良いこともありますが、唯一難点としては、歩くと大量に汗をかくため、出勤後に着替えが必要で自宅じゃないのでシャワーを浴びられないことですね。(汗拭きシートで全身を拭きますが)

 

 

 

 

一応、筋トレも腹筋のみ継続してずっとやっています。

 

 

 

 

今後も続けていく予定なので、何か心身ともに変化があったら、また書こうと思います。

 

 

 

 

 

 

 

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食後の眠気

 

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こんばんは!樫部です。

 

 

 

本日は「食後の眠気」についてお話ししていきたいと思います。

 

 

 

飲食後、あるいは飲食している最中に身体が怠くなって眠ってしまうことを食後困頓といいます。

 

 

 

食後困頓の弁証分類は主に3つあり、病因は全て内傷に分類されます。

 

 

 

1.脾気虚(脾虚湿盛)

 

 

 

毎食後眠くなる特徴があり、重篤になると食事中に入眠してしまいます。

 

 

 

全身倦怠感、頭がぼーっとする、食欲不振、食後の腹脹を伴います。

 

 

 

脈力が弱い、舌淡、胖嫩といった所見がみられます。

 

 

 

2.湿痰中阻(湿困脾土)

 

 

 

頭重して、身重もみられ、雨天時や雨天前に増悪し、運動して発汗すると眠気がとれてスッキリします。

 

 

 

この場合、口粘、白膩苔がみられます。

 

 

 

3.肝鬱気滞

 

 

 

甘味を欲し、少量摂るだけで眠くなります。

 

 

 

問診時に「甘味を摂った際に気分の変化はありますか?」と聞くと、「ほっとします」というような情報が得られたりします。

 

 

 

また、精神的緊張が続いている状況下での飲食後に眠くなる特徴があります。

 

 

 

この場合は、肝の異常がメインであり、脾の異常は二次的に生じる為、脾の異常を示す所見が少ないという特徴があります。

 

 

 

弁証分類のお話は以上です!

 

 

 

中医学では、食後困頓は脾虚湿盛(虚証)、湿困脾土(実証)というように、脾の問題であると説いています。

 

 

 

しかし、臨床的には脾のみの問題ではないことがあります。

 

 

 

例えば、仕事により精神的緊張やプレッシャーが掛かっているような肝鬱気滞の状態で、飲食をするとどうなるでしょうか?

 

 

 

一気に気が緩んで眠気が出ることもあります。

 

 

 

特に甘味は緊張を緩める作用があるので、問診をすすめてみると、「そういえばストレス時に甘味の量が増えてました!」という情報が得られるかもしれません。

 

 

 

そうすると、随伴的に徐々に脾の弱りを示す所見も出てきているかもしれない為、追加問診をして詳細を確認しておきます。

 

 

 

脾虚の場合は、虚の程度にもよりますが、毎食後必ず眠くなるのが特徴です。

 

 

 

どういう状況下で、どの時間帯の食後に眠くなるのか確認し、

 

 

 

毎食後に眠くなるのか、どのようなものをどれだけ食べると眠くなるのかを確認することで、

 

 

 

他の脾虚症状と合わせて、脾虚のレベルを鑑別するのに役立てることが出来ます。

 

 

 

食後困頓については、以上です。

 

 

 

次回からは、「お通じの異常」をシリーズ化し、様々な異常について、お話ししていきたいと思います。

 

 

 

 

【参考文献】

『鍼灸臨床能力 北辰会方式 理論篇 』

藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房

 

『鍼灸臨床能力 北辰会方式 実践篇』

藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房

 

『症状による中医診断と治療 下』

神戸中医学研究会、燎原書店

 

『基礎中医学』

神戸中医学研究会、燎原書店

 

 

 

 

 

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