東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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麦茶

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こんばんわ。齋藤です。

 

 

 

だいぶ暑くなってきましたね。

 

 

 

日によっては30℃を超える日も出てきている日もあるので、

 

 

 

自転車で往診していると、干からびてしまいそうです。笑

 

 

 

そんな暑くなってきてから飲むもの、夏の定番麦茶について書いていきます。

 

 

 

麦茶は、大麦の種子を煎じて作られています。

 

 

 

歴史は古く、平安時代には貴族に愛飲されていたそうです。

 

 

 

鎌倉時代になると、戦国の武将たちは陣中に持参したとも伝えられています。

 

 

 

江戸時代末期になると、麦茶は町人衆の気軽な飲み物として、今でいう喫茶店のような「麦湯店」があちこちに出来、大いに繁盛したようです。

 

 

 

なので1200年前から日本人に愛されている飲み物なのです!!

 

 

 

麦茶は、ノンカフェインであり、そのため子供にも適している飲み物といわれており

 

 

 

タンニンの量も、お茶(緑茶)やコーヒーよりも少ないとされ、麦茶の成分であるアルキルピラジンは、血液粘度を低下させ、脱水になりやすい時期は良いとされています。

 

 

 

また、バクテリアの予防効果もあり、夏はバクテリアの増えやすい時期でもあり、そういった意味で、夏によく飲まれているには、適した飲み物と考えられます。

 

 

 

その他にも、抗酸化作用や、体温を下げたり、虫歯菌、歯周病菌の菌膜生成を阻害、抗酸化作用胃粘膜の保護、糖尿病の合併症防止などの効果があるとされています。

 

 

 

では、麦茶を東洋医学的にみていくと、どのような作用があるのでしょうか?

 

 

 

 

続く

 

 

 

 

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おばんでございます。樫山です。

 

 

 

東洋医学的に患者さんを診察する際、舌を診る、舌診を行ないます。

 

 

 

近頃は、テレビの健康番組でも漢方のお医者さんが出てきて、舌診を紹介する場面もよく見かけます。

 

 

 

この舌診では、患者さんの臓腑機能の状態や、患者さんの病と闘う力などを知ることができます。

 

 

 

舌診では、舌の形や色、苔の状態などを観察しますが、その中に舌周辺に歯の痕がある「歯痕舌」という形をしている事があります。

 

 

 

舌に歯の痕の様な、ギザギザしているものです。

 

 

 

歯痕舌の多くは、食べ過ぎや飲み過ぎ、胃腸の弱りから食べたものを正常に処理出来ない状態で、身体に余分な水分が溜まっている、いわゆる浮腫んでいる状態で、舌全体が腫れぼったくなり、舌周辺が歯による圧迫を受けて生じます。

 

 

 

患者さんや、自分の舌を見てみても、飲み過ぎ食べ過ぎた時など、よく見られる舌の形ですので一般の方でも分かり易と思います。

 

 

 

 

これからくる梅雨~夏、梅雨前の今の時期には、外気の湿邪の影響もあり歯痕舌が表れやすい季節です。

 

 

 

歯痕舌があり、飲食の乱れに心当たりがある方は注意が必要です。

 

 

 

運動で汗をかいたり、食事を気を付け、身体に余分な水分を溜めない事が重要です。

 

 

 

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