東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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舌腫(ぜつしゅ)とは②

 

 

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こんばんは!樫部です。
 
 
 
本日は「舌腫(ぜつしゅ)」の続きで「心脾熱盛と脾虚寒湿の舌腫」について、お話していきたいと思います。
 
 
 
前回までのお話はこちら
 
 
 
まずは、心脾熱盛の舌腫についてです。
 
 
 
心脾に積熱して火邪が上にのぼるため、舌は腫大し、赤くなります。
 
 
 
特徴は、脾は肌肉を主るので、手掌と皮膚の灼熱感があり、脾は陰土で燥をこのみ湿を嫌うため、熱が盛んであるにも関わらず、水分を欲しないという特徴がみられます。
 
 
 
治法は、清熱を用います。
 
 
 
次に、脾虚寒湿の舌腫についてです。
 
 
 
これは脾虚に寒湿が絡んだことで発生します。
 
 
 
特徴は、舌は腫大して暗淡を呈することが多く、舌辺に歯痕がみられることです。
 
 
 
また、暗であるのは血瘀によるもので、歯痕も脾気の不足を表す所見です。
 
 
 
その他にも、身重、倦怠感無力感、腹脹、食欲不振、泥状〜水様便などの脾虚の症候がみられます。
 
 
 
治法は、散寒化湿、補気健脾を用います。
 
 
 
 
 
【参考文献】
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 理論篇 』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房
 
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 実践篇』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房
 
『症状による中医診断と治療 上』
神戸中医学研究会、燎原書店
 
『基礎中医学』
神戸中医学研究会、燎原書店
 
 
 
 
 
 

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健忘(けんぼう)とは①

 

 

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こんばんは!樫部です。

 

 

本日は「健忘(けんぼう)」について、お話していきたいと思います。

 

 

健忘とは、新しく体験したことを、覚えて保持する能力である記銘力が減退することで、すぐに物事を忘れてしまうことを指します。

 

 

重篤になると、話の前後が一貫せず、一瞬にして忘れてしまうこともあります。

 

 

他にも喜忘、多忘、好忘、易忘といった名称で呼ばれることがあります。

 

 

健忘は、精神薄弱による物忘れとは異なり、精神薄弱によるものは先天的な知能低下によるものとされています。

 

 

また、高齢者で体力が衰えたために健忘がみられるようになる場合がありますが、多くは生理的現象とされています。

 

 

弁証分類は主に5つあり、次の通りです。

 

 

1.腎精不足の健忘

2.心腎不交の健忘

3.心脾両虚の健忘

4.痰濁擾心の健忘

5.瘀血衝心の健忘

 

 

本日は「腎精不足の健忘」について、お話していきたいと思います。

 

 

東洋医学でいう腎の臓は、精という生理物質を蔵しています。

 

 

また、骨を主り、髄を生じますので、腎精が不足すると髄海と呼ばれる脳髄が空虚となってしまい、健忘を発症します。

 

 

特徴は、記憶力や認知能力の低下がみられ、ぼんやりする、歯の動揺脱落、白髪になり毛が乾燥して抜けやすい、筋力低下による歩行困難、舌質淡、舌苔白、脈虚などの症候がみられることです。

 

 

治法は、填精補髄を用います。

 

 

 

【参考文献】
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 理論篇 』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房

『鍼灸臨床能力 北辰会方式 実践篇』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房

『症状による中医診断と治療 上』
神戸中医学研究会、燎原書店

『基礎中医学』
神戸中医学研究会、燎原書店

 

 

 

 

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