東洋医学 伝統鍼灸 清明院

お電話

03-6300-0763

10:00~21:00(完全予約制)

休診日:日曜(土曜、祝日の診療は18時迄)
〒151-0053東京都渋谷区代々木2-15-12クランツ南新宿601
初診・再診の御予約、予約の変更、
その他お問い合わせはこちら

Search Results for: 月

慢性腰痛と鍼灸

 

 

清明院では現在、求人募集しております。

募集内容の詳細はこちら

 

 

**********************************************************************************************
      にほんブログ村 健康ブログ 鍼灸(はり・きゅう)へ

  ↑↑↑        ↑↑↑
こちらを、1日1回クリックに是非ご協力下さい!<m(__)m>

クリックしていただくと、ランキングポイントが上がります!!
**********************************************************************************************

 

 

こんばんは 謝敷です^^

 

 

本日は慢性腰痛に対する鍼灸のエビデンスについてご紹介いたします!

 

まずCochranライブラリーでの評価をみてみます。

 

 

ここでは「明確な病因がなく3か月以上痛みが続く腰痛」を対象に、

33 件の研究 (37 件の論文 対象者8,270 名)が参照され、

鍼治療の有効性について検討しています(2020年)。

慢性腰痛コクランライブリーはこちら

 

 

 

 

参照された論文はドイツ、中国、米国、英国、日本、

スペイン、スウェーデン、イタリア、韓国、インド、

ブラジル、レバノン、イランなどでの行われた研究結果が含まれています。

 

 

 

色々な国で検討されているのですね!

 

 

参照している研究では、

主に痛みの度合いや、日常生活動作(機能)、生活の質等に対し

鍼治療が偽の鍼、無治療、通常の治療(鎮痛薬や運動療法等)と比較して

有効であったかを検討しています。

 

 

治療の種類は、中国医学理論を運用したものから、

現代医学の神経や筋肉をもとに刺す鍼、電気を通す治療(通電)も含みます。

 

 

結果、

鍼治療群 と 偽鍼治療群 の治療直後の痛みの軽減度の差は-9.22、

鍼治療群 と 通常治療群 の治療直後の痛みの軽減度の差は-10.26、

鍼治療群 と 無治療群  の治療直後の痛みの軽減度の差は-20.32

であったと報告されています。

 

 

一見、お!鍼治療は効果がありそう!と思えますが、

臨床的に意味のある違いを示す差は、ここではマイナス15として統計学上評価されているため、

無治療群と比較した場合のみ、鍼治療は鎮痛効果の可能性が示されたとの結論に至っています。

 

 

今回ご紹介するのは研究結果の一部の抜粋ですが、皆様はこの結果をどう読まれますか?

 

 

またこれらの研究は「盲検化」の不十分さが課題として指摘され、

信頼度が低い結果であるとも記載されています。

 

 

結果の解釈や、「盲検化」をはじめとする鍼灸に関する臨床研究の課題については、

また別の機会に吟味していこうと思います。

 

 

次回は頭痛と鍼灸について見て参ります!

 

 

<参考資料>

・Cochran Library

https://www.cochranelibrary.com/cdsr/doi/10.1002/14651858.CD013814/full/ja

 
 
 

読者の皆様、1日1回、こちらをそれぞれ1クリックお願いします!!

 

 

秋分の日

 

 

 

 

清明院では現在、求人募集しております。

募集内容の詳細はこちら

 

 

**********************************************************************************************
      にほんブログ村 健康ブログ 鍼灸(はり・きゅう)へ

  ↑↑↑        ↑↑↑
こちらを、1日1回クリックに是非ご協力下さい!<m(__)m>

クリックしていただくと、ランキングポイントが上がります!!
**********************************************************************************************

 

 

 

 

こんばんは、永井です。

 

 

 

 

今日は秋分の日です。秋分とは、春分と同様、太陽が真東から昇り、西に沈む、昼と夜の長さが同じになる日のことで、この日を境に夜が長くなっていき、暑さも収まり秋が深まっていく頃です。

 

 

 

 

しかし、今年は9月半ばになってもかなり厳しい残暑が続いていますね。朝夕は少しずつ涼しくなってきて秋の気配を感じられつつあり嬉しいです。

 

 

 

 

ということで今日は、秋の気候についてです。

 

 

 

 

秋は二十四節気の中で孟秋と仲秋・季秋に分けられます。

 

 

 

 

残暑は立秋から白露までとされていますが、それは、天の陽気は衰え始めますが、暑火、暑邪がまだまだ強いためです。

 

 

 

 

白露以降は、気温が大きく下がり始めて秋らしい気候となります。秋の到来です。

 

 

 

 

ちなみに残暑とは立秋(8月7日頃)以降の暑さのことを指します。

 

 

 

 

暑くなったり涼しくなったりを繰り返し、徐々に気温が下がっていきます。

 

 

 

 

こうして秋から天の陽気が衰え始め、陰気が増していきます。

 

 

 

 

人体への影響としては、夏の暑邪により、相対的に気虚を起こしていることが多く、体表を防衛している衛気が虚しているため、秋の涼風(風寒邪)に襲われやすく、外感病を引き起こしやすい状態になっています。

 

 

 

 

秋の養生としては、気温上昇時の発汗に注意し、発汗したらこまめに着替えて汗を拭き、涼燥邪、寒邪が侵入しないよう、特に肩背部を冷やさないように気をつけることが大切です。

 

 

 

 

次回へ続きます。

 

 

 

 

参考文献

『内経気象学入門』 著者: 橋本 浩一

『基礎中医学』 編者:神戸中医学研究所

『中医病因病機学論』 主編:宋 鷺冰

『中医弁証論』    編著 柯 雪 帆

 

 

 

 

 

 

読者の皆様、1日1回、こちらをそれぞれ1クリックお願いします!!

 

 

   にほんブログ村 健康ブログ 鍼灸(はり・きゅう)へ

 

 

「エキテン」清明院サイト

 

 

清明院オフィシャルホームページ(PC)

 

 

清明院院長のブログ 「最高の鍼灸の追求」

 

RSSリーダーで購読する

ブログ内検索
おすすめ記事一覧
カテゴリー
最近の投稿
アーカイブ