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こんばんは、森岡です(^_^)
今日は学校で模擬授業がりました。
最近ちょくちょく模擬授業があります。
6月から教育実習が始まるので、その前の準備体操的な授業です。
自分が授業をやることはもちろん勉強になるのですが、他の人の授業を見聞きするのも非常に得るものが大きいです。
その模擬授業において、こんなことをよく目にしました。
それは、
”緊張すると、人は笑う”
これ、教育技法的にはNGです(笑)
でも、やっちゃいけないと思いつつも自然に出ちゃうんですね~。
なれない教壇に立ち、大勢の前で話す。
誰でも緊張するものです。
そうすると気付かないうちに笑いが出てしまう人が結構いました。
この現象はなぜ起こるのでしょうか?
まぁ単純に緊張をほぐそうとしているんでしょうね。
”笑う”という行為を東洋医学的にみれば「喜」という感情の範疇に入ります。
「喜」という感情は、
”気を緩める”
という作用があります。
院長ブログ 「喜」について 参照
ですから、極度の緊張で”張って停滞した気”を、一過性に「喜」という感情でもって緩和させている生理的な現象ということです。
それじゃあ、緊張している人はみんな笑うのか?
というと、そうとも限りません。
ではどんな人が笑ってしまうのでしょうか?
それは気の停滞している状況が、
”体の上部”
に起こっている人に多いような感じがします。
東洋医学では、体を大きく分けて縦に3分割し、
上から上焦(じょうしょう)・中焦(ちゅうしょう)・下焦(げしょう)とします。
緊張することで、この上焦における気の停滞が極度にきつくなっている人が笑ってしまうんじゃないかと思います。
なぜなら、緊張すると最も力が入るところは肩ですよね。
肩の位置は体の上にあるので上焦に当たります。
つまり緊張して肩に力が入る現象は、上焦での気の停滞が引き起こす現象の一つです。
ですから、緊張している人には「肩の力を抜きなよ」などと声をかけます。
「腰の力を抜きなよ」とか「足の力を抜きなよ」とは言いませんよね(笑)
つまり、笑うと肩の力が抜けるんです。
笑うことで上焦の気の停滞が緩み、肩の緊張がほぐれるのです。
また、笑うことで息を吐き出します。
息を吐き出すとやはり肩の力が抜けます。
深呼吸すると緊張が和らぐのは、息の出し入れにより上焦の気の停滞が取り除かれるからなんです。
ですから笑って息を出すことで、気の停滞を取り除き、また逆に息を吸いやすい状態を作り出し、さらに気を動かそうとしているのです。
まぁこれはあくまでも僕なりの考察です。
こんなことを考えながら模擬授業を楽しんでいる今日この頃です。
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こんばんは、松木です。
私事ですが、正月休みに映画を見たり、小説を読んだりしておりました。
映画や小説は、割と世代を超えて話が可能な題材ですので、仕事柄役に立つ事が多々ありますし、何より私はこれらの娯楽が非常に好きです。
映画や小説、漫画などもそうですが、同じ作品を鑑賞して、感想を言い合ったりするのは楽しいものですよね。
ところで、学校で講師をするようになって思うことですが、「学習効率が非常に悪い」タイプの方が時々いらっしゃいます。
勉強時間は非常に多いのにも関わらず、結果がなかなかついてこない方です。
こういった人に話を聞いてみると、たいていの人が、
「大切なところが分からないので、教科書を全部覚えるような勉強の仕方をしてる」と言っておられます。
教科書を見てみると、ほとんどすべてにアンダーラインがしてあったりします。
すべてにアンダーラインをするということは、全くアンダーラインをしていないのと同義です。
つまりは、学習効率の悪い人は、「情報を要約するのが苦手」である可能性が高いと思います。
教科書の中で重要な部分をピックアップ出来ないので、全部覚えるという行動を取らざるを得ないという事です。
当然そのような記憶の仕方には限界があるので、定期テストではそこそこの結果であっても、試験範囲の広いテストになると途端に成績が落ちます。
そして、話を冒頭に戻しますが、このようなタイプの人は、映画や小説や漫画などの感想を話すのがとても苦手な人が多いように思います。
「要約する」ということが苦手なため、「面白かった」と言うだけで、なにがどうだったから面白かったのかを伝えられないのです。
そこで、このような方が「情報を要約する」練習として、私は、映画や小説など、なにかの「感想を人に伝える」練習をお勧めしています。
映画や小説や漫画であれば、勉強をしているという堅苦しさもないでしょうし、楽しんで練習できるのではないかと思います。
また最近は、インターネットで他人のレビューを簡単に見ることが出来るので、それらも参考になると思います。
学習効率でお悩みの方は実践してみてはいかがでしょうか。
効果の「感想」を教えて頂きたいと思います。
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