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こんばんは、森岡です(^_^)
来週より、私が現在通っている東京衛生学園臨床教育専攻科のカリキュラムにおいて教育実習が始まります。
教職課程を経ていらっしゃる方なら一度は通る道です。
私は母校である学校法人花田学園において教育実習を行います。
教員になるためのウォーミングアップってやつですね。
教育実習が始まる前に、授業において”模擬授業”というものを約3カ月かけて集中的にやってきました。
この模擬授業はクラスメイトの前に出て、
”仮想教員”、”仮想生徒”
として実際と同じように授業をやるわけですが、そこは所詮クラスメイトです・・・(苦笑)
顔見知りなわけですから、既にしてそこには”受け入れ状態”が必然的にあり、
多少、授業が失敗しても笑って許されるレベルです。
しかし、教育実習となると、話は別。
初対面の生徒さん、もちろん向こうからしても初対面の実習生ですから、そこには大きな壁があります。
身構えてくる生徒さんとどのように打ち解けていけるか。
ポイントの一つに”笑い”があると思います。
東洋医学において”笑う”は「喜」という感情に分類されていて、その作用として、「気を緩ませる」という効果があります。
院長ブログ 「喜」について 参照
つまり、生徒さんも僕も初対面同士であれば一定、「気が張っている」状態でいるわけです。
この「気が張っている」状態では、入り込むための余地なんてあったもんじゃありません。
ピーンと張っているんですから。
そこに、一瞬の隙を作るにはピーンと張ったものを緩めてやればいいんです。
緩めるには笑わせることが手っ取り早いですよね。
これは、鍼灸治療の臨床においてもよく使います。
初診の患者さん、痛みが強く辛い患者さん、病気であることに悲観的になり塞ぎ込んでる患者さん、
それまで受けていた治療が全く効かず、疑心暗鬼になっている患者さん、などなど・・・
臨床において「張り詰めた状態」にはよく遭遇します。
皆さん、心も体もピーンと張り詰めてガチガチになっています。
こんな時の救世主が”笑い”だったりします。
どのように笑わせるかは、その時のタイミングやリズム、言葉のチョイスや患者さんの性格など
様々な要素が絡んできますから、一様には言えませんが、
”笑い”が出たことによって、張り詰めた空気が一変し、そっぽを向いていた患者さんがこっちを向いてくれることはよくあります。
しかし、笑いの方向性を間違えると、より張り詰めた状態にしてしまうという
二面性ももちろんありますが・・・(苦笑)
そして、緩めたところで一気に攻め込む。
緩めっぱなしじゃだめですから、最後に締めるところを締めて、生徒の心を鷲掴み!!
ってうまくいけばいいですけどねぇ・・・(笑)。
まぁとにかく、楽しんでやってきます!!
先生が楽しんでやってない授業ほど面白くないものはありませんから。。。
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こんばんは、樫山です(・∀・)。
先月末に北海道で起きたトンネル内列車火災。
焼け焦げた列車、黒くすすけた顔をした乗客の写真や映像を見ましたが、かなり衝撃的でした。
一人の犠牲者もださずにすんだということで、奇跡的な気がします。
今回の事故で運転士や車掌の対応が問題になっていました。
実際、JR北海道のマニュアル通りに行動していたそうですが、充満する煙に耐えられず、乗客の方々は自ら非常用ドアコックを開けて非難を始めました。
この乗客の方々の判断が少しでも遅れていたら大惨事になっていたかもしれません。
このニュースを見て、マニュアルというのはあくまで指針であって、どんな状況にも完璧に対応できるものなんて存在しないと思いました。
その現場の状況に応じ、臨機応変に最善の判断を下すことを優先すべきだと思います。
東日本大震災や福島原発事故の際にも同じようなことが言われていた気がします。
東洋医学に、『随機制宜』(ずいきせいぎ)という言葉があります。
その意味は‘’臨機に適宜に処理すること。治療にあたっては、疾病自体をみるだけではなく、自然界の季節や気候・地理環境・社会環境およびその人の体質、年齢などに注意をはらわなければならず、時に応じて、地に応じて、人に応じて適宜に処理しなければなれない‘’ということです。
この言葉の通り、我々が診る患者さんは、体調や天気、その日までの出来事などによって、毎回同じ状況と言うことはありません。
患者さんの変化は体表に現れ、その変化を我々は観察し、その日に一番適した治療をしなければなりません。
治療だけに限らず、日常においても、状況に応じて最善の判断、選択ができるようにしていきたいと思います。
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