東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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そろそろ冬至

 

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こんばんは。齋藤です。

 
 
 
12月も後半に差し掛かりました。
 
 
 
今年の冬至は12月22日という事で、気づけば明後日になります。
 
 
 
冬至とは、1年で1番昼の時間が短くなる日のことです。
 
 
 
東洋医学では、春から夏を「陽」、秋から冬を「陰」として考えます。
 
 
 
その為、冬至は「陰」がピークになる日で、「陰極まれば陽に転ずる」という言葉ある様に、冬至が過ぎると、少しずつ「陽」に向かっていきます。
 
 
 
そして、夏至で陽のピークを迎えるという形になります。
 
 
 
また、冬は中医学では、「閉蔵」といい、蔵を閉じて、閉じこもる季節と考えられています。
 
 
 
簡単に考えると、余分なエネルギー消費を防ぐという事だと思います。
 
 
 
動物も冬は冬眠しますよね。
 
 
 
今年は出てきていますが。汗
 
 
 
その為、早く寝て遅く起きること、運動などで発散しすぎないことが重要と考えられています。
 
 
 
今年は、異常気象の影響もあり、寒暖差も激しく、体調を崩されている人が多いように思えます。
 
 
 
忘年会のシーズン真っただ中ですが、暴飲暴食は控え、睡眠時間を確保し、身体を冷やさないようにし、体調管理に努め、良い年越しをしたいですね。

 

 

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こんばんは、永井です。

 

 

 

 

12月も半ばを過ぎましたが、日中は暖かい日も多く、嬉しいですね。

 

 

 

 

 

今回は嗅覚です。

 

 

 

 

 

鼻は呼吸の門戸であり嗅覚器官でもあります。

 

 

 

 

 

五臭を嗅ぎ分けることができます。

 

 

 

 

 

鼻は中でも特に肺と深く関わっています。

 

 

 

 

 

鼻は肺の官、肺は鼻に開竅します。

 

 

 

 

 

肺は気を主り、呼吸を司り、鼻に開竅します。

 

 

 

 

 

肺気が充足しており、肺機能が正常に機能することで、鼻孔は暢通し、呼吸は通利し嗅覚は鋭敏となり、香気臭を区別出来ます。

 

 

 

 

 

しかし、肺と鼻竅が通利していても、嗅覚が正常ではない場合は、心神失用、神気不使が考えられます。

 

 

 

 

 

というのも鼻は肺に属し、機能は心に属するためです。

 

 

 

 

 

五気は鼻から入り、心肺に貯蔵されます。心肺が病むと鼻はその都度通らなくなります。

 

 

 

 

 

嗅覚感知活動の本質は、鼻で感じた気、味の刺激を心に反映し、心神から作り出された香臭判断を認識するということです。

 

 

 

 

 

 

 

次回へ続きます。

 

 

 

 

 

参考文献

『中医心理学』 主編:王米渠

『基礎中医学』 編者:神戸中医学研究所

『中医病因病機学論』 主編:宋 鷺冰

『中医弁証論』    編著:柯 雪 帆

 

 

 

 

 

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