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こんばんは、森岡です(^_^)
今日は春一番が吹きましたね。
気温は20℃を越える所もあったそうで、4月下旬の”陽気”だったそうです。
そう、”陽気”なんですよね。
春は、冬という最も陰気が強い時期から、陽気が最も旺盛となる夏にかけての移行期に当たります。
つまり、陰気に変わって、陽気が一気に台頭してくるのです。
東洋医学において、春は六気の中でも
”風”
がつかさどるとされています。
六気については マイコプラズマ肺炎急増(その5) 参照
ですから、春一番という強風は、春到来の風物詩として今日まで広く一般的に知られているのです。
みなさんも知らぬ間に東洋医学の知識を使っているのです。
(知らないだけでこういうことってたくさんあります!!)
ちなみに春一番の定義は、
1.立春から春分までの期間で
2.日本海に低気圧があり
3.最大風速8メートル以上の南よりの風
のことだそうです。
上記の条件を最初に満たした日が、春一番となるらしいです。
また、春一番が吹くときは
”激しい気象現象”
が起こりやすいそうです。
これも、
陽気の性質
ということと、
変化の起こり始めという時期
を東洋医学的に考察すれば納得です。
しかし、昨年の春一番も今年とまったく同じ日だったらしいです。
四季の移ろいっていうのは非常に正確ですね~!!
面白いですねぇ、偶然なのか必然なのか・・・
一体どこの誰がコントロールしているんでしょ(笑)
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こんばんは、森岡です(^_^)
今日は学校で模擬授業がりました。
最近ちょくちょく模擬授業があります。
6月から教育実習が始まるので、その前の準備体操的な授業です。
自分が授業をやることはもちろん勉強になるのですが、他の人の授業を見聞きするのも非常に得るものが大きいです。
その模擬授業において、こんなことをよく目にしました。
それは、
”緊張すると、人は笑う”
これ、教育技法的にはNGです(笑)
でも、やっちゃいけないと思いつつも自然に出ちゃうんですね~。
なれない教壇に立ち、大勢の前で話す。
誰でも緊張するものです。
そうすると気付かないうちに笑いが出てしまう人が結構いました。
この現象はなぜ起こるのでしょうか?
まぁ単純に緊張をほぐそうとしているんでしょうね。
”笑う”という行為を東洋医学的にみれば「喜」という感情の範疇に入ります。
「喜」という感情は、
”気を緩める”
という作用があります。
院長ブログ 「喜」について 参照
ですから、極度の緊張で”張って停滞した気”を、一過性に「喜」という感情でもって緩和させている生理的な現象ということです。
それじゃあ、緊張している人はみんな笑うのか?
というと、そうとも限りません。
ではどんな人が笑ってしまうのでしょうか?
それは気の停滞している状況が、
”体の上部”
に起こっている人に多いような感じがします。
東洋医学では、体を大きく分けて縦に3分割し、
上から上焦(じょうしょう)・中焦(ちゅうしょう)・下焦(げしょう)とします。
緊張することで、この上焦における気の停滞が極度にきつくなっている人が笑ってしまうんじゃないかと思います。
なぜなら、緊張すると最も力が入るところは肩ですよね。
肩の位置は体の上にあるので上焦に当たります。
つまり緊張して肩に力が入る現象は、上焦での気の停滞が引き起こす現象の一つです。
ですから、緊張している人には「肩の力を抜きなよ」などと声をかけます。
「腰の力を抜きなよ」とか「足の力を抜きなよ」とは言いませんよね(笑)
つまり、笑うと肩の力が抜けるんです。
笑うことで上焦の気の停滞が緩み、肩の緊張がほぐれるのです。
また、笑うことで息を吐き出します。
息を吐き出すとやはり肩の力が抜けます。
深呼吸すると緊張が和らぐのは、息の出し入れにより上焦の気の停滞が取り除かれるからなんです。
ですから笑って息を出すことで、気の停滞を取り除き、また逆に息を吸いやすい状態を作り出し、さらに気を動かそうとしているのです。
まぁこれはあくまでも僕なりの考察です。
こんなことを考えながら模擬授業を楽しんでいる今日この頃です。
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