東洋医学 伝統鍼灸 清明院

お電話

03-6300-0763

10:00~21:00(完全予約制)

休診日:日曜(土曜、祝日の診療は18時迄)
〒151-0053東京都渋谷区代々木2-15-12クランツ南新宿601
初診・再診の御予約、予約の変更、
その他お問い合わせはこちら

Search Results for: 月

機能性ディスペプシアと鍼灸②

 

 

清明院では現在、求人募集しております。

募集内容の詳細はこちら

 

 

**********************************************************************************************
      にほんブログ村 健康ブログ 鍼灸(はり・きゅう)へ

  ↑↑↑        ↑↑↑
こちらを、1日1回クリックに是非ご協力下さい!<m(__)m>

クリックしていただくと、ランキングポイントが上がります!!
**********************************************************************************************

 

 

 
こんばんは、謝敷です
 
 
 
 
 
あっという間に10月に突入しましたね。
今年も残すところ3か月を切って、きっとこの勢いですぐに年末になってしまうのだろうと思います。
駆け足で過ぎてしまう毎日ですが、唯一無二の1日を、大切に意識したいと思います。
 
 
 
 
 
 
さて、前回は「機能性ディスペプシア」という疾患の概要について、ご紹介致しました。
今日は、診療ガイドラインでの鍼灸の記載についてご紹介致します。
 
 
 
 
ガイドラインでは、
FDの治療として、鍼灸療法は有用か?」という質問を挙げ、以下のような回答をしています。
 
 
 
 
 
・鍼治療は有用であるとの報告がある。
・灸治療については、検討が不十分であり、その効果は不明である。  
 
 
 
 
 
解説では、2014年のCochranレビューや、
同年に24件の研究をまとめたメタアナリシス、
2017年に22件の中国の報告をまとめたメタアナリシスの結果を紹介しています。
 
 
 
 
 
Cochranでは7件(542名)の研究結果から、
薬物治療との比較においては、FDの頻度や症状の程度に有意な効果の差は認められなかったが、
偽鍼との比較では、有意に症状や不安度を改善する可能性があること、
しかしエビデンスレベルは低く、有効性や安全性については、
依然として不明であることを紹介しています。
 
 
 
 
 
24件の報告をまとめたメタアナリシスならびに
22件の報告をまとめたメタアナリシスでは、
共に、薬物治療と比較しても、鍼治療は有意な効果を示したと報告しています。
 
 
 
 
 
 
いずれもエビデンスレベルの低さや、限定的なエビデンスであること等が指摘されていますが、
200名以上の症例を対象とした研究でも、偽鍼治療と比較した際、
食後愁訴症候群の症状を有意に改善したことが報告されていること等から、
診療ガイドラインにおいては、「有用であるとの報告がある」と記載されているようです。
 
 
 
 
 
 
灸については、3件の研究をまとめたメタアナリシスを紹介し、
有効性が示されていなかったとの報告が記載されていますが、
いずれも中国からの報告が主で、詳細は不明としています。
 
 
 
 
 
現時点で、PubMedにてFDと鍼灸を検索してみると、2014年以降、142件の論文が公表されています。
折角ですので、次回は現在のガイドラインで紹介されている論文以降の研究成果をいくつか見てみたいと思います。
 
 
 
 
 
 
(参考資料)
・日本消化器学会「機能性消化管疾患診療ガイドライン2021―機能性ディスペプシア」(改訂第2版)
https://www.jsge.or.jp/committees/guideline/guideline/pdf/fd2021r_.pdf
 
 
 
 
 
 

読者の皆様、1日1回、こちらをそれぞれ1クリックお願いします!!

 

 

   にほんブログ村 健康ブログ 鍼灸(はり・きゅう)へ

 

 

「エキテン」清明院サイト

 

 

清明院オフィシャルホームページ(PC)

 

清明院院長のブログ 「最高の鍼灸の機能性

寒露

 

 

清明院では現在、求人募集しております。

募集内容の詳細はこちら

 

 

**********************************************************************************************
      にほんブログ村 健康ブログ 鍼灸(はり・きゅう)へ

  ↑↑↑        ↑↑↑
こちらを、1日1回クリックに是非ご協力下さい!<m(__)m>

クリックしていただくと、ランキングポイントが上がります!!
**********************************************************************************************

 

 

こんばんは、永井です。

 

 

10月に入り、朝目覚めると寒さを感じます。体調を崩さないよう、気を付けたいと思います。

 

 

さて、二十四節季では、10月8日頃に寒露を迎えます。

 

 

寒露とは、草木に冷たい露が宿り、寒さを感じる頃を意味します。
朝晩は冷え込み、昼間は秋晴れが続く時期です。

 

 

本日は、秋の生活の養生をご紹介します。

 

 

 

『黄帝内経素問 四気調神大論』では、秋は収斂の季節と書かれています。

 

 

 

秋は、穀物、果実など農作物が成熟し、収穫され、大地には強い風が吹く時期です。

 

 

 

収斂の気の養生法は、早寝早起きをすることです。早寝早起きは心を安らかにし、陽気をひそめ、天地の粛殺した気の影響を和らげてくれます。

 

 

 

これに逆らうと、秋の五臓である肺が傷られ、風邪をひいたり、喘息を発症したりします。

また、冬に下痢がちとなります。

 

 

 

早寝早起きを心がけ、秋の乾燥と冷えに気を付けて過ごしていきたいですね。

 

 

 

次回へ続きます。

 

 

 

参考文献

『四季の健康法』 主編:橋本浩一

『内経気象学入門』 著者: 橋本浩一

『臓腑経絡学』 監修:藤本蓮風

 

 

 

 

読者の皆様、1日1回、こちらをそれぞれ1クリックお願いします!!

 

 

 

 

 

   にほんブログ村 健康ブログ 鍼灸(はり・きゅう)へ

 

 

 

 

 

 

「エキテン」清明院サイト

 

 

 

 

清明院オフィシャルホームページ(PC)

 

 

 

 

清明院院長のブログ 「最高の鍼灸の追求」

 

RSSリーダーで購読する

ブログ内検索
おすすめ記事一覧
カテゴリー
最近の投稿
アーカイブ