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こんばんは、坂口です。
最近一段と暑くなり、もう直ぐ来る梅雨を越えれば、いよいよ暑さの本番、夏が来ます。
そして昨日、5月20日は二十四節気では小満(しょうまん)になります。
小満とは『万物盈満すれば草木枝葉繁る』(暦便覧より)とあります。
陽気が良くなり、草木などの生物が次第に成長し、生い茂るという意味です。
また農耕が主な時代には、秋にまいた麦が丁度穂をつける時期でもあります。
穂が出始め、その事に少し安心、満足した事から小満と言われるようになったという説もあります。
今年の小満は5月20日~6月5日までの間です。
小満が終われば次は芒種。
本格的な梅雨入り前に訪れます。
梅雨で体が重怠くなるなど、体に不調が現れる前に清明院の治療を受けて調子を整えましょう♪
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こんばんは。二神です。(^ー^)v
今日は昨日とは打って変わっての晴天で、往診日よりでした。
こんな気持ちいい毎日が続くと嬉しいかぎりですが、
先日、沖縄では早くも梅雨入りを発表したそうです。
ぼーっとしていると、月日はあっという間に経ち、東京でも梅雨入して
しまうかもしれないので、それまでにしっかり準備をして
体調を整えておくことをお勧めします。
さて、長時間の正座などを行った後に起こるあの痺れという独特の嫌な感覚。
これは誰しもが一度は経験したことがあるのではないでしょうか。
私も小中学生ぐらいの時は正座を長時間行っても、全然堪えることは
なかったのですが、今では正座をして5分も持たないうちに足が痺れてしまいます。
この痺れは糖尿病や、末梢神経障害、末梢閉塞性動脈硬化症など
様々な疾患に付きまといます。
実際に患者さんの中でも、痺れがあるために、歩く際の感覚が鈍く
ふらつきやすくなったり、転倒しやすくなるため、日常生活の中に痺れが
あるかないかでは、生活の質が大きく変わってくるように思います。
今回は、その痺れのメカニズムが研究の結果、判明したとのことなので、
簡単にご紹介しておこうと思います。
研究の内容としては、マウスを使い実験を行い、マウスの片方の後ろ足を
タコ糸で縛り、一度血流を止め、
その後、タコ糸を切ることで、血流を再開させて痺れを模します。
要は人で言う長時間の正座の後に立ち上がった時の状態を作るわけです。
そうすると、血流を再開させたほうの足の裏を激しく舐める行動が見られました。
この現象を、人でいう足にビリビリと強い痛みが走る感覚と似た現象と考えます。
血流が一定時間止まった状態の後に、血流が再開すると、大量の活性酸素と
呼ばれる物質が発生し、体にダメージを与えたり、痛みを引き起こしたり
する物質が発生することは知られています。
今回の研究ではそれに加えて、感覚神経でこの活性酸素の存在を検知する
センサーの役割をしている、transient receptor potential ankyrin 1(TRPA1) に
着目し研究を行い、
その結果、血流再開後に生じる足を舐めるような強い痺れは、
活性酸素を消失させる薬や、TRPA1阻害薬、またはTRPA1遺伝子を
無くすことにより弱まることがわかり、血流再開後に活性酸素が感覚神経の
TRPA1を刺激してしまうことにより強い痺れが発生するということが分かったそうです。
要は、血流低下が低酸素によるTRPA1を過敏にさせて、さらに血流再開により
発生する活性酸素がTRPA1を強く活性化させることにより痛み、
痺れの情報が脳に伝わるとのことでした。
今後はこれを踏まえて研究を重ね、実際に高い治療薬を見いだせる
評価系の確立を目指すそうです。
私も、あの痺れの独特な感覚は苦手でよく苦しむことがあるので、
今後の研究の成果が楽しみです。
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