東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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見えない部分。

 


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こんばんは。二神です。(^ー^)v

 

 

7月末だというのに、関東ではまだ梅雨明けが発表されておりません。

 

 

ここ数日も雨が降ったり止んだりで安定しない天候が続いております。

 

 

こういう時期は体調も崩しやすいため、皆さんも体調管理には十分に気を付けてください。

 

 

さて、学生の皆さんはもう夏休みに入りましたね。

 

 

最近、ある患者さんのお宅に往診で伺った際に、普段家にいないお孫さんがいた為、

 

 

世間ではもう夏休みなのかと、そこで実感しました。

 

 

よく考えてみると、確かに最近はバイクで往診していても普段いるはずの学生の姿がないですし、

 

 

テレビでも夏休みの企画物が多く放送されています。

 

 

今振り返って考えてみると、学生の時の夏休みは、とても無駄に過ごしていたなと

 

 

反省してしまいます。

 

 

今、あの長い夏休みがあればどれだけ有効かつ効率的に物事が進められるのだろうと

 

 

考えると時間を少しでも分けて欲しいと正直感じてしまいます。

 

 

ただ、そんなことを言っても時間は戻ってこないですし、時間がないからこそ、

 

 

どうやったら物事を効率よくかつ効果的に行えるかを、

 

 

考えて行動に移せている面もあると思うので、それはそれで良しとしないと

 

 

いけないような気はします。

 

 

今ある状況の中で、自分のやれることをしっかりやるだけですね。

 

 

さて、往診に伺うというのは実際にその人の自宅に上がらせて頂くわけで、

 

 

患者さんの生活環境が鮮明にわかります。

 

 

その人がどんな環境でどのような生活を行っているかは、私たちが患者さんの

 

 

身体の状態を的確に把握する上で、非常に重要なような気がします。

 

 

ただ、その中でいろいろと話を伺いながら、その人の日常をより明確に想像するわけですが、

 

 

今回のようにお孫さんが家にいる状況など、いつもと違った環境を実際にその場で

 

 

体感すると、話だけでは想像できなかったことが意外と見えてくることもあります。

 

 

実際に、お孫さんの面倒を見ている姿を見たり、家事、炊事を行っている姿を見ることで

 

 

私が往診に来ている時間以外は、結構なストレスと肉体的疲労が

 

 

あるんじゃないかと感じ、想像と実際に患者さんが置かれている状況には

 

 

差があることもあるんだと実感しました。

 

 

そんな見えない部分の情報は、患者さんの身体の状態に大きく関わっていることもあると思います。

 

 

実際に患者さんのお宅にお伺いし、お話を伺い、施術者がその患者の生活状況を想像し

 

 

どこまで汲み取れるかも施術者の力量として非常に重要だと感じました。

 

 

私も、患者さんの置かれている生活環境の背景まで想像でき汲み取れるように注意し、

 

 

その上で患者さん要望に応えられるようにしていきたいと思います。

 

 

 

 

 

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夏の土用

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こんばんは、坂口です。

 

 

 

往診の移動中蝉が鳴いているのを聞いて、夏らしさを感じてきました。

 

 

 

そして今週の19日から夏の土用に入りました。

 

 

 

土用とは四立(立夏、立秋、立冬、立春)の直前約18日間の期間の事です。

 

 

 

その中で夏の土用を土用と指す事が多く、夏の土用が1年間の中で最も暑い時期とされています。

 

 

 

江戸時代にはこの時期に柿の葉などの薬草を入れたお風呂に入ったり(丑湯)、お灸(土用灸)をすえたりして夏バテ予防をしていたと言われています。

 

 

 

また土用の丑の日には鰻を食べる習慣があります。

※今年の土用の丑の日は7月30日です。

 

 

 

これも諸説あるようですが有名な説が平賀源内という本草学者によるものです。

 

 

 

これは鰻屋が夏の時期に売れない事を平賀源内に相談したところ、店頭に丑の日という張り紙を張る事を勧めたそうです。

 

 

 

丑の日に「う」の字がつく物を食べると夏バテしないという風習があったとされ、鰻が土用の丑の日に食べられるようになったとされています。

 

 

 

実際鰻にはビタミンA、Bが豊富に含まれている為夏バテや食欲減退を防止する効果が期待出来ます。

 

 

 

東洋医学的な効能には補虚益血という作用があり、気血を滋養してくれる効果があり、夏に鰻を食べる事は理にかなっています。

 

 

 

鰻を食べて夏を乗り越えましょう。

 

 

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